やすだしのぐさんのレビュー一覧

魔術師は竜王子の花嫁になる 小説

釘宮つかさ  やすだしのぐ 

無謀な初恋

「救世主は異世界の王に求婚される」の続きです。
こちらではトーリの同僚だった鷹司と新米魔術師ティーノがメインになります。

とにかくすごかった!長いお話ですが所々でティーノの健気さに泣けて泣けて。

鷹司はトーリが異世界へ行ってしまって姿を消した後、5年間も彼を探し続けてるんですね。
トーリがティーノの遠見の魔術で鷹司の様子を知り、心を痛めて。そんなトーリの為にもなんとかティーノは鷹司…

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救世主は異世界の王に求婚される 小説

釘宮つかさ  やすだしのぐ 

いろいろ疑問はあるが良かった。

確かに本のタイトル通りのお話でした。
しかし何重にも意味があり…。

同僚に片想いをしつつ、少しの触れ合いを大切に胸に秘めていた橙莉。
ある日突然強い衝撃とともに…。

異世界トリップしてしまい。
タイトル通りその国の王だというダミアーノに、凍ったこの国を救うには、王と子づくりしてトーリが救世主を産まなければならないと。
熱烈に口説かれ迫られるトーリ。
だけどなんだか王には不思議…

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狼王は金の子山羊を溺愛する 小説

釘宮つかさ  やすだしのぐ 

儀式の根拠!

物語の何重もの仕掛けと発想に敬意を表して萌×2で!

なんと主人公は山羊の獣人さんです。しかも金色の!国に安寧と平和をもたらし、狼王を救ったという伝説の。

とても読み応えがありました。
主人公の幸せを祈りながら読み進め。

ハラハラしたり、ええ!となったり波乱もありつつ、基本溺愛狼王と子山羊ちゃんが無事に結婚するまで。

主人公シリルが切ない境遇なんですよね。なぜここまでシリル…

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「狼王は金の子山羊を溺愛する」電子限定特典SS「秘密の山羊耳と愛しい尻尾」 グッズ

平和な日々

結婚後の王宮での暮らしです。
弟たちと夫婦で食事を週に1日設け仲良く過ごしたり、別棟で二人だけで食事したり。

シリルは耳と尻尾がよく動くので、なんて可愛いんだろうと食事中もラウリーはガン見?
動く耳や尻尾を恥ずかしがるシリルですが、これまでずっと隠されて来たのだから良かったですよね。

そして食後のお茶をしながらラウリーがシリルの尻尾をなでなで、モミモミ、だんだんいやらしく触って…。…

1

狼王は金の子山羊を溺愛する 小説

釘宮つかさ  やすだしのぐ 

独特の世界観、奥行きのあるストーリーに激しく萌える。

釘宮さん作品というと、モフモフ、あるいは獣人、といった作品を多く書かれる作家さまのイメージが個人的に強いのですが、今作品もそのイメージを損なうことのない獣人のお話です。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。






レーンフェルト王国、という国が舞台。
この国には狼族のヴォルフ家という王族がいて国を治めている。
そして、この国にまつわる童話がある。

かつて王であ…

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魔術師は竜王子の花嫁になる 小説

釘宮つかさ  やすだしのぐ 

今度こそが本当の大団円…!

「救世主は異世界の王に求婚される」スピンオフ。

未読でもわかりやすいように書かれていますが(序盤にざっくり前作の流れがわかるようストーリーに組み込まれています)、やはり前作からオススメしたいですねヾ(*´∀`*)ノ 人間界から異世界に、異世界から人間界に、それぞれ舞台が違う楽しさがあります♪

私は電子で購入したんですが、ちょっと落とし穴がありまして。挿絵がないとわかってて購入したものの…

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魔術師は竜王子の花嫁になる 小説

釘宮つかさ  やすだしのぐ 

永遠に読んでいられるタイプの二人ですね

「救世主は異世界の王に求婚される」のスピンオフで、逆異世界トリップ+記憶喪失ものになります。
今作だけで問題なく読めるんですけど、既読だと色々得心の行く部分がある内容だと思います。

で、こちら、スピンオフにはなるんですけど「救世主~」とはだいぶテイストが異なるんですよね。
甘い。
とにかく甘い。
謎解き要素があって、ちょいホラー風味まであったそちらとは、もはや別作品ですよ。

い…

4

センセイと愛犬 コミック

やすだしのぐ  堀川ごぼこ 

忠犬から愛犬

汚職議員と秘書という関係性。三邑は先生を愛するが故に先生が結婚して自分を捨てるのでは?と思い込み先生を裏切る。先生は議員を辞め、野望を諦めようとしたが最後更生しようと決心する。

議員を辞めた先生が別荘まで追いかけてきた三邑に対し、俺にはお前しかいないという台詞を言う時の表情が凄く可愛い。この台詞をもっと早く言っていれば三邑が不安になることもなかっただろうに。
先生が底に落ちていくシーンが可…

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センセイと愛犬 コミック

やすだしのぐ  堀川ごぼこ 

若き政治家の失脚から再建

政治家BLなんて珍しいなぁと思って読んでみたら、ストーリーもしっかりしていて凄かった。
絵もきれいですし、野心家な受けと従順な攻めのキャラクターも良かった。
攻めはただ従順な犬なだけでなく、きちんと意志もあり裏切りもある。とても人間臭いBLでした。

のし上がるために重鎮に抱かれ、止めようとした秘書を制し
「もしもあのときお前が止めていたらお前を解雇していた」と言い放つ受けがかっこいい。…

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溺れるまなざし 小説

高岡ミズミ  やすだしのぐ 

展開が早くない?

ふたりが知り合って才能を認めてもらって、あれよあれよとベッドまでいく流れがスムーズ過ぎて言葉もない。
おい攻め、受けが男だって知ってる?受けも自分が男だってわかってる?とツッコミたくなる。
受けが男だとかいうことがどうでもいいのは、攻めだけじゃなくて、受けの師匠の三木もそうだった。
アシスタントを辞めようとすると、三木に手込めにされそうになる。三木が受けに執着見せてたとか、そんな伏線あったっ…

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