岩清水うきゃさんのレビュー一覧

グリーングラス 小説

暁由宇  岩清水うきゃ 

似たような作品がないかな?

主人公は表ではオフィスのメールボーイ、裏では会員制クラブ・グリーングラスのホストをやっているんですが、ホストの時は攻、でも恋をしている会社員の攻に対しては受という設定が、まずあまり見かけないんじゃないでしょうか。

ホストをしながらかかわる客が次々と出てきて、それに対して、あれこれと思いを巡らせながら、ラストは攻と結ばれますが、ごく普通のBLとは毛色が違っているので、そういうのを楽しみたい、読…

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恥辱の楽園 コミック

岩清水うきゃ 

痛いのに痛くない

岩清水さんの作品は2作しか知りませんが、どれも結構主人公が悲惨な過去とか、酷い目にあったりするのですが、痛くないんです。
それは、主人公がダメージを受けるものの、根が楽天的というよりポジティブで、それなりに、救いになるものをもっているからかもしれません。
この作品の主人公・加賀も後半に行くにつれて酷い過去を持っていて、未だにそれから逃れられないことがわかるのですが、それでもそれは加賀が逃げよう…

4

6 UNDER GROUND コミック

岩清水うきゃ 

景吾は人を信じることができるんだろうか?

題名の『6アンダーグランド』が示す6人の愛の世界。
主役となるのは、ヤクのバイヤーをしている景吾と、チーマーのボス・ハイジ、そしてホストの恭一郎
あと、景吾とハイジを取り巻く人々として、中華料理屋の朝陽、チームでハイジを慕うアキ、ほんの回想にしか出てこないが景吾に影響を与えた施設で一緒だったダイが絡んできます。
セックスと暴力が全面に出る作品なのに、さほどエロや悲惨を感じないのは主役達の生き…

3

恥辱の楽園 コミック

岩清水うきゃ 

す、すごい・・・!!

ストーリーはというと、場所は高校、転校生の坂崎が同じクラスの孤立した加賀に一目ぼれ。
アタックして付き合うことになるのですが、実は加賀には、幼いころから家庭教師と肉体関係を持っているという秘密があるんです。
それを実際見て知った坂崎は・・・? というものです。

坂崎と加賀とのHはリバありでそんなにエロいものではないですが、
家庭教師が加賀を犯すシーンは暴力的でものすごくエロいです!!!…

1

6 UNDER GROUND コミック

岩清水うきゃ 

今の世の中・・・

もともとマガジン版の途中から読んでいたのですが、馴れ初めを知りたくて買ってしまいました。

全体にシリアスな雰囲気が漂っていて、現代の新宿をおもわせるようなそんな作品です。薬のバイヤーである景吾(受け)はチンピラのボス・ハイジ(攻め)に気に入られ、時に暴力的なセックスを強いられながら一緒に暮らしています。
漠然とした未来への不安を抱いて過ごす景吾の前にホストのオーナー・恭一郎が現れ、ハイジに…

2

恥辱の楽園 コミック

岩清水うきゃ 

シリアスなのかギャグなのか・・・

Σ(・口・)うわーうわー・・・
どう転ぶのかまったく先が読めない漫画だった。

ちょっとガラの悪い男子校。
転校してきた関西弁の愛ちゃんは
一匹狼の加賀にきやすく話しかけて・・・

って出会いなんですけど。
短ラン、たばこ、バイク
喧嘩がめっぽう強そうに見えた加賀ですが
意外と弱くってw

同じ学校の狂春っちゅー不良に犯されそうになる編までは
ある程度ギャグ漫画だと思った…

1

ぼくのたまご 小説

S・稔也  岩清水うきゃ 

爬虫類の一途な恋物語

攻めの俊介はトカゲに変身することをのぞけば普通の常識人だと思います。
むしろ「シマムラタクヤ」とかかわっていく内にただのヘタレにwww
シマムラタクヤがしっかりしすぎていていろいろな面で
常識外だからでしょうか。
というか、「シマムラタクヤ」の周りは常識外だらけ。
息子の悠介はまあ、生まれ方からして通常とは違いますし
タクヤのママの正体にもかなりびっくりさせられました。
まさに一人無…

3

オキテ破りの恋愛営業 小説

樹生かなめ  岩清水うきゃ 

虫めがねプレイ・・・へ、変態!?

どちらかというとエロ少なめな樹生さんの作品。
でも、これはピアスノベルスですからぁ~たぁっくさんのエロシーンがぁ~でもやっぱり樹生さんです!
面白かった、エロシーンなのにおかしい!これ重要です!!

どうしておかしいのかな?と思うと、モノローグとか主人公の気持ちを描写する文章が少ないんですよね。科白のやりとりがメイン。
で、エチになってもセリフのやりとりが淡々と、描写がそんなに詳しくある…

1

6 UNDER GROUND コミック

岩清水うきゃ 

ううーん

方向性は米倉けんごさんの『イエローハーツ』路線と云うと
分かりやすいかも

登場人物の台詞や言い回しなどが若干滑ってて寒い印象を持ちます
今時しゃべりにしては…という感じです
これは作家さんのもしかしたら個性なのかな?とも思うんですが
やはり台詞やモノローグで説明してしまっていて話の展開が
突拍子ない印象を持ってしまう

危険なチーマー(?)のボスと有能なホスト(?)の間で揺れる…

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恥辱の楽園 コミック

岩清水うきゃ 

うーん

岩清水さんの単行本を最近何冊か購入したのですが
何と云うか台詞やモノローグが説明的で
コマとコマがつながってなくてぶつ切りで不自然な印象があります
心理描写や話の展開が全てキャラクターの台詞やモノローグで説明され
エピソードが不足しているので、いきなり攻めが受けを好きになったり
受けが攻めに心を開いたりしてて『?』って感じる事が多いです
この話でも愛や加賀の心情の吐露があっても
なん…

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