切江真琴さんのレビュー一覧

死に戻り皇子は最愛の弟皇子のためにループを止める 小説

切江真琴  石田惠美 

どシリアス

ひと月前に発売された「どうやら運命の恋人とすでに付き合っていたようです」はクスッと笑えるお話でしたが、こちらは思いっきりシリアスでした。ループする度に希望が見えてくるので凄く読み応えがありました。

そして2段組なので大ボリュームです。ただ、中華風漢字の名前が苦手な人には辛いと思いました。新章に移るたびに名前にルビがふって親切ではあるのですが、やはり耳慣れないと途中であれ?っとなるので本編前に…

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死に戻り皇子は最愛の弟皇子のためにループを止める 小説

切江真琴  石田惠美 

長い

切江先生だったので購入。読み始めてすぐ「あ、名前覚えられへんやつや!」と気分が下がり、二段組で読みごたえたっぷりでちょっと疲れちゃったので中立としました。健気な異母兄弟ものがお好きな方でしたらよいのでは。

皇帝、皇子五人がそろう宴席へ、仕方なく出席した第二皇子太鳳。昨日第三王子と自身の髪の色のことでちょっと険悪な雰囲気となってしまったので、宴席に出ることが苦痛で胃がキリキリ。出てきた食事など…

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沈清の過去と未来

本品は
『死に戻り皇子は最愛の弟皇子のためにループを止める』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。

龍生の伯父であり太鳳の後見人の沈清のお話です。

汪の第二皇子桂都は
兄の第一皇子と仲が悪くありませんが

それぞれを取り巻く者達だけが敵対行為を続け
第一皇子が皇太子に決まり
北方大王の娘の輿入れが決まっても
なお桂都を皇太子にと推す声が根強く
暗殺を逃れるために西方教国…

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死に戻り皇子は最愛の弟皇子のためにループを止める 小説

切江真琴  石田惠美 

大切な彼方を失わない未来を求めて

今回は第三皇子と第二皇子のお話です。

夏の宴会で毒殺される攻様を救うため
死に戻りを繰り返す受様が攻様と生きる未来を掴むまで。

受様の生国・汪は統治150年を超える大陸東部の大国です。

受様の父は第二皇子ながら兄の逝去で皇帝となり
4人の皇妃と5人の皇子をえますが皇太子が決まらず
宮廷内に様々な対立が生まれています。

第二妃の子の第一皇子は病弱で
第一妃の子の受様は…

7

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にいさまの色気にメロメロ

太鳳への独占欲と愛しさでいっぱいの龍生。
二人で庭で盤遊びをして、ふざけて水をかけあい太鳳が下衣をくつろげ乳首が見えたのを…。

にいさま何をしてるんですか!と内心悶々とする龍生。昨夜も営みとても良かったなあ、乳首でにいさまは…などと思い出していると。黒揚羽蝶がヒラヒラとやってきて、太鳳の髪にとまり。まるで今朝目覚めたときのにいさまと自分の髪が重なり合ったようだ…。
今度は蝶がなんと太鳳の…

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死に戻り皇子は最愛の弟皇子のためにループを止める 小説

切江真琴  石田惠美 

諦めない!!

本の厚さにおお!開いたら2段組でさらにおお!
しかも中華風の人名や固有名詞に読めるかしら…と不安になりましたが、読みかたを自分で勝手に日本語読みにして読みました。

まずは切江さん、こういう作風も書かれるんですね!とってもシリアスでした。
最初から太鳳が苦しんでてつらそうで。
さらに何度も何度も死んでは戻っての繰り返し。今何度目だ?となりそうでした。

戻るたびに真相に近づく太鳳。龍…

9

死に戻り皇子は最愛の弟皇子のためにループを止める 小説

切江真琴  石田惠美 

驚きました

驚きました。

切江真琴先生の作品にはラブコメのイメージが強くあったのですが、この作品にはそんな色味が全くない。中華系作品が持つ、堅くて重みのある世界観が見事に表現されていて、王太子候補の皇子たちが何者かに毒殺されるというシリアスな場面展開を濃密に演出。これまでの作品とは違う筆の息遣いに息を呑む思いで読み入りました。

そんなわけで。終始緊張の糸がピンと張り詰めたストーリーに、ついつい読む…

7

死に戻り皇子は最愛の弟皇子のためにループを止める 小説

切江真琴  石田惠美 

中華×ループ×異母兄弟!のめり込んで読んでしまう面白さ

ズブズブと沼に引き込まれて落ちていくように、ハマったら抜け出せない
壮大すぎる中華風ループファンタジー。

途中から背中を丸め、前のめりになって読んでいた気がします。
そして読み終えた今、ぼうっと惚けてしまってる…

切江先生といえば自分の中では「恋のゴールがわかりません!」が最高に面白くて
大笑いした記憶があるのですが。
これ、同じ先生が書かれたんですか!?と言いたくなるほどテイ…

9

どうやら運命の恋人とすでに付き合っていたようです 小説

切江真琴  佐倉ハイジ 

自分の中にずっとあった本当の気持ちに気付くまであと何日?

【本当に、いつからあったのだろう、この、こんな気持ちは(湊)】

エロス度★★★★★

おやおや、4年もカラダの関係を続ける航と湊に新たな光が射し込む恋物語ですか・・・尊いですね。

私から見たら普通にイチャイチャしている恋人同士なのですが、カラダの関係でしかないというのが驚きです。
何故に4年もずるずると今の関係を続けてしまったのか?
恋人を欲しがっていた湊にモテ期が到来したこと…

2

どうやら運命の恋人とすでに付き合っていたようです 小説

切江真琴  佐倉ハイジ 

クスッとしてさせてくれるお話

切江真琴先生の作品を読むのはこれで4作目ですが「恋のゴールがわかりません!」を超える作品にはまだ出会えていません。それでも既読の2作よりは今作は面白かったと思いました。

こちらの作品は雑誌掲載の表題作と書き下ろしの2篇が収録されているんですが、「うらはらとはらはら」は本編で受けの湊のお気に入りのイケメン2人の恋のお話でした。

本編ではこのイケメン2人がお互いに好きあってるのが透けて見え…

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