笠井あゆみさんのレビュー一覧

霧の楽園 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

丸木ワールド満載

丸木さんに笠井さんの挿絵ときたら買わねば、ということで手に取ってみました。今回もまさに丸木ワールド炸裂な内容でした。内容をざっくりと。すみません、ネタバレしてます。


時は大正時代。伯爵家という高い身分を持ちながらさらに煙草の生産で財を成した赤井家。その赤井家の嫡男で跡取りでもある裕太郎は頭脳明晰で男前、そして朗らかな性格で誰からも愛されるナイスガイなのですが赤井家に住み込みで仕えている2…

10

疵と蜜 小説

遠野春日  笠井あゆみ 

男らしいふたり

イラストがとても素敵です。表紙が一番好きですが、どのイラストもいいです。
特典のクリアファイルは実用としてはどう使おうか迷うところですが、あまりにも素敵なので眺めて楽しむことにします♪

さて、お話の方は、よくある借金の為仕方なく愛人に的なお話なのかくらいの認識で読み始めて、予想外の展開を楽しみました。

派遣会社を経営する里村は融資を受けるために融資会社社長の長谷にいつでも脚を開けと言…

10

疵と蜜 小説

遠野春日  笠井あゆみ 

意外にも純愛だった!!!

IT専門の派遣会社社長・里村(受け)は
業績不振からローン会社社長・長谷(攻め)に
融資を受けており、その見返りに愛人として
いつでもどこでも抱かれることを受け入れている。

里村は、強盗殺人犯に両親を殺され
養父母に育てられた苦労人。
他人に頼るのが苦手な不器用な性格で
一人で犯人を探していたり、
辛いことを忘れるためセックスに
溺れたりと、危なっかしさもあり
ほっとけない…

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すいて、すかれて 「妓楼の軍人」書き下ろしペーパー グッズ

下ネタかよ!(笑)

「すいて、すかれて」という題名でしたので、

「ああ、好いて、好かれて、っていう意味なんだね」

と思ったら、下ネタの意味があった!(爆笑)

「梳いて、梳かれて」っていう意味だったんですね。
しかも、下の毛(陰毛)……。

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いやあ、でもあんな大事件があった後で、
こんなにゆっくりまったりイチャイチャできる二人が見れるとは
思いま…

2

妓楼の軍人 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

先入観で判断するな!

ランキング上位なのは知ってました。
しかし、あらすじと表紙を見て
「いや、これは私とは絶対合わない!」と
思って、完全にスルーしていました。

でも、だんだん小説初心者として、
「これを読んだら新しい扉が開けるかも…」という期待感が膨らみ、
とりあえず読んでみるだけ読んでみようと思って、購入を決めました。

読んでも、「しゅみじゃない」マークをつけてしまうことに
なるんだろうな…

6

誘春 小説

吉田珠姫  笠井あゆみ 

怖くなりましたね

親子ものは苦手なのですが、笠井さんの絵が好きなので読みました。
ただの親子ものではなかったですね…

父 清明は息子 暁を計画的に創り出したんですからね。
出会うべくして出会った上での執着とは、最早次元が違います。

暁が男を好きになるように仕込んだ…なんてセリフがありますが
調教ものとして読んでも、かなり突き抜けた領域にある設定だなとは思いました。
曾我親子カップルの「誘春」「狂…

8

誘春 小説

吉田珠姫  笠井あゆみ 

凄まじく求めてやまない

ガチ親子の近親相姦ものです。
相思相愛ではあるのですが、ちょっとというか…かなり変態の域。
受け様の暁はセックス依存。しかも、セックス自体はそんなに気持ちよくないけど精液が欲しくてたまらなくて、全寮制の男子校で生徒から教師から喰いまくり。そして、本当に欲しいのは実の父親の清明だけっていう病みっぷり(苦笑)
そして攻め様、父親の清明は、暁という存在が欲しいが為に結婚して子作りしたっていう…。

10

蜜を喰らう獣たち 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

受けの成熟は神級

宮緒先生、こう来たかー!
サイキック・バイオレンスもの、すごく合っている!
ここには自分のお好みが盛り込まれて、最初から最後までワクワク、笠井先生の“過激さ”に見劣りしないキャラ達が動いていました♪
そっか、そっか~♪と、ホクホクの自分がおりましたよ♪

~あらすじ~
今回の宮緒犬は、異能を持つ戦闘員「犬」2匹。
驚異な攻守能力を持つ戦闘員(闘犬)「シナト」と、テレパシー等偵察型(猟…

9

処女執事~the virgin-butler~ 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

見事予想を裏切られました。

タイトルと表紙に惹かれて、あらすじは読まずに読み始めました。
主人 則雅と、執事 己裕の純愛かと思いきや違った!!
サイは悪だと思えば、それも違った!!
サイと己裕の過去にえっ?と驚かされ、結末は予測できても、過程で驚かされることが多かったです。
則雅は実は…というのが、わからないまでの己裕とのソレは純愛モノ好きな私には堪らなかったのですが、末路がね~
サイと己裕の絡みも良かったですし、…

4

誘春 小説

吉田珠姫  笠井あゆみ 

ぶっちぎりのエロ

初読みの作家さまでしたが、笠井さんが挿絵を描かれているということで、表紙の画像がまだ出ないうちから予約してました。

えっと、まず表紙がすごい。帯の煽りもすごい。ココナッツさまも書かれてますが、これをリアル書店で買うのは私は無理…。と思ってしまった。表紙をめくると見えるカラーの扉絵もぶっ飛んだエロさですので、リアル書店で買われる腐姐さま方でカバーをかけてもらう派の方はご注意あれ、って感じです。…

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