笠井あゆみさんのレビュー一覧

アルファの寵愛 ~パブリックスクールの恋~コミコミスタジオオリジナル特典書き下ろしペーパー「チェスをしている場合ではなかった話」 グッズ

これ面白くてお勧めです

こちらのコミコミさんの書き下ろしは本編の最後にあった「家を借りよう〜アシュレイ&由葵編〜」での、実はチェスをしていたと思っていたヒューズとアシュレイが何をしていたかというお話でした。

ヒューズは奏に由葵と2人きりで話をしたいと頼まれていたので、アシュレイを誘ってチェスをしていました。しかし子供部屋に取り付けられたカメラでタブレットを使ってその様子を見ていたんです。
笑顔で話す2人の様子に思…

2

アルファの寵愛 ~パブリックスクールの恋~ 小説

ゆりの菜櫻  笠井あゆみ 

大好きなシリーズです

ゆりの先生の「パブリックスクールの恋」シリーズはオメガバながら痛々しい展開がなく、攻めのアルファがとても献身的なところが大好きで欠かさず購入しています。

今回のお話は前二作のカップルが下級生と新入生として登場するので、時系列的には遡っています。
そして攻めとして登場するヒューズは卒業生で、名物キングとして卒業後も在校生に名を馳せていました。

このヒューズの執着というか奏を手に入れるま…

2

アルファの寵愛 ~パブリックスクールの恋~ 小説

ゆりの菜櫻  笠井あゆみ 

必死

パブリックスクールもの3作目。アルファの耽溺~パブリックスクールの恋~のカプが出てくるので、それは読んだ方がよいかもと思います。安心のパブリックスクールもの、本編240Pほど+後日談2編。休日にストレスなく読めて嬉しいお話ですが覚えているか自信はないので萌にしました。パブリックスクールものがお好きな方は良いのでは。

エドモンド校の5学年生の、サイモン子爵家の奏(そう)。イギリス屈指の大貴族、…

6

式神見習いの小鬼 小説

夜光花  笠井あゆみ 

本編がもっと続いてほしかった

恋愛からは程遠そうな那都巳と草太でのスピンオフということで、どんなお話になるんだろう?と思ってましたが、面白かったです!

色々と初々しい草太の仕事ぶりが微笑ましく、ほのぼのした感じですが、徐々にコメディ要素が強くなってくるというか、思わず笑ってしまう場面もw
2人の雰囲気としては、同じ夜光花先生の作品「眷愛隷属」の有生と慶次にちょっとだけ似てるような感じがしました。クールな攻めと元気いっぱ…

7

式神見習いの小鬼 小説

夜光花  笠井あゆみ 

おもしろ可愛い鬼の子

式神の名は、鬼のスピンオフで、鬼と人間のハーフの草太少年と那都巳のお話。
草太は体だけはすっかり青年に成長したものの、精神年齢は3歳児。純真無垢でとにかく可愛い。
デカ盛りを完食するほどの大食いで、那都巳の付き添いで行ったテレビ局の差入をドカ食いするシーンは爆笑してしまいました。食いしん坊ぶりがおもしろ可愛い! 

相手はあの那都巳だし、式神の契約なんか結んでどんな無体をされるのかと思いき…

7

式神見習いの小鬼 小説

夜光花  笠井あゆみ 

『式神の名は、鬼』のスピンオフ

作家買い。
夜光作品の『式神の名は、鬼』のスピンオフ作品です。『式神の~』の受け・櫂のもとに預けられていた、鬼と人間のハーフである半妖の草太のお話。

前作未読でも理解できないことはないかな、と思いますが、前作ありきのお話ではあるのでできればそちらから読まれた方がより面白く今作品を読めると思います。






鬼の血を引く草太は、その成長速度、力などから普通の人間の生活を送る…

11

鬼子の夢 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

濃厚!!

文体から滲み出るじめじめ鬱々とした雰囲気が凄い。とても良い。

人と離れて暮らしてきた佐助と疎まれ続けてきた与六が優しさを知ってくところは暖かく、与六を鬼に仕立てさげずむ人の身勝手さが泥臭く。佐助が大事な人を得たことで朴訥な性格に独占欲憎しみと負の感情がついてしまったこともがつーーんときた。ただただ優しかった佐助が嫉妬のあまり与六のことを信じられなくなって自分本意になるとこはツラい…村人の身勝…

0

蜜華の檻 ~堕ちた麗人~ 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

受け、がんばれ…


時代は戦後の日本。
母は幼い頃に亡くなり、父親は自殺。
残ったのは当主となった受けと、体の弱い姉だけ。

戦争前は華やかに暮らしていたのが一変し、苦難する受けの前に学生の頃ライバルとも思っていた攻めが姿を現します。

自分とは違って成功している攻めに取引を持ち掛けられ、渋々条件を吞みますが何故好条件を突きつけるのか。
それは自分の姉を好いているからだと納得しようとしたり、華族とし…

2

処女執事~the virgin-butler~ 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

練り込まれたストーリー

思った以上にSFでそうだったのか!!という驚きや作り込みは面白かったです。

でも、どーーーーにもモヤモヤする!!
則雅が実は…だったわけですが、
己裕の手のひらの返しっぷりに、ちょっと付いて行けなくて、あんなに慕ってたのに!?
則雅を想って悔しさを噛み締めてる己裕、記憶だけでも残して起きたいといういじらしさや高潔さに萌えていたので…
則雅の前でフェラさせられたシーンも背徳感いっぱいで…

1

深窓のオメガ王子と奴隷の王 小説

小林典雅  笠井あゆみ 

シリアスに始まるけど……

オメガが当然のように虐げられる弱者設定が作家さんご本人もすごく苦手とのことで(さすが典雅さん!)、オメガが理不尽な扱いはされていないのでオメガバース苦手な人でも読めると思います。

それにしても「小林典雅さん×笠井あゆみさん」という組み合わせ。
発売当時、本当に三度見してしまった。

シリアス風味で始まるのだけど、蓋を開けてみれば、実に典雅さんらしい受けだと思います。
受けのキリルは、…

4
PAGE TOP