恥辱の楽園

chijoku no rakuen

恥辱の楽園
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×21
  • 萌10
  • 中立1
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
10
得点
50
評価数
20
平均
2.8 / 5
神率
15%
著者
岩清水うきゃ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
マガジン・マガジン
レーベル
ジュネットコミックス ピアスシリーズ
発売日
価格
¥619(税抜)  
ISBN
9784896440973

あらすじ

転校生の坂崎愛は同じクラスの美少年・加賀直樹に一目惚れし猛アタックの末、肉体関係を持つ仲に。しかし、2人の関係が秘密になるほど、加賀の様子に異変が・・・!!

倒錯した人間模様、めくるめく官能の世界の中、垣間見える危さとはかなさが見事にマッチした衝撃と感動のシリーズ6作がついに完結!!

表題作恥辱の楽園

関西からの転校生 坂崎愛 /家庭教師 曽我部
問題児の高校生 加賀直輝

その他の収録作品

  • 極東 I LOVE YOU
  • クレイジースプリング
  • 赤い浸食 砂の果実
  • 甘い痛み
  • 甘い残像
  • 描き下ろし

レビュー投稿数10

甘さと痛さと

クラスメイトの二人。
距離を縮めていく二人だが・・・・・

と言うところですか。
加賀クンという男の子がいるわけですが。
家で実は、凶暴なプレイを小さい頃から強要されていたんです。
それは今現在も続いていて・・・

内容としては、甘い高校生二人の空間がある一方で、家庭での卑劣なプレイが待ち受けています。
スカトロや装具。暴力的なまでの恥辱の数'`ァ,、ァ(*´Д`*)'`ァ,、ァ
ちょっとでも見たくない!という方はカムバック。
ムリにオススメはいたしません。

個人的には凄く好きな作品なわけですが(´∀`∩)↑age↑
とにかく高校生二人は甘い。
リバもありです。
このリバ具合がまたイインダv
加賀クンに一目ボレした坂崎クンの愛の注ぎ方が好き。
ワンコみたいな表情が良い。
それに釣られて柔らかい表情になる加賀クンがなんともいえません。
ただ、家に帰ると~な展開なわけですが・苦笑
そもそもの生い立ちから、話は上手につくってあります。
深く読むとまた面白い作品かもしれませんね。

で!
最後のまとめかた良かった!!
なんか愛を感じたよ。
狂気に満ちていたオジサンとの関係のまとめ方。
1冊に納めきったという作品が凄く良い。
思い通じて、やっと心も体も1つになったとき~なHが最高にキュンww
だって加賀クンがめちゃくちゃ気持ちよさそうなんだもの。

3

痛いのに痛くない

岩清水さんの作品は2作しか知りませんが、どれも結構主人公が悲惨な過去とか、酷い目にあったりするのですが、痛くないんです。
それは、主人公がダメージを受けるものの、根が楽天的というよりポジティブで、それなりに、救いになるものをもっているからかもしれません。
この作品の主人公・加賀も後半に行くにつれて酷い過去を持っていて、未だにそれから逃れられないことがわかるのですが、それでもそれは加賀が逃げようとしていなくて、それを受け入れていたから悲惨でないのです。

またエロスが濃厚なのかといえば、エロエロで絡みも多く、スカトロまで登場するのですが、余りいやらしさは感じなくて、愛情のあるエチの時はそれ相応の色気が、凌辱系のシーンの時は本当に悲惨を感じさせるという、同じ筆なのに、エロの区別が見えるというのを、自分は感じるのです。

この話、シリアスのはずなんですが、コメディか?と見せるのに役立っているのが、超ポジゲィブな加賀一筋の坂崎と、まるで額に”肉”とか”死”とか書きたいような、パンキッシュな不良・狂春。
残念ながら、狂春は、冒頭2本で出番は終わりですが、暴力的で破壊的な不良の本質は、「好きな子ほどいぢめいたい!」といういじめっ子気質だったことが、笑いを誘う一因です♪

そして何より坂崎の加賀への優しさは、男前ですよ♪
皆が遠巻きにして近寄らないのに、ズカズカと加賀に入り込み、ワンコみたいに付いて回って、加賀の弱さを受け止め、時に一緒に戦って。
リバする時の姿は本当、かわいかったです(でも漢なんだよね)

そして多分本編になるであろう、小さいころからの家庭教師で、加賀を想い道理に加賀の父親の代替え品として扱ってきた曽我部の鬼畜ぶりが目を引きます。
しかし、坂崎の存在があって二人の愛の力で・・・みたいな?
そんな終わり方がとても好感が持てました。
それにしても、小学生の加賀をいたずらする曽我部、尻に栓をして排泄させる曽我部、射精させてそれをコップに溜めて自らのものと一緒に呑ませるという荒行に・・・絶句でしたよ~でもね、本当、そんなに痛く思わないんですよ・・・不思議だなぁ。

