岩本薫さんのレビュー一覧

艶情 王者の呼び声 小説

岩本薫  北上れん 

産めなくてもいいって言って

人狼一族とその「つがい」たちが激しく互いを求めあう「発情」シリーズ。立派に主役を張れるくらいに次世代が育ったので、いよいよ本格的に再始動です。世代をまたぎ、国境を越え、なにやら壮大な大河ロマンの様相を呈してきましたっ!!

 今回の主人公は、神宮寺迅人が産んだ双子の片割れ、峻仁クン(16歳)。お相手は英国の名門人狼一族・ゴスフォード家の当主アーサー(37歳)。滅亡の危機に瀕した一族を救うため…

10

YEBISUセレブリティーズ(3) (新装版) 小説

岩本薫  不破慎理 

101回目の…?

表紙が豪華!オールスターズです。
こんなハイスペックばっかりの集団、世の中にいるのかな(笑)

さて、2巻では東城が冷たくアルベルトを拒否するところで終わりました。
それでも諦めきれないアルベルト。
もう一度、話をする。
そう決意して店へ向かうも、そこに東城の姿はなかった。
聞けば夏休みを取っているらしく、一週間も留守にするという。
一体どこにいるのか、アルベルトはオーナーである大…

1

YEBISUセレブリティーズ(2) (新装版) 小説

岩本薫  不破慎理 

キザな外国人×儚げ美人

今回の主役はカフェ『LOTUS』のチーフギャルソン、ストイックで儚げ、アイスドールと呼ばれている東城と、口を開けばキザな台詞を臆面もなく告げる情熱的なイタリアの伊達男、アルベルトです。

世界的なインテリア・メーカー『LABO』の日本支社長であるアルベルトは、東城に一目惚れをした。
東城に思いを寄せてからかれこれ2年以上。
顔を合わせれば情熱的に口説き、思いを伝えるも全戦全敗。その記録はも…

1

YEBISUセレブリティーズ(1) (新装版) 小説

岩本薫  不破慎理 

俺様年下×強気意地っ張り

萌え属性がめいっぱいつまったこのカップル。
萌え要素もたくさんあります。

舞台はとあるデザイン・オフィス。
そこに席を置くのは、これでもかというほどクオリティの高い男ばかり。
今回の主役はやや潔癖症の生真面目くん。クールビューティーの名が相応しい美貌を兼ね備えた益永和実と、自信満々、不遜で俺様、きらびやかな雰囲気の年下くんである久家有志の二人。

同じ職場である久家を、和実は毛嫌い…

2

艶情 王者の呼び声 小説

岩本薫  北上れん 

前編としての仕掛けはお見事

大好きなシリーズの新章が主役を双子の息子に据えて戻ってきました。
双子の弟:峻仁(タカ)が【蜜情】に出てきた英国ゴスフォード一族にさらわれます。

17年前、【蜜情】で神宮寺家と交わした誓約は一族の長:オズワルドの死とともに葬られ、あらたに長(アルファ)となったアーサーの判断のもと一族の絶滅回避のため日本へ向かい、まんまと『イヴ=タカ』を拉致し種付けをします。

このシリーズの大きな縦糸…

9

絶体×絶命 小説

岩本薫  宮城とおこ 

なんか不思議だったw

見た目ダサダサな受けが変身して本当は美少年だった!
という設定は美味しいですよね~と思い、手に取りました・・・が!
なんだか様子が違います(;´Д`)

まずは攻め様ですが高校生にして不自由のない裕福な生活をして
ひとしきり人生に飽き飽きしていたところに
友達からのカケで、男を引っ掛けることに参加します
本当に最低な攻め様ですwww

受け様は見た目ダサダサの真面目ちゃんですが

1

艶情 王者の呼び声 小説

岩本薫  北上れん 

不憫萌え

受け様は高校一年生。峻仁。攻め様は37歳のイギリス人アーサー。
受け様も攻め様も人間なんだけれど狼に変身することができる人狼の一族。

日本の普通の人間の社会の中で自分を抑えながらも、少し特殊でも大切な家族の中で平穏な毎日を過ごしていた峻仁。
まだ恋も知らず。いつか出逢う「つがい」の相手が気になってはいても全く思い描けず。人狼であるが故の高い能力を持て余して憂鬱になったり。
心も身体も未…

4

艶情 王者の呼び声 小説

岩本薫  北上れん 

しゅみじゃないだけで、この作品が低評価なわけじゃないです。

思いっきりネタバレしてます。
なので気になる方は読まないで下さい。

岩本さんは作家買い作家さんです。
このシリーズが大好きで、この作品が発売されるのを数日前から過去作を読んで復習して待っていました。
すごい期待していました。
しかし今回は私の精神状態と、この作品が合わなく「しゅみじゃない」としか付けられなかったのです。ちょうど犯罪事件の手記を読んでドーンとなっているところに、岩本さん…

13

艶情 王者の呼び声 小説

岩本薫  北上れん 

17年待っての・・・

作家さん買いでもあり作品買いでもある今回の作品。
シリーズ作品中の「欲情」カップルの間に生まれた双子の弟が今回の受け様です
やはり母親(「欲情」での受け様)がイブ(子供が産める体の持ち主)だったこともあり
双子の片割れである弟がイブということになってました(;´Д`)

「欲情」の方の作品からの話になってしまうので
これ単品でも読めますが・・・シリーズを手に取られる事をお勧めします

12

ロッセリーニ家の息子 継承者 (下) 小説

岩本薫  蓮川愛 

書籍と始まる章が異なります

書籍の上巻を読んで、下巻の文庫読んだら区切りりが違っでいてひえー!となりましたが、2章分なくてもまったく違和感なかったのでホッとしました。
でも、読んでない章に何が書いてあるのか気になるので、書籍も探して読もうと思います。

収録されている短編『夜のピクニック』で受の3人が仲良くおしゃべりをみで、女子のパジャマパーティーのようだわと思いました。その代わりマクシミリアンは大変そうで読んでて笑っ…

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