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夜光花 笠井あゆみ
ぷれぱーる
ネタバレ
最近、夜光先生の作品ばかり読んでしまいます。 本作もダークファンタジーでありながら、どこかコミカルなキャラたちが面白かったです^^ 満月のたびに百鬼夜行に悩まされる陰陽師の櫂。 ボディーガードにしようと力の強い鬼・羅刹の封印を解いた所、 その鬼に翻弄されてしまうというお話。 羅刹のキャラが良くて、怖くてかっこいいのにかわいいという、憎めなくて面白い存在でした。 櫂は美しいですね…
小林典雅 笠井あゆみ
はりゅまおラブ
ファンタジー系オメガバースは初でした。 受の温室培養なほんわかした雰囲気と気高さが好きですし、攻の不器用だけれど愛情深い一途さが良かったです。笠井あゆみ先生の絵が本当にマッチしていた。 全体的にこうかな?って予測ができるストーリーなんですけれど、キャラの魅力や整然とした文章のせいか、飽きることなく読み進められました。 エッチシーンは、オメガバースなので身体だけが否応なくってスタートから、心身…
kurinn
フィセはオーレリアンに王族の墓地まで連れて来てもらいます。 それは亡き王妃に謝罪する為でした。3年もの間オーレリアンを王妃から奪ってしまったこと、その間にどれだけ王妃が不安で寂しかったかを謝って、フィセは王妃の為に白薔薇を咲かせるのでした。 それを見ていたオーレリアンはフィセに感謝して、王妃なら喜んで抱きついて年甲斐もなく懐くはずだと言いました。 王妃は亡くなる時に「私は幸せでし…
本編後の幸せそうな2人の様子が読めて良かったです。 オーレリアンはフィセを丘の上に連れてきて、遙か遠くまで咲く白薔薇を見せます。 そしてそれがどうしてなのかと、フィセに言葉に出して欲しいのです。フィセはオーレリアンが健やかで生きているだけで、幸せだから国中に白薔薇を咲かせてしまうのだと言います。 そして30歳にもなる一国の王が好きだの愛しているだの、いちいち言葉を求めるものではありま…
犬飼のの 笠井あゆみ
物語に引き込まれてしまって一気読みしました。 薔薇王フィセと太陽の王子オーレリアンの関係が哀しくも美しくて、先生のアイデアと物語のどこにも余分な文章が無い筆力に脱帽しました。 ノリに乗ってる作家さまはこうも違うのかと思いました。 フィセが前王に謀られた絶望から黒い薔薇を咲かせて城の塔に幽閉されてから、幼いオーレリアンがフィセを慕って再び白薔薇が咲いて、これでフィセは救われるのかと…
西野花 笠井あゆみ
snowmoonflower
四十路手前の攻めと一回り以上年下の専業主婦の淫乱若奥様と凶悪犯顔イラストの間男の三角関係です 性的不能者の攻めという着眼は目新しかったので買ったのですが、受けが妻設定に加えて長髪美人で名前が杏なのもあって女女し過ぎて...... BLである意味何?って我に返ると読めません
fandesu
「口では嫌でも、体はイイって言ってるぜ」ってのは昭和の時代のゲスポルノでよく言われる科白で、私はこれが嫌いなんですよ。 なんで、ほぼ同じことを西野さんが書いても嫌じゃないのかなぁ……ホント不思議。 私の性癖に刺さる『よろめきもの』でした。 それもね、男と男の間でよろめくのではないんですよ。 自分が『かくあるべきと思っている貞淑な妻』と『奔放に性的快楽を享受する自分』の間をよろめくのです…
カラフル
犬飼のの先生の有名童話をモチーフした官能童話シリーズ5話目。 BL小説というより、完全に大人向けのグリム童話風でした。 文章が美しく、内容はディズニー映画のように色々な要素が盛り沢山で豪華で、ストーリーにメリハリがあり、なおかつブラックユーモアもきいていて面白かったです。 ターゲット層はなかなか難しい小説だと思いました。「真実の愛」を夢見る若い女子には、なかなかシニカルな主人公像だし、…
てんてん
本品は『眠れる森の王』のコミコミスタジオ特典ペーパーです。 本編後、フィセがオーレリアンに頼んで墓地に赴くお話です。 茨の檻から初めて出た日、フィセはオーレリアンに頼んで、歴代の国王 と王妃が眠る墓地に連れて行ってもらいます。 身も心も生まれ変わったと思える今、先王に対する感情は随分薄れます が、それはフィセ自身の傷が癒えただけであり、彼が幼い我が子を傷つ けけていたこと…
本品は『眠れる森の王』初版限定挟込ペーパーです。 本編後、オーレリアン視点でのラブラブな後日談になります。 奇跡の春が瞬く間に終り、トワイダルに夏がやってきます。トワイダル 国民の誰もが愛する夏を人でない国王オーレリアンも幼い薔薇王フィセ と共に夏を堪能していました。 オーレリアンは雪が解けて若草の萌える大地に愛馬を走らせ、白い衣姿 のフィセを丘まで連れていきます。フィセを…