笠井あゆみさんのレビュー一覧

深窓のオメガ王子と奴隷の王 小説

小林典雅  笠井あゆみ 

何回も読んでしまう(*ˊᵕˋ*)੭ ੈ❤︎

まさかレビューしてなかったなんて!
凄く素敵なオメガバースの物語です。

『宮廷』『王国』『王』『王子』はぁ、それだけでも萌ゆるのに、オメガバースが入った日にゃぁ、心底蕩けますなぁ~~~(ღ♡‿♡ღ)

『受け』
『深窓』とある通り、宮廷内でも美しすぎるオメガの王子なので、城の奥深くに匿われ、誰の目にも触れないように育てられてきたのだが、自国が攻め込まれ父王や民を救う為に下界へ出て来た…

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深窓のオメガ王子と奴隷の王 小説

小林典雅  笠井あゆみ 

ツンからの溺愛♡

スピンオフを先に読んだので、順番通りに読むのとは感覚違うと思う。
とりあえず隔離はされても大事に大事に育てられたキリル、ある日兄を殺されその仇の伴侶になるって青天の霹靂だと思う。更にロラン!言葉が足りない上に口下手、更に好きだから意地悪するっ小学生やんって思わずツッコんでしまった。
運命な番で感じるものはあっても、キリルにはしんどかったと思う。
長い道程だったけど、危ない目にあったけど距離が…

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存在証明 夜間飛行2 小説

遠野春日  笠井あゆみ 

今後に期待

前作で、脇坂が警察を辞めたわけではなく、野上警視の策で公安に所属していると分かり、深瀬もSPから公安へと引き抜かれます。

この作品はその後、脇坂サポートサービスを隠れ蓑に二人が事件を追うところから始まります。エロ的には特筆するところは無いですが、相変わらず笠井あゆみさんの絵はエロい(笑)

今回は、深瀬おぼっちゃまの幼少の頃に出会った少年(芦名)との再会が軸になっています。事件解決は進ん…

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夜間飛行 小説

遠野春日  笠井あゆみ 

関連作は読んでなくても大丈夫

警察モノは大好物なので、疵と蜜を読みたかったんですが、その前にこちらが入手できたのでこちらから読みました。
関連と言ってもふんわりで、説明もあるので問題なく読み進められました。

いきなり恋人が目の前から消える、、、、
納得できなくて探して見つけても、もう終わったことだとあっさり返される。
でも嫌われているわけでもないことが窺える。そこから始まる事件と復縁ラブストーリーです。

笠井…

1

暴君竜の純情 暴君竜を飼いならせ 番外編 1 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

二つ出る番外編

番外編が続けて二つ公開されるらしくて、ちょっと驚いた。
「暴君竜の純情 」は、小説
「暴君竜の純愛 」は、コミカライズ。5月27日公開予定。

番外編1は、表紙絵と挿絵、13の短編は以前出したSS集。
私にとっては、実が詰まったお買い得だったけど、特典SSを都度得ていた人は、重複があるかも。

犬飼先生はネタバレを嫌うので、目次だけメモします。
舞台背景の時期は、潤が編入して1か月…

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囚われのオメガ王子と恋の奴隷 小説

小林典雅  笠井あゆみ 

健気な不憫受け

片青眼は不吉という言い伝えだけで虐げられてきたリンツェットが不憫。全面的に守ってくれた母が亡くなり、2人の側仕えも不当に外され、扱いの酷さに腹が立つ。やっと父王が会いに来たと思ったら、人質になれってふざけてる。けど、ここが転換期でした。優遇されてきた弟に襲われそうな所を助けてくれたのが運命の番。小さないざこざはあっても、溺愛してくれるアラリックと上手くいって良かった。これもリンツェットを賢く育てた…

5

淫雨に溺れて 小説

つばき深玲  笠井あゆみ 

旧題「雨恋い」

デビュー前に新人賞を受賞した「雨恋い」に、加筆修正、タイトルを変えた再編もの。
編集さんが付けたタイトルが、淫雨。意味は「 降り続く雨。長雨。霖雨。」
笠井あゆみ画伯の表紙が淫靡で凄いけど、中身はそうでもない。
湊が雨を降らせる雲を見つめて呟く「あとから痛み出す心の傷。」の場面は、印象深かった。

若手書道家で人気の伊織と善。
善は、自分の技量だけでのし上がってきた派手な美形の一匹狼。…

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「淫呪の疼き ‐溺愛鬼と忘れ形見の術師‐」コミコミ特典SS小冊子「りんどう色の恋人」 グッズ

是非コミコミさんで手に入れて下さい!

永遠の恋人になった2人のその後のお話でした。

こちらのコミコミさんの小冊子に、青柳がどれくらいの長さを生きているのか書いてあります。想像していたよりかなり長くて、より青柳の過去が知りたい気持ちになりました。

青柳は高等鬼種である前にかなりの術師なんですよね。だから鬼になる前の青柳がまだ人間であった時代では、かなり力のある優れた術師だったと思うのです。だから彼の過去のお話もスピンオフで良…

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囚われのオメガ王子と恋の奴隷 小説

小林典雅  笠井あゆみ 

おとぎ話的ハピエンオメガバース

何これめっちゃ好き。
私の好きなおとぎ話要素強めのストーリーでした。

生まれつき両目の色が違うことで忌まわしき者として、フォンター国の第一王子の身でありながら遠い離宮で隔離した生活を送るリンツェット。不安定な政情から、人質として後ろ盾のダウラート国に行くことになります。

フォンター国は迷信の信仰が強く、左右の眼の色が違う「片青眼」を忌み嫌っています。リンツェットは片青眼を持ち産まれて…

8

淫呪の疼き ‐溺愛鬼と忘れ形見の術師‐ 小説

高月紅葉  笠井あゆみ 

答え合わせをする気持ちで楽しめました

サブタイトルの「溺愛鬼」とあらすじ、そして読み進めて行くうちに青柳の穏やかな性質から、青柳は本当に嘉槻の両親を殺したのか?嘉槻に淫呪かけたのは青柳なのかと疑問を持ってしまうと思います。

そして少ない登場人物と文章のそこかしこに散りばめられたヒントに、事の真相が薄っすらと見えて来て読者のこうであって欲しいと思う望みが同じであるのかと、答え合わせをする気持ちでページをめくる手が止まらなくなりまし…

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