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岩本薫 蓮川愛
むつこ
俺様攻めのヘタレ化にニヤニヤさせられました。 苦手な外国人攻めなのに可愛いと思わせてもらったのも、ポイント高し。 かの名作『ロッセリーニの息子』のスピンオフ作品ですが、読んでなくても内容を把握するのに問題はないです。 BLの王道的シチュエーションがいろいろ詰まってます。 攻めが傲岸不遜な俺様でヘタレ化することもそうですが、再会モノであることや、年の差モノであることや、あしながおじさんモノであるこ…
岩本薫 Lee
しっかりお仕事してる、リーマン二人の再会ラブです。 切なくて面白かったー。 やっぱリーマンものは、こうじゃなきゃいけませんねー。しっかり仕事してるからホッとしましたよw 岩本薫さんは、癖の少ない文体と安定した文章力を持っている作家さんで、そういう部分にもホッとします。 オフィスでの軽いラブシーンはあるんですが、ストーリー上「ここしかない!」という必要不可欠な場面でのキスです。切羽詰まった感情の発…
岩本薫 如月弘鷹
ひよこ
生徒×教師で10才差。相手は発情する一族なので、特殊です。 不登校の生徒を訪ねた副担任が「いい匂いがする」といきなりヤられ、という体から始まる関係。最初はムリヤリで一方的で、秘密を知られた攻がばらされないよう見張るために毎日押しかけてたのが、その秘密を受け止めてくれる存在になる受に懐いて。ただいまやおやすみのキスとかしてるくせに、引き離されるまでお互いに自分の気持ちに気付いてないんですよ。ただの…
岩本薫 不破慎理
小説6冊のうち半分以上を占めるカップル、久家×益永が好きです。年下のわがまま王子×クールビューティ眼鏡受。これだけでも好物なのに、久家の甘え方がすっごくツボで、台詞のひとつひとつに身悶え。プロポーズ、こっちまで緊張した!! 俺様で駄々こねて時々犬でエロくて、最後には恋人を包みこむができる男になって。乙女の理想の王子様だと思うのです。女たらしの遊び人だったのに生まれ変わって、恋人を何よりも大切にする…
羊
ネタバレ
このシリーズ、いつもなら一番好みっぽい長男編「略奪者」がなんでかなぜだかどーもね、なかんじで・・・攻めのレオさまがイマイチ俺様じゃなくて、萌え足りず。 今回の次男編、「捕獲者」の攻め様、エドゥアールはマフィアじゃないし、次男編「守護者」の攻め様・マクシミリアンに厳しくてクールなキャラは 取られちゃってるし、 女優の息子で美麗でビジネスマンという設定・・・・ ついついAG「追憶の獅子」の…
岩本薫 蔵王大志
ヒオリク
オフィスラブものの面白い点は恋愛と仕事が絡み合うことでしょう。 仕事が広告代理店という舞台にあってその内容はフィクションとはいえ現実的でその業界で働くことの面白さなんてのも恋愛抜きにキャラをとおして伝わってくるよい物語です。 受けの有栖は、仕事もがんばる、まっすぐタイプ、プライド高いカワイコちゃんです。さながらドーベルマン(世羅)に小さいながらも刃向かっていく 小型犬のような・・・ 恋愛だ…
菊乃
ロッセリーニ家シリーズの最新作は いままでのシリーズの美味しい所をてんこ盛りにしたような1冊で このシリーズのファンとしては大・大・大満足でした! 前半は、略奪者、守護者、捕獲者それぞれのカップルの後日談的な内容で どれも短めのお話ながら それぞれのキャラの性格が際立っていて 彼らの過去の紆余曲折を思い出しつつニヤニヤしながら読みましたw 後半の「共犯者」は それぞれのカッ…
かにゃこ
読んでいる間は、ずっと乙女心がきゅんきゅんv 1400円分以上のロマンチックがてんこもりですvvv ロッセリーニというシチリアマフィア一族の 3兄弟の恋のお話なのですが いままでに・・・ 「略奪者」「守護者」「捕獲者」と 3兄弟それぞれのお話が一冊ずつに紡がれて 今回の「共犯者」では、その後の3兄弟のお話が一冊にまとめてちりばめられてます。 根本的には、シンデレラストーリー…
tyanpon
私はどうやら岩本薫さんの小説が好きみたいです。 表紙も素敵、設定もマフィアとヤクザでずっと買いたかった作品でした。 が、読んでみたら一度読んだ事あったー!どこで読んだのか・・・でも萌えました。 ヤクザの家系であるアキラを卑怯な手で自分の物にしようとしてるところを助け出したのが ロッセリーニ一族長男のレオナルドでした。 最初は冷たい印象でしたが、徐々にレオが見せる顔、レオが見せる自…
葡萄瓜
2004年にビーボーイノベルズとして刊行された作品の文庫化です。 会社の吸収合併や社内の軋轢などを描く物語の背景は皮肉にも この一冊に時事性と再びの新鮮さを与えた、と評者は感じます。 さて、この一冊を読み通す時に一つ必要不可欠なものがあります。 それは受に対する惜しみない慈愛のまなざしです。正直この受を いかなる状況下でも愛する事が出来ないと物語を読み進める事に 挫折します。 評…