4

タイトルとプレイに引かないで~

きれいな愛に昇華された「ラブ・プリズム」といった印象を受けました。

加賀君の環境なんて本当に最悪だし、いくら愛ちゃんと出逢えたと言っても、これだけひどいことをされていたらどうやったら救われるのか頭を抱えてしまいそうな設定を、見事に救って大団円にしてくれたことに感動です。

最初は狂春というトンデモ不良キャラのおかげで、アホエロギャグっぽいのですけど、その後加賀君の秘密が明らかになり、SM・スカトロありの病みまくりハードプレイに。
どうすんだこれ、といったところからの奇跡の大団円、という展開。

愛ちゃんと加賀君の絆の強さに感動。加賀君は、強くて優しいなぁ。そしてそれを包む愛ちゃんもめちゃ男前。

なんだかすごいタイトルがついているので腰が引けましたが、いい話でした~。

あれだけすごいプレイシーンが結構あるのに、そういう読後感を持てるのは決して私が変態だからではないと思う!(思いたい)
良い作品だからです、もちろん。


3

とんでもに見せかけて、深い愛の物語

どうしても忘れられないシーンがあって、電子書籍の読み放題で、再読。

そのシーンは、加賀が、家庭教師・曽我部との変態プレイの中で、強制的に、お尻から液体を噴出させられるシーン・・・と書くと、身も蓋もないですね。はい、スカトロまであります、この作品。飲ザーとか、結構キツいシーンもあり。
苦手な方は気を付けて。

2005年発行なので、10年以上前の作品です。ギャグとか、とんでもなキャラクターとか、今読むとキツい部分もありますが、何だか心に残るんだよなあ・・・

加賀が、家庭教師に犯されながらも「束縛されているという安心感」を得ていたとか、加賀が目の前で犯され、酷い恥態を晒しても、「好きやねん」って言ってくるワンコのような主人公・坂崎の存在とか、全てが癒しにつながっていくような気がする。

色々あっても、笑顔で許しちゃう加賀はえらいなあ。そして、加賀が受けた恥辱を、自分のことのように怒ってくれる坂崎は、愛が深いなあ、名前の通り。

シリーズ6作品とのことですが、終盤に向かって、話がどんどん良くなります。
3作目で、家庭教師が出てからが本番って感じ。

こういうの、お好きな人はどうぞ。
好き嫌い別れる作品かと思いますが、好きな人、私も仲間です。

3

morii

ありがとうございます!
仲間ですね!

迷宮のリコリス

はじめまして!
ものすごく共感しました。
>何だか心に残るんだよなあ・・・
これほんとすごくわかります。
岩清水先生の作品は、どれもなんだか心に残り、
気付けば何度も読み返してしまいます。
 
「私も仲間だ!」と思ったのでコメントしてしまいました。

シリアスなのかギャグなのか・・・

Σ(・口・)うわーうわー・・・
どう転ぶのかまったく先が読めない漫画だった。

ちょっとガラの悪い男子校。
転校してきた関西弁の愛ちゃんは
一匹狼の加賀にきやすく話しかけて・・・

って出会いなんですけど。
短ラン、たばこ、バイク
喧嘩がめっぽう強そうに見えた加賀ですが
意外と弱くってw

同じ学校の狂春っちゅー不良に犯されそうになる編までは
ある程度ギャグ漫画だと思ったのですが
後半から、家庭教師に犯されまくる編は
いきなりシリアス展開なのです。

お金持ちだけど家庭内は冷め切っていて
愛情を注がれなかった加賀は
異常なまでに自分に執着してくれる家庭教師にされるがまま・・・
最終的には、ちょっと感動路線でしめくくってました。

伝えたい部分はわかるけど、なんか路線がふらふらしてて
読んでておっかなびっくりでしたよ。

※スカトロ、リバ、出血 アリ。

1

す、すごい・・・!!

ストーリーはというと、場所は高校、転校生の坂崎が同じクラスの孤立した加賀に一目ぼれ。
アタックして付き合うことになるのですが、実は加賀には、幼いころから家庭教師と肉体関係を持っているという秘密があるんです。
それを実際見て知った坂崎は・・・? というものです。

坂崎と加賀とのHはリバありでそんなにエロいものではないですが、
家庭教師が加賀を犯すシーンは暴力的でものすごくエロいです!!!
こっちがメインか!というくらい 笑

スカトロに暴力、子供の時からの性的虐待、道具など結構ハードなのでご注意を!!

