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丸木文華 笠井あゆみ
yoshiaki
ネタバレ
◆あらすじ◆ 舞台は、戦乱の世(大坂に関白がいるらしいので豊臣政権時代?)の美作。 とある貧しい農村に、村人たちから「鬼子(おにご)」と蔑まれ、男たちの慰みものにされて生きる少年がいます。 少年の名は、与六。(16歳 数え年?) 或る日村を逃げ出し山へ遁れた与六は、山に暮らす鬼・佐助(推定年齢26歳?)に助けられ、山中の薬師堂で佐助と共に暮らし始めます。 自らももてあますほどの破壊力…
咲人
本編はアレな部分が長すぎてう~んだったけど、 この小冊子で糖度補充です。 私的にはココの部分がもっと欲しかった~! まぁでも読めてよかったw 本編ではファウジの目が見えなくなっていましたが、 小冊子では回復の兆しがあるようでホっとしました。 なんか視力まで奪うとかやり過ぎだと思うの。 受けさんがどんな性格であっても、 その結果あそこまでの仕打ちを受けるのは納得いかなかったなぁ。…
愁堂れな 笠井あゆみ
pielly
この小説は自分にとっては、 初めて!!のBL小説だったのですが、 「探偵もの」でかなり読みやすかったです♪\(゜ロ\)(/ロ゜)/♪ この小説をほんやさんで見つけて、衝動買い(?)でした。 《猫耳×探偵の攻め》と《仕事がなくなり、偶然攻めに出会った受け》 受けがだんだん攻めに惹かれていくカンジです。 受けと攻め2人以外の登場人物(キャラクター)も魅力的でした!! …
吉原理恵子 笠井あゆみ
marun
天使ものが出てくるファンタジーは大好物なのですが、個人的にはそれに敵対する 悪魔的な対抗馬が無いと今一萌えを感じないのです。 そしてこの作品は、敵対すると言うか、普通の人間みたいに相手に執着し 強姦するのが同じ天使同士だと言う所、更にその天使二人、被害者であるはずの 天使長ルシファーが被害者なのに、神の嫉妬で怒りに触れるのがそのルシファー。 なんだかとっても理不尽な気がするのです。 …
茶鬼
まさにjuneの時代の94年作品の再再版はキャラ文庫から、笠井あゆみイラストの美麗で淫靡なイラストと共に展開されました。 CDは聞いていたのですが、本は初見。 文字でみると、厨二病炸裂なすごい勢いで作者さんの世界が押し寄せてきます。 ある意味、何故か懐かしさを覚えるほどです。 ルシファーが堕天する話しを色々な諸説ある中で作者さん独自の視点で仕上げてあります。 それはまるで舞台を見ているよ…
Krovopizza
「ぼっけぇ」「恐(きょう)てぇ」等の岡山地方の方言や、 異形の者として村八分に近い扱いを受ける主人公に どことなくS.I.女史のホラー小説を思い出す。 区分としてはファンタジーですが 日本の怪談に近い雰囲気もある、ほの暗く叙情的な作品でした。 貧しい百姓家の六男に生まれた与六。 母親が難産の末自害したことから「鬼子」と虐められ、 美しく成長してからは 村の男達や、実の父親の…
読みはじめに直ぐに気がつく方言、岡山地方の方言が、作品の面白さを底上げしてる そんな風に感じました。 ぼっけえ、きょうてえ、とっても怖いって意味だったように思うのですが 7,8年前に大好きな作家さんのホラー小説でそんなタイトルの怖い話を読んだ記憶を 鮮明に思い出し、岡山の方言は独特な感じで心惹かれるものがありますね。 もっとも地元の人にしてみれば当たり前の事でしょうが、作品でお目にかかる…
木原音瀬 笠井あゆみ
絵夢
素敵なタイトルなんですが、内容は、なんでもあり。 タブーの限りを尽くして、あれもこれも、めいっぱい詰め込まれています。 獣が出てくるお話ははじめて読んだのですが、だからなに?という感じ。 ファウジが奴隷に身を落とし父親の代わりにどんどん酷い目にあっていくわけですが、復讐のためにファウジを買ったラージンがいまいち中途半端。 使用人のハッサン、アントンの兄弟や客、はては獣にファウジを振る舞う?…
沙野風結子 笠井あゆみ
主人公の椋一(りょういち)は、三世議員・藤末彰良(あきら)の政策秘書。 幼いころ両親を亡くし藤末家の居候として育った椋一にとって、彰良は恩義ある藤末家の人間、かつひそかに想い続けている存在でもあります。そのせいで、彰良に政治の具として蹂躙されながらも、彼に逆らうことができず、むしろ献身的に尽くそうとします。 一方、藤末と同じく代議士で、藤末と政策問題で対立する四堂匡鷹は、椋一に興味を持ち始め……
題名といい、表紙イラストを含めた装丁といい、何て魅惑的なんでしょう! 口絵イラストも中のイラストも大胆な構図で目を惹きますが、いつもドロドロしたダークさを期待してしまう丸木作品に、今回は純愛を見ました。 執着愛も根っこを探れば純愛をこじらせたものと考えることは出来ますので、路線としてはきっとはずしてないとは思うのですが、それでも健気さが前面に出た展開が今回は新鮮でした。 貧しい村の百…