笠井あゆみさんのレビュー一覧

双竜王を飼いならせ 暴君竜を飼いならせ 4 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

恐竜BLは独創性があって面白い

犬飼ののさんの文章は、読みやすいのと描写に臨場感があるのと、心理描写が上手いことやらで、もっと知りたいと読んで居るとつい欲が湧いてしまいます。
上手い物書きさんだと思う。
5巻から8巻を読み、やっぱり最初から読まねばと欲が湧いて、全巻購入して読んでしまった。

「童話」シリーズをはじめに読んで、異世界ファンタジーとのコラボBLの面白さを知り
「プリズン」シリーズで、現代版八犬伝かな?とワ…

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暴君竜を飼いならせ 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

恐竜BL 

面白かった。内容も、イラストも素晴らしい。
表紙は、恐竜の口の中にいる潤の図。

5巻から読んで、物足りなくて、やっぱり始めから読みたくなって1巻から今読んでます。
内容は、初刊のこの巻が一番濃く詰まっているように思いました。1巻を読まないと、後のつながりが理解不能です。

潤の家族と生い立ち。
カイとの出会いは、最悪な形だった。横暴な行動をとるカイの心の内言は、とても孤独で寂しがり…

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皇帝竜を飼いならせII 暴君竜を飼いならせ 8 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

・・

感想
潤は、千年以上生きている皇帝竜も飼いならしてしまった。

最初は、自分の卵を産むだけを望んでいた筈が、卵ではなく、一緒に潤と永く暮らしたいと望むようになり、潤に恋する虜になってしまう。
暴君竜が潤を迎えにきて、どうなるのかな?と心配したけれど、
皇帝竜は潤が望む通り暴君流と一緒に異次元から返してあげる。
でも安心できない、ひとまず返すだけで、まだ潤を諦めてはいないみたい。

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幼生竜を飼いならせ 暴君竜を飼いならせ 6 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

双子を差し出せと通達してきた本部

笠井あゆみさんの表紙絵が、物凄く可愛いので、
1-5巻を飛ばして、6巻から読みました。

人と竜人の混血。妊娠して、二カ月目で胃から卵を取り出したらその一か月後に孵化して生まれた双子。
成長速度が人と違って速いのと、能力発揮も異常に速い。ハイブリットな竜人の赤ん坊を育てるのって、大変なんですね。
おもしろいので、ドップリ小説の世界感に嵌りながら楽しんで読みました。

双子の能力を分析…

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淫具 小説

愁堂れな  笠井あゆみ 

お薦めしたい

『淫夢』のスピンオフ。
前作も好きだったのですが、私はこっちの方がもっと好きかも。
ロアルド・ダールの本とかが好きな方なら好きだと思うんですよねぇ。もしくは『世にも奇妙な物語』とかお好きな方も良いんじゃないかと(うーん……ちょっと違うかな)。

ネタバレしちゃうとこの本を読む喜びが大幅に減ってしまうので、察しの良い方はこの先を読まずに本を読んで欲しいのですよ。出来るだけネタに触れずに書くつ…

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鬼子の夢 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

エッロい昔話

絵師様買い。しかしなんで今まで読まなかったのかってぐらい面白かった。

もう表紙から恥ずかしくなるぐらい美しくエロい。こちらを向いていたしております。カメラ目線かよ?
挿絵もステキです。与六が佐助に抱き込まれて眠る絵がお気に入りです。

佐助と与六の心の有り様は鬼などと言われるにはあまりに善良すぎて、調伏しようとする験者の方がよっぽど悪人な様に思えてしまいました。
2人は周りの人達に鬼…

1

蜜を喰らう獣たち 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

受けに自己投影できれば楽しそう

表紙がカッコ良すぎて惹かれた一冊。文章は読みやすく、単語一つ一つのチョイスが徹底しており、独特の世界観を上手く作り上げているようで良かった。醸し出す雰囲気がとても官能的。

受けのナギは女性にした方がしっくりくる。物を知らず思考力も弱く、それでいて男を手玉に取る方法だけは本能的に知っているタイプ。後半、覚醒し始めてから上から目線になるところは好きになれなかった。性格の歪んだ悪女のよう。
シナ…

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眷愛隷属 -白狐と狢- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

シリーズものは後で感想が変わる

最新巻まで読んで再読。

これだけで終わってたら有生はイケないお兄さんです。
なんたって好きじゃないと言いながら動けない慶次にあんなことやあんなことをしますからね。

しかし、後の巻を読んでから読むと有生の言動は自分に関心を向けて欲しい。っていう表れだなぁって感じました。
自分の気持ちを考える余裕がないぐらい慶次に自分を好きになってもらいたい。
いや、絶対自分の事を好きに違いない。っ…

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眷愛隷属 -白狐と狢- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

攻めとの相性が悪かったです

ずっと気になっていたのでとりあえず1巻購入。
夜光先生の文体やっぱり読みやすいです。
眷属や討魔師と聞くと難しい単語が多数出てくるかなと思いきや、そういうこともなくスラスラと読み進められました。
展開も2転3転として飽きさせないものだったと思います。
ただこの作品に関しては、攻めとの相性が悪くて最後まで好きになれなかったことが辛かったです。
愛ゆえに嘘をついたりからかったりしていた訳では…

3

罪の蜜 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

一途ワンコの皮を被った腹黒策士年下攻めが好きな人にオススメ。


丸木文華先生は作家買いしている一人です。

今回は、学生×美術講師バイトの先生。

攻めの美術の才能に嫉妬する受け嘉藤。
受けに認められたくて才能を伸ばす攻め水谷。

誰からも好かれる攻め、
受けだけが靡かないというこの図、
めちゃくちゃ大好きなシチュエーションです。

攻めに数々の試練を与えて、出来たら○○な。と、自分の事を一途に思ってくれる攻めを弄びますが結果、攻めが…

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