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小林典雅 笠井あゆみ
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ネタバレ
とても読みやすかったです。シリアスで典雅節は何処へ?と思ってましたが、そもそもこの平和な世界が典雅さんならではでしたね。 エロとロマンスの増量と作者さんの好きツボ満載にこちらも美味しく読了しました。 キリルの人生の第二章は本人にとっては辛いものでしたが、ちょっと思い込み激しすぎない?と思ったらやっぱり!ちゃんとロランに愛されてたんですね! 受けの前でだけ不器用で可愛さ余って憎さ100…
犬飼のの 笠井あゆみ
渋茶
2014年刊。 ルビー文庫の官能童話シリーズなら先に一通り読んでいるので、童話モチーフの元祖となる?こちらも読んだ。 この一冊には、幼い弟まで男娼として稼がせようと目論む両親から逃れてきた兄弟の物語『銅の足輪』と後日談、お馴染みの人魚姫を元にした表題作が収録されている。 『銅の足輪』ではヘンデルとグレーテルモチーフだけでなく、ヨーロッパではじゃがいもの普及で飢饉を乗り越えるようになった?…
西野花 笠井あゆみ
ひみた
4PもNTRも、奴隷もそれを素直に受け入れる人間も興味ないし良さも分からないのだけど(登場するSM作家の了一も「一般受けが悪くてな」と仰る)この作者にかかればすべて「良い・・・」と思わせるのが凄いです。もう夏乃と同じく読者も飼いならされておしまいになっているみたいです。 西野さんの作品を読んでいて良いなと思うところは、良いとこ美味しい展開を途中で止めたり省かずにちゃんとみっちり描いてくれると…
笠井さんがイラストを担当された中から、続編の電子化を待ちつつこちら読んでみました。 すすすすごかった…初めて経験するドラッグみたいに、読みながらこっちまで仰け反り悶えるほどでした。何が凄いって、ねぇ… BL小説って読んでいる時は面白くても読後数日経つと「なんでそんなに面白かったんだろう」とすっかり毒が抜ける作品も多いのですが(あまりお話が濃ゆいと入り込めないし、内容が無いと「内容が無い」と…
ヒータン
官能童話シリーズ5作目 妖精で薔薇王のフィセは上級騎士からの求愛を真実の愛だと思って受け入れてしまう。 しかし実は彼は、薔薇王と人間が真実の愛を育くめば不老長寿の奇跡の薔薇を手に入れられると知ってフィセを騙していた国王だった。そのこと知ったフィセは深く傷つき、兇器のような棘のある黒薔薇を咲かせてしまう。 そしてフィセに執着する国王に北の塔に幽閉されてしまう。 人間なら心の傷もある程度の…
宮緒葵 笠井あゆみ
ホウナ
主人公(受)の誇り高さがいい感じでした。 攻も運命の番としてだけではなく、主人公のそんなところに惚れたのだと伝わってきたのがいいですね。 攻の兄たちもただアルファに蹂躙されるだけではないところから愛刀を拾ってくれたのではないでしょうか。 「私の体は私のもの」辺りではすっかり魅了されているようですし。 先の方も書かれておりますが、主人公と攻の関係性の正体(?)がオメガバースであることや、…
夜光花 笠井あゆみ
kurinn
巻が進むたびに羅刹が良い鬼(男)になって行って、なんだスパダリ攻めだったのかと… 三巻で本当に終わるの?って思ってたら嘘では無くて、それでも夜光先生が後書きに那都巳と草太で書きたいお話があると書いていたので狂喜乱舞しました。 櫂が本当にポンコツ過ぎて夏祭りに伊織にクラっとよろめいてしまった結果、喰われそうになったのには焦りました。羅刹の事はどう思っているのよ!と 八百比丘尼の不気…
あーちゃん2016
羅刹と櫂のお話、最終巻でした。さらりと読んでしまったのですが「良かったなあ」と幸せも感じたので萌2より萌にしました。なんと「那都巳と草太で書きたいものがあるから」とのこと!!!!楽しみにお待ちしています。本編280P超+あとがき。 2巻で鬼になってしまった草太を探しまわる櫂。雪が吉野から「草太がいるかも」という情報を寄越したので、羅刹と二人で吉野まで出かけ・・・と続きます。 攻め受け以…
みざき
鬼シリーズ3作目。 夜光花先生ってすごいと再確認した作品でした。 お話が面白いのは勿論、それがシリアスであったりファンタジーであったり、はたまた現代ものであったりと、どんなジャンルの内容であっても文章が上手く、非常に読みやすいんですよね。 今シリーズでは、主人公の櫂の職業が陰陽師という事で、専門用語や仏教用語など、普段なかなか馴染みのない言葉や設定が多かったというのに「よく分からない」「難し…
夏乃穂足 笠井あゆみ
2019年刊。 夏乃さんの小説は初読みながらも、渾身の作と言っても過言じゃない力を感じた一冊だった。 大手不動産会社の跡継ぎである一稀にとって謎めいた男・荒原に連れられてきた見窄らしい少年・猛の出逢いは13歳の頃だった。 自分だけの特別な”犬”として手塩を掛けて猛を育てあげた3年間。 そんな猛は高校生になって執着の塊となって常に一稀に付き従おうとするが、彼の秘められた狂気を恐れて距離を…