笠井あゆみさんのレビュー一覧

その血は夜を惑わせる 小説

神楽日夏  笠井あゆみ 

バンパイアなんだけど少し違うイメージ

バンパイアものなのですが、一般的にBLでよく見かける吸血鬼とは少しイメージが
違うように感じます、それに裏切り者が出てくるのですが、それも吸血鬼と野犬の
凶暴化したものを足したようなイメージです。

主役の聖弥はたった一人の家族だった妹を亡くし失意の中にいて、残された物は
誰も住んでいない家を妹の入院治療でかかった二十歳の聖弥にとっては大きな借金。
それでも高校卒業から友人の兄に直々に…

6

その血は夜を惑わせる 小説

神楽日夏  笠井あゆみ 

超絶美形の攻め登場☆

神楽日夏さん初花丸は、ファンタジーものでした。
今回、多分自分の萌えツボからはかけ離れた主人公(受け)なのですが、ファンタジーということで、この話が醸し出す全体の雰囲気自体に夢をもらったというか、どういうわけかロマンチックな感じのものって超苦手なのに、この話の場合は何だかドキワクしてしまったのです。
この作家さんの作品って少し温度が低めなのだと思うのですが、確かに本作もそうですがエッチシーンの…

5

その血は夜を惑わせる 小説

神楽日夏  笠井あゆみ 

甘咬みシーンに萌え萌え

エクスタシーに満ちた吸血描写も良いですが、
牙によるあちこちの甘咬み・撫で回しがエロティックでした~。
挿絵の笠井さんが描かれる大胆なアングルにも目を奪われましたv


唯一の家族であった妹を亡くし、人生を諦めかけていた青年・聖弥と、
元人間で辛い過去をもつ、いわゆる「ヴァンパイア」の血族・テオドール(テオ)の物語。


襲ってくる謎の男から、聖弥を守るテオ。
テオと出会い、聖…

3

ショコラティエの恋の味 小説

藍生有  笠井あゆみ 

ベタ甘カプが出来上がるまで

チョコの甘さと美味しさが湧き出てくるような作品で、そんなチョコを作る
ショコラティエの基也のチョコのような甘さのある愛情が傷ついた由樹を慰め
更に前に踏み出す強さを与えてくれる存在になり、甘い恋人になるお話でした。

元カレから結婚すると言われ、でもその結婚は社内での立場から仕方ない事で
3年待ってくれたら別れると、それまで待って欲しいと言う言葉にしがみついている。
まるで愛人みたいな…

4

ショコラティエの恋の味 小説

藍生有  笠井あゆみ 

起爆剤が弱いかな

何といっても笠井あゆみ先生のイラスト!大変お美しいですv
登場人物は、飴細工の人形のような繊細な造形美で、
かつHシーンはちゃんと肉感的で色っぽい(眼鏡が飛びそうになってるHシーンがお気に入りw)。
服の質感や、シーツの皺の細かさなど、細部に至るまで美しく精巧です♪

話としては、年下ワンコ×クールビューティーで、王道路線。
攻めが受けに一貫して優しく、攻めの職業柄、出てくるチョコレー…

6

ショコラティエの恋の味 小説

藍生有  笠井あゆみ 

イラストの相乗効果

最近、藍生作品といえば3Pがメインだったり若干エロ優先目だったりと、ノーマルものでも軽い感じがしておったのですが、今回の作品は素直に ”いいじゃん♪”と思える作品でした。

百貨店の食品担当の販促を勤める主人公・由輝が大学時代からの恋人と別れて、口説かれ続けていたショコラティエ・基也に、店のイベントに協力をしてもらうことになり、
仕事の共同作業と共に、由輝が心の奥底でこだわっていた元恋人と本…

9

復讐は闇の果てに 小説

矢城米花  笠井あゆみ 

俺を憎めか~(>_<)

執着し…憎んでほしいと凌辱する攻。

作業療法士の篠(受)は、素行の悪い患者に襲われそうになったところを脳外科医の苅谷(攻)に助けられた。
動揺する篠は、まだ危ないからしばらくは自分の家に同居した方が良いという苅谷の言葉に同意し、しばらく一緒に住む事になった。
しかし、それは苅谷の罠だった…(>_<)。

さすが、花丸文庫BLACKですね。攻は性格が歪んでいるし、行動が酷い…

3

オトコの花道 コミック

笠井あゆみ 

まさに「画力の無駄遣い」

物凄くきれいな、というか渾身の精密な書き込みだなーって思います。
髪の毛の一本一本、眦の威力、筋肉やスジの一つ一つがいちいち美しくて
物凄い力作なんだなぁ・・・って思います。

でも、その画力を使う場所があまりにもおかしい。
擬音がいちいち変に聞こえる話とか、やくざのおうちのお使いの話とか、
「そこに画力を使わないでほしい」
という所にも存分に使われていて、表紙のさわやかさで手に取る…

7

双子の獣たち 小説

中原一也  笠井あゆみ 

過程が納得いかん!

エロいんですよ?エロイんだけども・・・

相思相愛になる過程が納得いかん!!!

どう考えても、体に溺れた・・・クセになったとしか・・・。


兄貴が大好きな双子の兄弟(あつし・えつし)
成人しても思いは秘めたまま。
じゃれたとしてもそれはおふざけとして兄貴は判断していたそんな時、
今まで親を亡くしてから、
成人してもなお、3人ひとつ屋根の下で暮らしていた一家に、
兄貴の一…

9

猫耳探偵と助手 小説

愁堂れな  笠井あゆみ 

評価に悩みますが

愁堂さんの新作、探偵ものということで、
今回は見送ろうかと思ったのですが、
表紙のカッコよさに惹かれ、購入しました。

職を追われた環は、
ひょんなことから探偵事務所に就職することに。
その事務所の所長、羽越と仕事解決に向かうのですが、
何故か羽越は、突如猫耳カチューシャをつけ始めたのでした。

ストーリーは、環が職を追われた理由である
環の元彼で、上司だった男が殺される事件に…

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