楔ケリさんのレビュー一覧

制服をまとえば、うまく嘘がつけたのに。 コミック

楔ケリ 

そりゃ重版もするわ...

【⚠️がっつりネタバレしてます】
タイトルに惹かれて手に取り、表紙の攻の表情に良作であることを確信し購入。

「昔からここに挿れることばっか考えてた」と言う宇梶が何人かのゲイとは経験済みであること、「頭の中で警鐘が鳴り響いてるのに」気持ち良さの前にライバル心さえも捨てて求めてしまう桜庭etc···。人間のどうしようもなく汚い部分の上澄みが描き出されているように感じられて、読んでいて最高に胸が…

1

狂い鳴くのは僕の番 コミック

楔ケリ 

ビッチオメガ

この発想は斬新だった、ということで星一つアップしました。

オメガであることを逆に武器にして、体でのしあがってきた烏丸。そんな上司に対して、体の反応を恥ずかしく思う真面目なアルファ、高羽。

烏丸がピッチすぎて、なんか逆に引いてしまった。本来嫌いな設定じゃないんですが、流れがわかりにくいコマなどもあっていまいち乗り切れませんでした。

一応仕事もできることになっているのですが、そういう…

3

「狂い鳴くのは僕の番;β 2」アニメイト限定セット小冊子 グッズ

オメガバース度ゼロ。見事な学パロでした!!

この小冊子が欲しくてアニメイトさんに走りました(アニメイトオンラインでは既に売り切れだった…)。
狂僕β①についてきた特典1話目の再録と今回描き下ろしの2話目の豪華仕様。

◆1話目『開永高校 くるぼく』では鵜藤と高羽の学ラン姿、雀部と烏丸のセーラー服姿が楽しめます(笑)
鵜藤はヤンキーなのでボタン全開、ミリタリー柄のシャツ着用。腰からチェーンで黒い学ラン。
高羽は生徒会会長のせいか白い…

4

「狂い鳴くのは僕の番;β 2」アニメイト限定セット小冊子 グッズ

本誌とは全く異なる雰囲気ですが

『狂い鳴くのは僕の番;β 2』の、アニメイト限定セットについてくる12P小冊子。

アニメイト限定セットには、
・掛け替えカバー
・12P小冊子
の2点が封入されていますが、有償特典で+600円(税別)が別途必要です。

掛け替えカバーも可愛いのですが、こちらでは小冊子のレビューを。

タイトルは「開永高校 くるぼく」。

本編とは全く関係ない学パロです

という注釈が表…

2

狂い鳴くのは僕の番 ;β 2 コミック

楔ケリ 

運命よりも、貴方を選びたかったけど…

どんどん切なさが増していく狂僕β。
今回も美しくダークな世界観の中ですれ違っていく鵜藤と雀部の姿が本当に辛かった…。

ひとつボタンを掛け間違えただけなんです。
それなのになんでこんな結果になってしまったんだろう。
それぞれの心の葛藤がよくわかるから読んでいて余計に苦しい。

上司に命じられるまま、烏丸の替わりとして、一番嫌がっていたΩの体を使った接待を強制させられる雀部。
自分を…

8

狂い鳴くのは僕の番 ;β 2 コミック

楔ケリ 

「幸せ」とは……

すみくんは……
取引先の社長 αの白取さんと、番になってしまいます。

βは、幸せになれないの……??
βが、Ωを好きになってはいけないの……??
Ωが、βを好きになってはいけないの……??
鵜藤さんは、また 諦めなくてはならないの……??
すみくんの決断は、間違っていたの……??

様々な感情が渦になり、
「どうして……??」
という言葉と、涙が溢れました。

すみくん…

10

狂い鳴くのは僕の番;β 1 コミック

楔ケリ 

切なく紡がれる2つの恋の物語

今回の主人公は前作で烏丸の良き理解者であり、
仕事上一番のパートナーでもあった鵜藤。
高羽×烏丸カプのその後の物語も描かれています。

最初に収録されている番外編でやきもち妬いちゃう烏丸がとても可愛いい!
そして、高羽に烏丸を任せ、営業二課の課長に昇進する決心をする鵜藤。
自分はβだからΩの烏丸を救えなかった。
でも新入社員として鵜藤の部下になったΩの雀部は、烏丸とは別の意味で危なっ…

2

狂い鳴くのは僕の番 コミック

楔ケリ 

初めてオメガバースを受け入れられた思い出の作品

紫を基調とした美しい色使い、怪しげな雰囲気を醸し出す右側の男性、そしてタイトル。
完全に表紙買いでした。まだBLに戻って間もない頃に読んだので、この分かりやすいタイトルに気付かず、手元に届いた本のページを捲ってショックを受けたのを覚えています。
あー、苦手なオメガバースものだった~。

オメガバースの何が苦手かと言うと、Ωが虐げられているところ。そして、社会的にも高い地位につけず、時には子…

7

狂い鳴くのは僕の番 ;β 2 コミック

楔ケリ 

2人の心情にオメガバースの真髄を見た

 高羽×烏丸の時からそんな明るい話ではなかったですが、ここで最も深く暗いところへ来たというか、オメガバースによって生み出される感情の交錯の切なさがこれでもかと溢れ出しているような印象でした。鵜藤が脇役だった頃は、彼がスピンオフ作品のメインになった場合、烏丸達とは対極の明るく爽やかな恋愛をするんじゃないかなんて思っていましたが、とんでもないですね。むしろ、ページを捲るごとに辛さが増していく。すれ違い…

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狂い鳴くのは僕の番;β 1 コミック

楔ケリ 

高羽×烏丸より乗り越えなければならないハードルが多そうなCP

 鵜藤のキャラ好きだなぁ。体の関係を持っても合意にならない限りはちゃんと相手と一線を引いていて、発情期が辛いΩ達を救うために仕事の範疇を超えて彼らに尽くす鵜藤。だからといって、仕事の時に甘やかしたり、明らかに特別視したりすることはなく。本当にどこまでもお人好しな、いい男ですよね。

 β嫌いの雀部は、そんな鵜藤に何度処理してもらってもずっと突っ張ったままで、見ていてとても危なっかしく感じるΩで…

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