義月粧子さんのレビュー一覧

駆け引きはバーにて 小説

義月粧子  サマミヤアカザ 

健気にも程がある

元彼が忘れられない経営者×健気なバーテンダーの話です。
表題作と続編の2本が収録されています。

「駆け引きはバーにて」
水嶋(受け)の目線で進んでいきます。
水嶋は高校時代の片思い相手の後輩・設楽(攻め)に請われてバーテンダーとして店を手伝うことになります。相手の弱味につけこむ形でセフレになるも、設楽が別れた恋人・鳴瀬を高校時代からずっと好きでいると思い知らされる日々に疲れます。好きだ…

4

仕事とエロと、ときどき感傷 小説

義月粧子  御景椿 

何故か気になる一冊ですが…

再読です。本の整理中何故か気になって…
私の中で、評価が悩むな〜と思った作品No.1です(笑)

冴(受)の元カレの太田が、今付き合っている相手の馨が、前カレの冴との事を気にしていて、冴自身の口から未練が無い事を説明してほしいと、何とも人を馬鹿にした様な場面から始まります。

とにかく、出て来る登場人物1人たりとも好印象の人がいません(笑)

冴もはじめのうちは、もっとさっぱりした性…

5

新人捜査官の受難 ~夜は別任務 小説

義月粧子  海老原由里 

タイトルに反して中身は…

この、夜は別任務というネーミング、見ようによってはちょっと面白いかも…と思っていたら予想に反して中身はかなりシリアスでした。
このタイトルからして、二人が仕事でもプライベートでも最初からバディ的な関係にあるみたいに思えますが、そんなこともなく…。

今の日本とちょっと非なる設定で、武装した犯罪組織が増えたため、警察とは別の重大犯罪捜査局なるものが存在し、そこに主人公の静音が新人捜査官として赴…

1

甘い絶望の夜を捧げて 小説

義月粧子  梨とりこ 

超絶健気受けはドM

ああ、読み終わってみればやはりの超絶健気受け。

ヤクザの家に生まれながら、反発して家を出て、会社を興した隆俊。一方、小さい頃は幼なじみに近かったが、次第に隆俊の部下として絶対的な服従を強いられてきた一葉。一葉は隆俊の起業時に誘われたが断ってヤクザとして組に残った。それ以降二人は疎遠だったが、親分の病気で再び隆俊の警護を命じられ、接近することになる。

この受けの一葉は、頭脳も抜群、戦闘の…

3

捜査官は愛を語らない 小説

義月粧子  朝南かつみ 

この気持ちをどうすれば…

残念感いっぱいです(>_<)
職業設定も人物も好みではあったのに…

受も攻も好きになれずぜんぜん萌えられませんでした。
ストーリー的にも、後半急にいろいと展開し過ぎな感じで、面白みが半減してしまいました。

架空の捜査機関やサイキックという設定はすごく良かったんだけどなぁ。
受の攻に惹かれていく過程がなんかしっくりこなくて、攻のビッチ感にもやもやしてしまっいました。

1

加速する視線 小説

義月粧子  有馬かつみ 

恋に臆病な2カップルの話

表題作とスピンオフの中編2本の2カップルの話と、その後日談の3作品が収録されています。

「加速する視線」江崎×森中
森中は、高校時代に憧れていた江崎と街中で再会する。社交辞令だと思っていたのに、江崎は森中を食事に誘ったり友人として付き合おうとする。だが、江崎がトモヤとキスをするのを見たり、女性と交際しているのを知るのが森中は、距離を置こうとして…。

最初は対抗心を持っていたトモヤが、…

2

逃げ惑う従順な獲物 小説

義月粧子  桂小町 

ちょっとイラッとしました

義月さんの作品らしく、攻めがひどく受けがいじめられる話でした。
精神的なSM入ってました。
攻めがかなりひどいのに受けが攻めに魅了されて何でも許してしまう感じがイラッとしました。
攻めが受けのことを好きなのかも何とも曖昧で、もやっとしましたね。
続編とかがあってだんだんメロメロになるとかならいいんですけどね・・・
攻めザマァ的な感じだったらもっとすっきりしたんですが。
中立と萌で悩みま…

7

報われない恋の代償 小説

義月粧子  小路龍流 

人は化けますね。

冒頭を読んで龍二がはだけたシャツの人かなって思ってました。
後ろの人が紳士っぽく見えたので。

蓉子さんが良い人で、龍二が死ぬかもしれない怪我をした時に蓉子さんが龍二を思って怒るシーンにちょっと感動した。

高校中退で社長になっちゃうんですから凄いです。
セックスより喧嘩に飢えてた龍二がそんな簡単に変わるのはな……とも思うけどね。

葭也が喘ぎ声を我慢して龍二に声出せと言われイヤイ…

1

彼と彼氏の不適切な関係 代議士秘書と大学准教授の場合 小説

義月粧子  立石涼 

受けが良い

受け 夕那の性格が立石涼先生のイラストから想像するに准教授だし、おしとやかな性格かなって思っていたけど強気でツンっぽいのが良かった。
攻め 芦原に女王様って言われて、誰がって返すシーンににやけた。

芦原も言っていたけど、これはギャップ萌えってやつです。

喧嘩あとの再会は芦原の誘いをはね除けてほしかったかも。
二度と面見せんなと怒っておきながら誘われたら乗っちゃうのね。

義員…

1

リーガル・アクション 小説

義月粧子  有馬かつみ 

7人の美形弁護士

シリーズものだとわかっていたのですが、単独でも読めそう…と判断し中でも一番好みそうなカップルのものを手にとりましたが、思い切り読む順番を間違えました^^;
表題作は単独でも読めますが、後半の半分は別の作品の2人のその後らしく、表題作だけがすごく好みだから読みたい!てわけでなければ順番に読むほうがいいかもしれません。

サンフランシスコにある弁護士事務所。そこに所属するメンバー7人は皆、美形で…

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