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4/6(合計:60件)
みざき
ネタバレ
本編終了後のお話。 こちらのショートストーリーの方が好みでした。 恋人同士となってから約半年。 俳優業で不在がちな桐生家に通い、合鍵を使って家に入っては恋人の喜ぶ顔見たさに手料理をせっせと作る篤。 料理のレパートリーを増やそうと考える姿がまるで新婚さんのような微笑ましさ。 篤の足元ですりすりとじゃれつく桐生の愛猫・ミオが、賢くお利口さんな子でまた可愛い! この1人と1匹の組み合わせ…
真式マキ 心友
愛猫家の人気俳優×小さな町のよろず屋。 タイトル通り、人気俳優の猫を町のよろず屋さんが探すお話。 芸能人と一般人の組み合わせの小説が読みたいなと購入したものの、カバーイラストとあらすじから可愛らしいお話なのかと思いきやそんな事もなく。 ほのぼの猫成分を期待すると肩透かし気味になってしまうかも。 以下、少々辛口のレビューです。 読み始めてからなかなか入り込めず、うーん?となりつつ読…
真式マキ 兼守美行
ちゅんちゅん
理系な不良神主が己の役割を理解し、感情の欠落した狛犬ならぬ狛狼が感情を手に入れ、頑固な神様と交渉する話。 村長からのたっての願いで、父親が兼務する神社の一つを任されることになった九条春日(受け)。 村に着いた春日は早々に神主以外参拝しないという神社へ行くことに。 そこで、自分は神の眷属だというハク(攻め)という男と出会います。 神主でありながら神を信じていない春日は半信半疑でし…
あーちゃん2016
表紙買い。初めましての挿絵の先生で、ちょっと垂れ目っぽく描いてくださっていて、私には破壊力抜群・・・お話はガチの猫行方不明事件もので、どうなるどうなると気にはなったものの、さらっと読めてあんまり残らなかったので中立です。本編240P弱+後日談4P+あとがき。 地元の商店街の雑居ビル2階で小さな便利屋を営む篤(あつし)。その事務所を突然訪れたのは刑事役がはまり役だった俳優の桐生。彼の依頼は「家…
fandesu
真式さん初のラルーナ文庫であります。 真式さんってサスペンス色が強い作家さんだと思っていたので、このタイトルといい表紙絵といい「今回はコメディでしょうか?」と思って読み始めましたが……いや、真式さんらしいお話でした。 小さな商店街で東町萬屋という名の便利屋を開いている篤が主人公です。 そこに強面の刑事が当たり役の人気俳優である桐生が「いなくなった愛猫を探して欲しい」と訪れます。 始まり…
ぴれーね
こちら、表紙やタイトルから、甘くほのぼのした印象を受けるんじゃないかと思うんですけど。 実際には、心に傷を抱える男と、そんな彼の孤独に寄り添いたいと願う主人公の、切なくほろ苦い、推理サスペンスもの。 哀しい部分もあるんですけど、個人的には心を打たれるお話でした。 ところで、ちょっと出版社にもの申したいんですけど。 表紙買いされる方が、今作を見てほのぼの可愛いお話を期待するんじゃないかと…
真式マキ 周防佑未
しろたん9610
初めて読む作家さんだったけど、刑事×ヤクザは個人的に萌える設定。 幹部の佐久間がある日行方不明になり、佐久間と不仲だったということで、組長の朝木が警察に容疑を掛けられる、というストーリー。その過程で攻めの志津香と知り合い、ともに捜査する過程で身体の関係→恋愛に発展する。 ノンケ×ゲイで受けは経験豊富らしくビッチ風ではあるものの、男らしいタイプだし志津香と出会ってから他の人と遊ぶようなこともない…
兼守先生の挿絵目当てに購入。攻め受けともそんなに入れ込まなかったですが、日本古来の神というものが好きなのと最後泣いたので萌にしました。本編220P超+あとがき。 父親が兼務している神社の神主をと頼まれ、木造平屋が並ぶ農村地帯にやってきた春日(かすが)。幼い頃から神社を庭に育ってきたから馴染みはあるものの、どちらかというと理のはっきりした世界で生きていたく、大学も物理学を専攻したのに結局神主に…
色々な意味で興奮しました。 まず、それほど詳しいわけではないのですが「日本古来の神様ってこんな感じだよなぁ」と思わせてくれるのがとっても面白かったんですね。 無邪気でそれ故に無慈悲であったり、素直だから単純であったり、その清らかさ故に理屈ではないところでなんか納得させられる様な感じ。 そしてね、この『無邪気で素直で清らか』っていうところが、濡れ場でのエロさを異様に盛り上げるのです。い…
真式マキ 黒山メッキ
真式さんのお話の登場人物は裏がある人が多い様な気がします。 その『裏』を読み取るのが面白いので、そこが魅力だと私は思うんだけれど。ある種の推理小説ですよ。 でも、その所為でお話が複雑になってしまって、自分にゆとりがない時にはちょっとしんどくなってしまう。現在、私はちょっとばかり忙しい毎日を送っておりまして……違うときに読んだならもう少し萌えられたかもしれません。 そんな事情から萌えは少なかっ…