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夏乃穂足 笠井あゆみ
窓月
ネタバレ
シリアスなお話のイメージが強い一方、擬人化した動物を描かせたらピカイチ!な先生の新刊が読めるなんて…嬉しすぎて…ずっとずっとお待ちしておりましたです(ぼうだのなみだ。)しかもイラストが笠井あゆみ先生… 本作の本丸テーマは、主従/下克上でしょうか。 タイトルも「愛」が入っていた仮タイトルから、あからさまな「犬」に変わりました。ということで、今回はシリアスな比喩的「犬」のお話です。 …
あーちゃん2016
夏乃先生お久しぶりなお話。そんなところ大変申し訳ないのですが、ちょっと無理だったので中立です。BL的うんぬんではなく、会社社長のなさりようがどうにもこうにも納得いかず。中1~高校時代の120P弱+二人が大人になってからの続き240P+あとがき。 家の習わしで地元公立中学校に通う一稀(かずき)。四ノ宮グループの御曹司として、清く正しく真面目に学問に勤しむ美少年ですが、弟は自由奔放、甘えたいよう…
ゆりの菜櫻 笠井あゆみ
ちゅんちゅん
パブリックスクールものは初めて読んだので日本の寮生活と似ているようで全然違う習慣に驚きでいっぱいでした。 身分制度や上下関係がかなり関係する場所のようで、一歩間違えると昏い話になりそうな設定なので今まで避けていたのですが今作に関しては溺愛もののようなので手に取ってみました。 受けが気が付いていないだけで、裏で受けを手に入れるために暗躍する攻めの溺愛の話といって差し支えないと思います。 …
てんてん
今回は 受様に執着するコンサルティング会社社長と 日本有数の企業の創業一族の御曹司のお話です。 2人の出会いからに攻様の失踪による別れ、 2人の再会から真の絆を結ぶまで。 受様は日本有数の四ノ宮グループの 創業一族の御曹司であり後継者です。 父は受様に常に高い要求をし続け 母は4歳下の弟の我儘を制しきれず 受様は良き兄として我慢を強いられました。 そんな生活の中…
ナツ之えだまめ 笠井あゆみ
笠井先生なのでマストバイ。途中何度か本を閉じ、文章をじわわーんと噛みしめました。なんだか「うなじまで・・・」を読んだ時のことを急に思い出し、ああ、ナツ之先生の文章だーととても懐かしくなったのです。笠井先生の挿絵の雰囲気に染まらない文章って、あまり無いんじゃないだろうか。お話自体はめっちゃ盛り上がるということが無かったので萌にしました。本編240P弱+サブキャラ視点の後日談9P+あとがき。 墨…
ぴれーね
今作ですが、「飼い犬に手を噛まれるな」くらいの、可愛いお話では無いですね。 親子二代に渡る「愛」の物語であり、凄まじい愛憎劇であり、魂の救済作でもある。 350ページ越えと分厚いのですが、次の行に目が追い付かないとばかりに、凄い勢いで一気に読んでしまいました。 そして、ラストでは感涙。 二人の愛は、今やっと明るい光の下で、実を結んだのだなぁと。 ちなみに、あとがきにも深く感動して…
丸木文華 笠井あゆみ
園長アーメン
いやー、すごい1冊でした! ここ最近、ドラマや諸々で不倫がにわかに話題ですがこれ程傍目から見てドギマギするなら流行りますよ。 それにしてもこの作品、設定の珍しさもすごいですがエロい、兎に角エロいです。 まず、既婚者で女性のパートナーがいる登場人物がW不倫で妻たちに隠れて性行為に耽る…それがまた背徳感でエロのスパイスになってるんですよ。 ラブホセックス→妻不在時セックス→妻たちと旅行…
本品は『王子たちの初恋指南は甘すぎる』の コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。 本編後、 2人が思い出の中庭を訪れるお話です。 森宮と九条出会った学校は 元は伯爵家の屋敷だったそうで 当時の屋敷の一部が状態よく クラブハウスとして残っている事から 指定文化財となっています。 そのおかげもあって学校では 年に数回一般公開をしていて 今日は2人で訪れる…
今回は起業を目指すイケメンホストと 特殊能力を持つスープカフェ店主のお話です。 攻様との再会で受様が恋を自覚するまでと 受様の友人視点での後日談を収録。 受様は母から譲り受けた店舗を改装し 愛猫とスープカフェを開いています。 朝は日替わりモーニングを提供し そろそろ終了間近の本日の店内に 残っているのは常連客3人のみです。 1人は頭がよくて朗らかで いつもクラス…
chikakumaco
ミモザが好きなんです。 春といっても肌寒いこの季節に、ふわふわのポンポンとした柔らかな花をつける。 その愛らしい黄色の暖かさ。春の訪れを告げる、妖精の様な。 笠井あゆみ先生の美しい表紙にミモザを見つけて、その作品が温かなものに違いないという確信と、 タイトルに抗えない魅力を感じて。 わくわくとページをめくる。 笠井先生の描く絵、そのままに。美しい美少年、光春は、三銃士を自称するいず…