笠井あゆみさんのレビュー一覧

「天使の定理 」出版社特典ペーパー グッズ

こっちは分かりやすかった

本編とはうってかわって、こっちはなんだかしっくりきたんです。甘い。おい弦宇、てめー甘いじゃんかよっと激しくツッコミたかったSSです。これ無かったら、ちょっと辛かったと思うので、今から購入を考える方は、こちらのペーパー付をご検討いただいた方がよいのでは。

お話は本編後日談で、勿論二人一緒のベッドで過ごした翌朝のお話。
槐はシナモントーストに蜂蜜をかけたものを朝食とするのがお好みらしく、はい、…

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天使の定理 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

天使

気になってたキャラのスピンオフだったので購入。思っていた感じのお話だったのですが、どうも一回では消化しきれず、まだ未消化なので、萌にしました。キライではないのですが、萌ポイントを特定できない・・・本編250P弱+あとがき。

憑依型カメレオン俳優として人気の槐。ある日撮影まで半年を切ったところで映画出演のオファーと非常識な依頼があり、気になったので会ってみると、W主演の相手が2か月前高架下の公…

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「ギフテッド~狼先生は恋をあきらめない~」コミコミ特典SS小冊子「狼さんと赤ずきん」 グッズ

続編読みたいです

本編その後のお話でした。

本編を読んでいて祭の母親も弟の楽も大好きだったんですが、こちらのコミコミさんの小冊子で更に好きだなぁって思いました。

こちらのお話は哲平が初めて露崎家を訪れるお話でした。
祭の母親が哲平が気になる気持ちは当たり前だと思うし、哲平が戸惑う気持ちも誰にもある気持ちだと思うのです。

そして小さな事で喧嘩して仲直りする祭と哲平が可愛らしくて、幸せそうな様子にホ…

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ギフテッド~狼先生は恋をあきらめない~ 小説

寺崎昴  笠井あゆみ 

また楽しみな作家さまが!

商業デビュー作と知り、また素晴らしい作家さまの誕生を嬉しく思いました。

祭の悩みや劣等感が瑞々しい感性で書かれていて、若くない私まで当時の気持ちが甦るようでした。

祭や哲平の悩みは形は違えども、普遍的に誰にも普通に存在するものです。そして年を取った今なら穏やかに受け入れる事が出来ますが、若い時は自分の中で消化出来ないのです。

それは自分の子どもを見ていても分かるので、祭の母親の気…

3

転生の恋人―運命の相手は二人いる― 小説

愁堂れな  笠井あゆみ 

「生まれ変わったその後も愛し合おう」

面白かった。
夢に関わる三作目で、前二作と異なり、「淫」が入っていない。
SF要素のほうが濃いのかな?と思ったらそうじゃなかった。

「生まれ変わったその後も愛し合おう」
・・このフレーズが、全ての鍵になっていました。
意識に仕掛けられた時限爆弾みたいなもの。

一番怖そうな人が、一番思いやり深くて傷ついた人だった。
本編で才の推理で語られていますが、小冊子にハッキリ書かれていま…

4

「転生の恋人―運命の相手は二人いる―」コミコミ特典SS小冊子「夢のまた夢」 グッズ

これが良かった

コミコミさんの特典小冊子。本編攻めのヤクザさん視点のお話で、めっちゃ好みのテイストだったので萌2にしました。なぜ小冊子にしたのかなあ・・と凄く思うんですけど。

新森幸哉に拾われていたヤクザの柳さん。本編ではさらっと読んでしまった、その柳さんの複雑な気持ちが、この小冊子ですごくよく分かったんです。(私がもっとお利口なら本編だけでもよく分かったんだと思うのですが。)

上手く書く自信がないの…

1

転生の恋人―運命の相手は二人いる― 小説

愁堂れな  笠井あゆみ 

運命の相手

笠井先生ホイホイで購入。でろでろ激甘3Pを期待したのですが、予想と違って、するっと読んでしまったので、中立にしました。が。これコミコミさんの小冊子が私にはめっちゃ良かったんです。より印象が深まると思うので、本編後ろに入れて欲しかったなあ・・・。本編230p弱+あとがき。

旧財閥の後継ぎとして生まれたものの、ゲイであるが故に実家に縁を切られ、叔父からの支援でなんとかバーを経営、生活している慎也…

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転生の恋人―運命の相手は二人いる― 小説

愁堂れな  笠井あゆみ 

ある意味ホラーですよね

「淫夢」「淫具」の関連作になるんですけど、未読でも問題無く読めます。

あらすじですごく気になったので購入しました。

で、こちら、ミステリー&エロスって感じのお話でしょうか。

ゲイである事で、実家から勘当された慎也。
昔から前世の夢を見続ける慎也ですが、サウナで偶然、前世の恋人・アローと同じ星形のアザを持ち彼の記憶も持つヤクザ・柳と出会い、強引に抱かれてしまうんですね

8

「天使の定理 」出版社特典ペーパー グッズ

弦宇がとても幸せそう

本編では弦宇の自宅が式見のマネージャーである瀬戸に放火されて焼失したので、映画の試写会後から2人は一緒に式見の世田谷の一軒家で暮らし始めていました。例の全部が透けて見える地下の部屋です。

本編では弦宇を監禁する部屋でしたが、今では2人の愛の巣のようです。
エピローグでも甘々でしたがまだ続いているようで、甲斐甲斐しく式見の朝食を用意する弦宇の姿は世話焼き体質が見て取れるようでした。

そ…

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天使の定理 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

お見事でした!

「兄弟の定理」がとても面白かったので、今作もとても楽しみにしていました。

あの掴み所が無かった式見が主役と知って、沙野先生がどう料理するのか想像も出来ませんでした。

そして弦宇という更に難解な性格を持つ相手を登場させて、最後までこの2人をどう決着付けさせるのかと夢中になって読みました。

予断を許さない展開が面白くて、最後の映画の試写会には一緒に観てる気持ちにさえなりました。

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