total review:286906today:13
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
21/21(合計:205件)
杉原理生 亀井高秀
むつこ
杉原理生さんの小説は、文章が大好きなので、もうそれだけで、どんなストーリーでもどんなキャラでも、うっとりと、海の中でプカプカたゆたっているような気持ちで読むことができます。稀有な才能だなと思います。 義兄弟モノで再会モノです。 主人公は翻訳家の兄。 両親の結婚によって義理の兄弟となり、離婚によって離ればなれになった義理の弟と、10年ぶりに再会します。 かつて自分より小さかった弟は、立派な青年に成…
うえお
鷲尾孝之(出版社編集部勤務 実家はいくつもの会社を経営)×名瀬圭一(フリーの翻訳者 ゲイ 母親が孝之の父と再婚し一度義兄となるも、両親は再度離婚) 圭一は仕事の納品先の翻訳事務所で元・義弟の孝之に十年振りに再会します。親の結婚により一度は義兄弟になる二人ですが、両親の離婚により圭一と母親が鷲尾の家を出てからは、二度と孝之に連絡を取ることはありませんでした。再会後親交を深めていく二人でしたが、…
ひさき
楽しみだった新刊!! 杉原さんにしては珍しく年下攻め。 連れ子同士の親の再婚で義兄弟になった二人が10年ぶりに再会する話~ お互いのことが好きすぎて好きすぎておかしくなってますねーこの兄弟は!! 束縛というか依存度が半端ないです。笑 受けは相変わらずあれこれ悩んでネガティブちゃん… 杉原さんの文章好きだけど、今回はまだるっこしさいつもの三割増し、って感じでしたーwww
松前侑里 亀井高秀
mimu
前作の攻めの同僚であり、受けの夕貴(ゆうき)とつきあっていたのに二人のために身を引いた可哀相な千葉のお話。 前作があんまり好きじゃなくて(笑)、カップルに文句をたれた感想を書いたんですが、千葉は本当にいい人で、千葉にはたっぷり同情していました。 その千葉の話ですが、お話は今回の方がずっと好きでした。 千葉と、お相手となる玲が出会い、その日のうちに同居することになってしまう冒頭はちょっと都合良…
坂井朱生 亀井高秀
攻の春親は、「カラフルに秘密をつめて」の、大変感情の起伏幅の狭い受・広哉の弟です。 幼い頃は病弱だった兄に代わって両親の過大な期待の重圧を一身に受け続けた末に爆発して家を飛び出し、兄に八つ当たりをしようと画策した結果、兄と恋人を結びつけるきっかけを作った人(笑) アルバイト三昧の生活を送り、空いた時間は年上の落ち着いた恋人に癒されて、また飛び出していく。しかし恋人を省みないその甘えに愛想を尽か…