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5/6(合計:60件)
真式マキ 黒山メッキ
ぴれーね
ネタバレ
あらすじから、M気質の受けをあの手この手で翻弄するワルい攻めを想像していましたが、全然違いました。 受けにより、過去の呪縛から解き放たれ、本当の自分に目覚めてゆく攻めの物語です。 攻め救済ものです。 SMがなんたるかと言うのは分からないんですけど、愛の形は人それぞれですよね。 作中で書かれてますが、セックスに善も悪も無いんですよ。 快感を味わいよろこびを交わす。 それだけのものであ…
真式マキ Ciel
あーちゃん2016
Ciel先生の挿絵目当てで購入したものの、なかなか読めずにようやく。中華街が舞台になる、黒髪長髪謎イケメンと人と交流を持つのが苦手なジュエリー職人の、ちょっとファンタジーじみたお話でした。本編260P超+あとがき。萌え上がる?というものはあまり感じず、朝もやの中で夢でも見ているのかといった不思議な感じなお話でしたので萌にしました。 週に1度、納品のついでに立ち寄る中華街の茶房。この数か月の間…
真式マキ 鳥海よう子
fandesu
今まで読んだ真式さんのお話は、何となく暗くて哀しい影のあるものが多かったんですが、今作は明るい。 そしてシャッキリしている。 私以前の評価がたった3人なんですけど、もう少したくさんの人に可愛がられるべきお話じゃないかなぁ。 だってこの本、読んだ後、元気な気分になりますよ。 探偵事務所に勤める成瀬千秋が主人公です。 探偵って言っても、調査だけじゃなくかなり色々な事をやっている様で、今回…
こちら、別れさせ屋の青年と、そのターゲットとなった青年の、相手を籠絡してやろうと言うスリリングな駆け引きが面白い作品なんですけど。 こう、相手をたらし込む事にかけては一流の主人公に、一筋縄では行かない攻め。 そして、存外可愛い落とし所。 う~ん・・・。 相手を本気にさせたいと熱くなっちゃってる時点で、もう自分の方が本気になっちゃってんですよね。 ロックオンされちゃったのは、果たしてど…
真式マキさんの本を読むのは3冊目です。 何だろう?この感じ……読んだ本の全てがかなりドラマチックと言うか『異常(下手すれば『無理目な』ほどの異常さ)な状況』なんですよ。 これだけ異常な状況を書いていて、それを『物語の約束』として読者に信じ込ませる筆力を持っているのですから、もっと劇的に盛り上げる方向にお話を持っていくことだって出来るんじゃないかと思うんですよ。でも、真式さんって、お話を盛り上が…
初読み作家さんです。 試し読みで興味を引かれて購入しました。 で、こちら、中華街が舞台となるからか、その設定からか、何だか浮世離れした雰囲気なのです。 その中で語られる、主人公達の純粋なラブストーリー。 セックスの為だけの存在である真琴。 そして、人間恐怖症の青。 二人が恋に落ちたのは必然だったのかー。 失礼ながら、やや盛り上がりに欠ける印象はあるのです。 が、主人公である…
真式マキ 葛西リカコ
青衣
いきなりネタバレ気味なので予告 タイトルは編集者によるものだそうですが、 わりにはっきりとネタバレになっています 番犬ですしね とはいえこの作品は筋は重要でないというか、 心理描写を味わうのがいいのかな、と いろいろ細かい説明はされませんので ニュアンスを汲もうとして読みましたが、 そんな必要はなくて、 シンプルに行動を見れば、主人公は坂を転がるように落ちています…
真式マキ 周防佑未
「すっごく好み!」と言うほどではないのに『共鳴』が心に引っかかってしまっていたので手に取った今作。実は途中までは共感できずに「?」と感じる部分も多かったのです。 ところがどっこい、話が展開し出してから、丁寧な心理描写に引き込まれる、引き込まれる……気がつくともう泣きそうに。良いものを読ませていただきました。 日下部遼一は15歳の時、母とそのお腹にいた妹を暴走する自転車に轢かれ亡くしている。…
真式マキ 小山田あみ
こんなふうに、書きたいものを書ける、カテゴリであってほしいな とすなおに思った作品 著者の並々ならぬ熱量が 愛を求め苦悩にもがく主人公の昂ぶりに反映されたような 緊張感の強い場面が続きます それに見合う短いセンテンスでたたみかけるような描写がいいし あえて「こころ」をひらいた用い方に、感じるところがありました それにしても表紙がすばらしく、萌にプラス萌で×2です ※…
敬語の言葉攻め甘いエロに目がない方へおすすめ または、『聖なる黒夜』(柴田よしき著)が好きな方へもおすすめ あそこまで緻密ではないですけど ヤクザ設定がいささかあまいのが気になりつつも 雰囲気が醸し出されていて、読めてしまいます ビッチ受けっぽいのも共通点と言ってもいいかな でも主役二人に清廉()な魅力があります 本編の追加説明的な短編「ウロボロス」が切ないけれど、 あらた…