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ココミ
まぎぃ
これを読んでいて、ずっと頭の中の通奏低音のように思い出していたのは、はやりやまいさんの「あさはらたそかれ」。 しがないおじさん(あんまりしがなくないけど、ぼさっとしたおじさん、だが、そこがいい)と、ぴちぴちの高校生のカップル。 この作品では、二人はお隣に住んでいる。おじさんの方は、写真家の夢をあきらめてフリーで色々な仕事をしている。隣に家が建ち、家の窓から桜の木がみえなくなったことを嘆いて…
みじん子
Kindleってワンクリックで本が買えるじゃないですか。 それで間違えて買っちゃったんですよね。 あらすじを読んで なんか趣味に合わなそうっと思い、2ヶ月ぐらいずーっと放置していました。 昨夜やっと読む気になったんですけど― もうね、名作じゃん。 特に最後の試合の場面がさ、涙でページが見にくいったらw あとがきで先生がおっしゃった「付き合いが長ければ長いほど、言わなくて…
ひよこ丸3号機
ネタバレ
元々、TikTokでこの作品をおすすめする動画を見て気になってました。別れから始まるっていうところと、攻めと受けが解釈一致だったこと、絵柄も好きで絶対に買うと決めてました。 実際に購入し、拝見して、上記に加えてストーリーも大変好みだったので大満足5つ星BLでした。評価が高いのも納得出来ます、本当に良かった。帯にある通り、リアルな感情の揺れ動きに読み手もリンクしていき読み終わった後の高揚感は映画を…
御影
下宿を営んでいる家の息子、燈とその下宿先に住んでいる太一のお話です。 太一は燈のことが好きで、よく燈に話しかけ、時には怒られたりしています。 燈は太一より1歳上なので、先に社会人になりますが、燈が実家に住んでいるため、ふたりの風呂での交流は続いていきます。 太一と燈の会話、お互いのやりとり、太一の距離感の詰め方は、大げさなところがなくて、そこがリアルでした。 後半は、ひとつのあ…
きせる
長く長く続いていた糸が千切れるのが一瞬なように、関係は簡単に崩れる。 友達から恋人へ、夫婦から他人へ。 そんな脆い糸を繋ぎ止めていたのは、奥深くに仕舞われた僅かな未練と後悔だけ。 こんなとこもあんなとこも嫌いだけど、それも全部含めて貴方だから大好きなんだって。 一時の衝動で、ってのはよくある話だけど最初の方は何とも未練がましく流されちゃう攻めに無性に腹が立った。() 他人が居なき…
MOET子
わ、おしゃんな表紙!!が第一印象。 表紙とタイトルに惹かれて購入した今作。 セピアカラーにオレンジが映えるカバー。 オレンジは朝靄とも夕暮れとも捉える事が出来、 ある意味、日々過ぎていく時間の中のロスタイムに感じる。 そして夜が終わる朝靄は朝の始まり、 日中が終わる夕暮れは夜の始まり。 何だかこんな情緒的な感想が出てしまう位に琴線に触れる作品でした。 それはこのセンス溢…
なあさ
これは間違いなく神作品。 別れから始まるBLなのでとにかく切なかった。 相手の好きなところが、いつのまにか、嫌いなところになっていた。 一緒にいる時間が長ければ長いほど、その関係に甘えてしまって、自分の事ばかり大事にして相手の気持ちを考えられなかった。 別れた後に相手の家から自分の物を持ち帰る時、もうこれで最後なんだと思うと無性に苦しく切なくなってしまう。 ・・・・あれ??これ、経験した…
執着攻めばかり読む崎
高校生×売れない写真家で15歳差カプ。 「桜」と「写真」がキーワードになっているお話です。 好青年で優等生な攻め、ボロアパートでフリーライターで写真家の受け。 二人はお隣さんである日をキッカケに受けの家へ出入りする仲になります。 受けの家庭が少しだけ複雑で、そんな時に優しく慰めてくれる大人がいる安心感。 そこから好きになって、受けもおじさんだからと距離を置いたりしてもやっ…
しろくろねこ
成る程。これは染みますねぇ。 同性異性に関わらず、他人とひとつ屋根の下に暮らした経験の有る方は、大なり小なり出る不満。 最初は些細な事だった。 しかし少しずつ降り積もってゆく不満。 いつしか 好きが嫌いに変わる瞬間が切なかったです。 喧嘩をしたらHに雪崩れ込む桐生の行為は悪手。 小説家ならば言葉は無限にあるだろうに、行動で分かって欲しいと言うのは不器用過ぎて甘え過ぎ。 そ…
youmi5
すごくよかったです!ライムさんがおすすめされてたので何気なく見たらやられました!結婚式をあげてるカップルが女性同士なのにまずうるうるきてしまい、その後はずーっと泣きっぱなしでした。伏線回収がとてもお上手で、あーそういうことねーというのが度々あり、読みごたえたっぷりでした。ワールドカップにかけてるのも斬新だし、左手薬指にちらっと見えるリングが この先何十年も続くんだろうなーと想像させてくれました。ほ…