kayamaさんのレビュー一覧

オネエ・女装攻めBL コミック

kayama  ko  セツオ  多田基生  寺嶋かなえ  七菱ヒロ  柊みずか  由元千子  六多いくみ 

お題「オネエ女装攻め」のアンソロジー

9作品収録のアンソロジー。
以下、収録順にざっと。(作者様敬称略)

「ファインダーチャーム」ko
公務員のバイトかと思いきや、の女装での撮影モデル。はじめはお金のためだったけどすっかり染まってしまった浪人生くん。

「欲しがり」六多いくみ
ビストロのシェフのオネエx常連客の地味リーマン。
このリーマンが地味なくせに浮気常習犯で叱られたがり。でもこのクズいところがシェフのツボらしい…

0

未熟な楽園、或いは コミック

kayama 

糖度低めな、現代らしい短編集

◆旅すること
 夢も希望も薄れかけた疲れきった大人と、家庭や学校に絶望しながらも未来のある子供。家出した中田を匿ってくれた安藤だけど、相手が未成年だから優しく接するというわけでもなく、時には辛辣な言葉も投げる。中田は好きで留まっているのですが、全体的に閉塞感のある、2人きりの閉じた世界という雰囲気がありました。放っておいても良かったのに、結局警察に通報した安藤は、やはり1人の子供の未来を潰すこと…

0

未熟な楽園、或いは コミック

kayama 

お互いが生きる希望になった

ふたりが共に生活する光景はまさに未熟な楽園でした。

映画監督の夢破れしフリーターの海(攻)と進学校に通いながらも両親からのプレッシャーに負けてしまい家出中の智也(受)。そんな智也くんを海さんが家に招き一緒に暮らす事になります。

家に連れてきたものの未来も希望もある智也くんのほうが価値があると感じてしまい強く当たってしまう海さんと、海さんが過去に携わっていた作品を見て「すごい」と言う智也…

2

「極悪BL」電子限定特典ペーパー グッズ

kayama先生作「生きる歓び」より

アンソロジー「極悪BL」の電子書籍限定特典となります。

収録作の一つ、kayama先生作「生きる歓び」からの特典ページです。

以下、内容となります。
↓↓↓↓


タイトル「歓び見つけた」

①銀座(?)のクラブにて、席で眠りこける星。
「んガーーー んゴーーーー」
「やぁねぇ うち飲み屋じゃないのに あの人星さん置いて帰っちゃって」
グラスを片付けるボーイ(←春木)…

0

オネエ・女装攻めBL コミック

kayama  ko  セツオ  多田基生  寺嶋かなえ  七菱ヒロ  柊みずか  由元千子  六多いくみ 

入門~ライト

全部が違ったシチュエーション。話によっては好みが別れるお話もいくつか。
個人的には1話目が一番好き。世間的には真面目な人が実はちょっとぶっ飛んでる頭していて、常識人攻めが仕方なしに付き合ってあげてる感じが。
おネエ、もしくは女装が出てくるお話は割とぶっ飛んでるキャラが出てきがちだけど、このお話にはそこまでぶっ飛んでるキャラはいなかった印象をうけた。
いやでも、女装しているパートナーに攻められ…

2

未熟な楽園、或いは コミック

kayama 

どれも少し仄暗い

「オネエ・女装攻めBL」という他社のアンソロの中で知ったkayamaさん。
女装にはまる高校生男子たちの倒錯感・仄暗さといったものを鮮やかに切り取った非常に印象的な作品を描かれていたので、もっとこの作家さんのを読みたいなと思ってこちらの本を購入し、読んだのが約半年前。
読んでみたら思ってた以上に、私の手に負えない感があり(一番最後の作品が特に)、感受性を試されている…と思ってしまった。
(あ…

5

未熟な楽園、或いは コミック

kayama 

久々のヒット

久しぶりに、いいコミックを読んだな、と思えるものに出会いました。

短編集と言うより中編集かな。基本的には同人誌をまとめた単行本のようです。
表題作は、映画の助監督という道をあきらめたフリーターのおじさん(といっても20代後半)と、家出した高校生のお話。
お互いの傷をなめ合うように体をつなげる二人。しかし、ラストには心地よいカタルシスが-
安易に流れるという言葉とは無塩の、人間ドラマを描…

3

オネエ・女装攻めBL コミック

kayama  ko  セツオ  多田基生  寺嶋かなえ  七菱ヒロ  柊みずか  由元千子  六多いくみ 

綺麗でバリタチが理想

女装と言っても色々あるんですね。
これだけバラエティーにとんだパターンを見ていると綺麗に女性になれているタイプの女装家が実はバリタチと言うのが一番のツボだとわかりました。ですので、個人的に一番萌えを感じたのは三番目のお話でした。女装してるんだから俺が男らしくリードしなきゃ!って意気込んで押し倒したものの、逆にくるりんとされて「アタシ バリタチなの!」の台詞が出てくると「よっ!待ってましたっ!」て…

2

未熟な楽園、或いは コミック

kayama 

評価は萌え萌えですが気持ちは星4つ

なんていうか……いいと思います。
一本目は切れ目なしの100p弱、長い短編です。
自分の感想は描き切った!すごい!
人間のキラッとした部分ドロッとした部分をストーリーに組み込む力、その瞬間を切り取るセンス、そしてそれを丁寧に描写する画力もあります。

ただ萌えるかというと、、、
ストーリーとリアリティに全振りした結果か、BLと青年誌の中間みたいなテイストです。
良さをいかしたイイオト…

3

未熟な楽園、或いは コミック

kayama 

長編を読んでみたくなる。

あくまでこの一冊を読んだ感触ですが、登場人物のある一時期だけを切り取りとって、印象的に描写する短編向きの作風だなと思いました。三作品が収録されています。シリアスでダークなお話は苦手じゃないので、どれも好きな感じでした。

「旅すること」。映画業界に入ったものの、肉体的にも精神的にも限界を迎え、夢半ばで挫折した安藤と、家出してきた高校生・中田の奇妙な同居生活を描いた物語。

安藤は、子供の頃…

12
PAGE TOP