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宮緒葵 笠井あゆみ
新名
宮緒先生の小説をすごく久しぶりに読みました。笠井先生のイラストが美麗すぎて気になってはいたのですが、宮緒先生の作品は当たりはずれがあるので、少し慎重になりながら読みました(笑) 内容としては、華は褥~シリーズ構成と同じ世界観で、(華は褥~がシリーズものだというのも最近知ったのですが) 遠山の〇さんをモチーフにされているようで。私も全然気づかず、他の方のレビューで気づきました。 受けの好文が世間…
ゆりの菜櫻 笠井あゆみ
はるのさくら
ネタバレ
スパダリダーリンに溺愛される受け様、というお話が大好きなので、とても楽しく最後まで一気読みでした。 攻め様はアラブのファルジャ王国の第三王子様サフィール。 何やら含むところありで近づいてきた受け様である真斗を訳アリ承知の上で傍に置いてかわいがる事にした、豪胆で俺様なスパダリダーリン。 欲しいものの為なら、金も権力も駆け引きも、使えるものはなんでも使って手に入れるっていう辣腕ぶりもはな…
英田サキ 笠井あゆみ
ふばば
すごく良かったです! こういう連作短編集のような体裁はとても読みやすい上に、一つの見方だけでない重層的な物語の構成になるので、1冊として深みが出る。 もっとこういう構成の小説が増えてほしいですね。 「すべてはこの夜に」 メインCPの、メインの物語。 英田サキ先生お得意のヤクザ関係。 ヤクザと堅気さん、という英田先生の作品によく出てくる関係性がすでに顕著だと思いました。 愛だけがあ…
165
華は褥に咲き狂うシリーズの少し先の恵渡のお話ですね。華褥シリーズの世界観が生きていてあの方がこの方に受け継がれたんだ!などニヤリとします。 好文の甘やかされっぷりがすごいですね。家出をしたのが17歳だと思われるのですが、それまで茨木や父上に抱かれたり(親愛の意味で)膝だっこされたり、一番に自分が愛されてると信じていたところに二人の情事を覗き見し、父上と母親がわりの茨木が!とショックと、二人が…
四ノ宮慶 笠井あゆみ
まぎぃ
だいぶ積ん読してましたが、ようやく手に取りました。 四ノ宮さんは、「准教授と依存症の彼」がヤンデレっぽくて重かったのでしばらく敬遠していたのですが、こちらは軽くさっくり読める作品でした。 開発され賑わう駅南に比べ、さびれた北側に開店した紳士靴店のオーナー、英人。そこへ師匠に紹介されてやってきたというヤクザ、姫澤。 最初は怖がっていた英人も、理想の足の持ち主、姫澤に魅せられ、変態っぷりを発…
沙野風結子 笠井あゆみ
jozy
思いのほかサラッと読めてしまった作品でした。 則雅への想いを抱えながら感じてしまったり、則雅に見られながら背徳感と絶望感の中で果ててしまう処女執事を期待していましたが、なんだかアッサリとサイに心を開いてしまった印象。 則雅への想いを越えてサイに惚れたとてつもない恋愛だと感心していたんですが、オチを読むと「なんだ最初から好き合ってたのか」と落胆。 サイもなんだか急に一気に優しくなって???まぁ…
西野花 笠井あゆみ
カレンダーあたりました!ありがとうございます。 まさか、当たると思わず、驚きました。 笠井さんのイラストが美しく、今でも飾ってます! 内容はというと、ストーリを気にしたらダメなんですね。ただ、頭からっぽにしてエロいの読みたいと思ったときに読むのがいいんですかね。 こちらも複数もので笠井さんのイラストです。もう笠井さんのイラストに全部持っていかれました。本当に美しい・・・! 内容は・・・おじの綱紀…
西野さんの作品を読んだのはこちらがはじめてでした。 この頃の私は3 Pいいな~という短絡さでこちらを読んだ気がします。あとは、表紙に惹かれてですかね。BL初心者だったので、なんだこの構図!?どうなってるんだ!?と何度も表紙を凝視した記憶があります(苦笑) でも、今思うと、この頃の笠井さんの描く受けはまだ服を着ているので、そんなに狼狽える必要ありませんでしたね。(現在の笠井さんの描く受けは裸が多い気…
タイトルからずっと気になっていた作品でした。表紙も笠井あゆみ先生の過激な体位ですよね。 椋一の彰良の呪縛からの解放と四堂によって初めて自我を持ち自分の生きたい道を選ぶことができました。 椋一が不憫で可哀想で辛かったです。彰良に捧げ尽くしてきたことや鬼畜の所業を受け入れさせられるところなど。不幸な境遇で育ち唯一守ってくれた特別な存在の彰良をいつまでも一途に慕い苦しむのがもどかしかったです…
鳥谷しず 笠井あゆみ
ファンタジー物です。 うーん、どうも萌えきれず。 なんだか全体に説明調な文章に感じました。 ほとんどすれ違ってます。 千明が初恋を実感するまで、恋を自覚して主のいる紅葉を切なく思う様子。 ファンタジー物ですからある程度の説明は必要ですが、それだけではないような気がしました。 紅葉も千明に一目で引かれ主ではなかったこと、それでも引かれて仕方がないことに葛藤してたんですね。どんどん…