雁須磨子さんのレビュー一覧

うそつきあくま 上 コミック

雁須磨子 

とでも好き

顔須先生初読みです。上巻のみの感想です。
絵、キャラの顔立ち、表情、アングルとかとても好み。

漫画家同士の話も好きです。
仕事のことや他愛ないやりとりをしながら2人の関係がわかってくるのがおもしろい。

好きなところをいくつか
事後、宇郷に呼ばれた余利の裸足の右足のアップのコマ。つま先立ちで宇郷のもとへ向かう気持ちが出ているなと痺れました。背景が黒いのが余利の複雑な心境の表現ですよ…

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どう考えても死んでいる コミック

雁須磨子 

ちょっとだけオカルチック

ちょっとドキッとするタイトルですが、作家さんがずっと描いてみたかったという幽霊ものでした。

ゲイのカップル(攻めさんはノンケかもしれない)。攻めが死んで、でも幽霊としてまだ成仏してないみたい、というところからお話が始まります。
何やら自分を呼び出そうとしているらしい彼氏。その彼氏が依頼したあやしい降霊師。お話はいったいどこへ行くのか?

雁さんだけに、善人悪人がはっきりしない人間くさい…

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オロチの恋 2 コミック

雁須磨子 

心の底からBLにはまって良かったと思った

※1巻、2巻まとめてのレビューです。

野口くんをはじめ登場人物全員じわる。言うまでもなくメインのオロチ(木羽)と田之崎先輩の会話も身悶えするくらいにくる。

会話が神すぎて一言も読み逃したくないので結果的に読むのにめちゃくちゃ時間かかりました。

2巻で急展開があります。

えーーー!!いま、ここでぇ!?

このタイミングでぇぇ!?

ってかベタすぎん!?

もう既…

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どう考えても死んでいる コミック

雁須磨子 

それでいいのか?

 死んでしまった恋人をあの手この手で蘇らせようとする翼の行動力や、本当に恋人が憑依しているのかどうかも定かではない霊媒師とセックスすることすら躊躇わない情熱はとても面白かったです。ただ、読み進めるにつれ霊媒師達の存在感が増してカオスな展開になっていき、晋太郎と翼のやりとりに萌える余地がほとんどありませんでした。訳も分からぬうちに結末を迎えた……、というのが正直な感想。大した寝取られ展開もなく結末も…

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うそつきあくま 下 コミック

雁須磨子 

どうしても受け入れられなかったこと

※上下巻通しての感想です

漫画家×漫画家のリアル風な曖昧関係。若干心に突き刺さる心理描写がジンときたり悲しかったり…。タイトルはどっちのことなのかな?

【漫画家・宇郷の元アシスタントから売れっ子漫画家になった余利。宇郷とはアシスタント時代に関係があり、今もときどきそういう関係を持っている。曖昧で煮え切らない関係にモヤモヤする余利だが、宇郷のことを嫌いにもなれず…】

とにかくキャラ…

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うそつきあくま 下 コミック

雁須磨子 

めんどくさい人たち

上下巻読み終わった感想です。
ずっと気になっていた表紙と評価の高さで購入しました。
下巻の途中までずっと面倒くさと思いながら読みました。
でも、最後はストンと心に収まったので頑張って読了して良かったです。

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どう考えても死んでいる コミック

雁須磨子 

不思議な作品

Kindle unlimitedで読みました。
あらすじを読んで察した通り、全体的に不思議な作品でした。物語の導入からとにかく謎!何も分からないというところからスタートするので、最初は謎解き感覚で読むことになります。後半はちょっと駆け足すぎるかなと思ったのですが、謎が解けていくと「なるほど~」となりましたね。展開としてはとても面白かったです。特に私がすごく良かったなと思うシーンは、二人のなれそめ…

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うそつきあくま 下 コミック

雁須磨子 

斜め上の

予想の斜め上をいく展開で上巻の宇郷とは随分印象が変わり、そしてまた余利の本心を知って彼への印象も変わりました。
想像していなかった方向へ進んだことでさらに引き込まれて、最後まで夢中で読み進めた下巻でした。

余利は宇郷に流されるままに受け入れて、振り回されているのだと思っていたけれど
何度同じことを繰り返しても結局宇郷から離れることが出来ないくらい、宇郷に対する強い想いがあったのですね。

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うそつきあくま 上 コミック

雁須磨子 

交わらないふたり

捻くれていて強引で、そして自分勝手な宇郷と
そんな彼に振り回され、いつも流されてしまう余利。
…という、漫画家同士のお話でした。

最初は宇郷の身勝手な言動が理解できなかったし、こんな奴に流される余利もどうかしているんじゃないかと思ったのだけど。
読み進めると、自分の気持ちが相手に伝わらないくらいにめんどくさい性格から
宇郷の人間らしさが感じられて、それがなんだかクセになり、不思議な魅…

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うそつきあくま 下 コミック

雁須磨子 

下巻のハラハラがすごかった

上巻の終わりで余利に愛想つかされちゃった宇郷。
下巻で関係が回復していくんだろうな〜なんて呑気な予想を遥かに超えた展開に、ページを捲る手が早まるばかりでした。

特に宇郷がどんどん痩せていき、余利に依存していく展開にはハラハラが止まりませんでした。
そんな宇郷をおかしいとは気付きつつ、やっと自分のものになったみたいな気持ちになるのも凄く共感できるような、人間の業を見たような複雑な気持ちにさ…

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