ただ家庭教師さんにも辛い気持があっての加賀への執着であり、
ちゃんと最後はハッピーエンドになるのでご安心を♪♪

エッチ:★★★★★  加賀と坂崎のHは軽いですが、カテキョとのHは
かなり濃いです!!! 






1

荒っぽいがちゃんと伝わる

 1冊まるごと同じカップルのお話です。2話目まではよくあるとんでも学園BLなストーリーなのですが、3話目から趣が変わっていきます。

・『極東I LOVE YOU』
転校生の坂崎が隣の席の問題児、加賀に興味を持ったことから始まるストーリー。想像と違うタイプの加賀の思わぬ笑顔を見たり、人には見せない一面を見て坂崎が加賀を好きになるというのは理解できるのですが、その後すぐにHしてしまうのが(しかも学校のプールで!)あまりに超展開過ぎて、あれれ?と感じたのですよ。寡黙な加賀が簡単に受け入れるのも、なんだか早すぎない~?とね。だけど最後まで読むとちゃんと理解できるようになっています!
・『クレイジースプリング』
加賀に執着する狂春のスピンオフ的お話。狂春の容姿がステレオタイプに不気味な狂人顔です。好きだから加賀をいじめてしまうのですが、やり過ぎです(笑)成就するはずないw
・『赤い浸食 砂の果実』『甘い痛み』『恥辱の楽園』『 甘い残像 』
ここからがこのお話のメインです。家庭教師の曽我部が鬼畜すぎて、ぎょっとするような内容なのですが、曽我部の気持ちも加賀の気持ちもとても丁寧に描かれています。執着して支配して自分を保つ曽我部と、執着を受け入れることで安心を得ていた加賀。ありのままの自分を愛してくれる坂崎と出会って「許された」加賀。加賀をまるごと受け入れる坂崎が、一貫して男前なのがとてもいい。加賀と反対に、坂崎は家族に愛されて育った子供なんだろうなってわかる。愛をよく知る人でした。加賀と坂崎はリバがあるのですが、彼等にとってとても重要なリバです。

 暴走したり迷走したりと作品としては荒っぽい所があるのですが、描きたいところがちゃんと伝わる、良い作品だと思います。

1

途中からガラッと雰囲気変わります

もう10年以上も前の作品ですが、余り古さは感じなかったです。
岩清水さんは前々から気になっていた作家さんなのですが、作品を読んだのはこれが初めてです。
ヤンキーものを探していて見つけたと思うのですが、序盤は正にそんな感じです。
しかもギャグっぽいので、暴力は出てくるのですが、それ程血なまぐさくはないです。
転校生の坂崎の立ち位置が面白い。坂崎自身もかなりハンサム(美人と言うべきか…?)なのですが、性格も男前で好みです。
予想していなかったのは後半の展開。
序盤とガラッと雰囲気が変わって、かなりシリアスな感じになります。
加賀の家庭環境が関わってくるのですが、これは人によって好みが分かれるかも。
H度はかなり高いのですが、かなり普通じゃないこともやってます(汗)。
なので、かなりハードなHが苦手な方はご注意を。
途中、これはどうやって終わるのか心配になりましたが、坂崎が思いの外懐が深く、加賀もくじけない男で良かったです。^^

0

いまいち

暴力や無理矢理という言葉に惹かれて購入するならおすすめしません。そういう表現はありますが慣れてる人にはぬるいです。あとキャラクターの表情がパターン化してます。スカ要素も少しはありますがこれも慣れている人にはそんなもの‥?と感じると思います。ただ絵柄は綺麗なのでそこが救いですね。私はamazonさんで本体1円手数料257円で購入したのでまあ納得は出来ましたがわざわざ新刊を定価で購入するほどのものではないと思います。

0

うーん

岩清水さんの単行本を最近何冊か購入したのですが
何と云うか台詞やモノローグが説明的で
コマとコマがつながってなくてぶつ切りで不自然な印象があります
心理描写や話の展開が全てキャラクターの台詞やモノローグで説明され
エピソードが不足しているので、いきなり攻めが受けを好きになったり
受けが攻めに心を開いたりしてて『?』って感じる事が多いです
この話でも愛や加賀の心情の吐露があっても
なんでそう思ったのか、そこまで愛情を持ったのかが分からなくて
展開が突拍子も無い印象を受けます

描きたいテーマや方向性もわかるんですが
それを説明しているのが全て台詞やモノローグなので『?』と感じるのかも

さて内容なんですがバイオレンスと云うには描写は薄いですが
軽い暴力シーンがあり、スカトロ(大)描写もありますので
苦手な方はご注意を

2

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