白崎小夜さんのレビュー一覧

恋は青天の霹靂~君は天使か!?~ 小説

名倉和希  白崎小夜 

凄まじい暴走溺愛攻めです。彼は至って真面目です。

もうタイトルの時点で、攻めの浮かれっぷりや暴走ぶりに笑えちゃうんですけど。
元々、名倉先生の書かれる「受けが好きすぎておかしな事になってる攻め」が大好きなんですよね。
攻めが斜め上に暴走してるのが、楽しくて仕方ないんですよね。

で、今回、名倉作品の中でも一、二を誇る溺愛暴走攻めじゃないでしょうか。
いやもう、その暴走ぶりや斜め上っぷりが凄い事になってるんですけど。
素で、私の天使My…

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気高き愚王と野卑なる賢王 小説

野原滋  白崎小夜 

面白かった

敵対するもの同士が出会うも、やがて惹かれあって心一つにするという着地点は見えているけれど、その道中があれこれ面白くて一気読みしました。

国を巡る争いやうごめく策略プラス包容力のある攻め×不憫受けという「そらのだいじな旦那さま」と同系統のお話だと思いました。
ただ、あちらの受けはただただ健気で大人しい印象だったけど、この作品の受けは美人男前かつ囚われの身でありながらも敵国の王である攻めに向か…

3

気高き愚王と野卑なる賢王 小説

野原滋  白崎小夜 

タイトルが秀逸


落城寸前の王座に座らされた新王と侵略してきた王の話。

すでにたくさんのレビューがついているので、感想を少し。

すごく良くできたお話だったと思います。
タイトルも「気高いと愚王」「野卑と賢王」という表現がそれぞれが対比になっていてちぐはぐな二人をうまく表していると思いました。


落城することが決まってから急に即位し新王となった壬乃国の王・秀瑛(受け)が安定の不憫受けでした。…

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気高き愚王と野卑なる賢王 小説

野原滋  白崎小夜 

ポリコレなのに面白かった(笑)

『気高き愚王』とは上手な表現だなぁ、というのが読み終わった直後の感想。

所謂『可愛そうな受け』のお話なのですけれど、恋の話にしては秀瑛の『自分が教え込まれた間違った知識』を学び直す部分のウェイトがとても大きかった為に、恋の話以外にも色々と考えてしまったのですよ。

ノブレス・オブリージュだけは真っ当に教えられて、それ以外は教えた者にとって都合の良い間違った歴史を教えつけるというのは、なか…

3

気高き愚王と野卑なる賢王 小説

野原滋  白崎小夜 

可哀想で可愛い

面白かった!この一言につきます。人物がとても魅力的なだけではなく、話もテンポ良く進んでいき、人物の心情も読みとることができました。
あと動物が可愛いです。挿絵も美麗でした...

ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー

受けの秀瑛の境遇は可哀想で、彼自身が真実を知った時の衝撃は計り知れないだろうな~と心苦しかったです。真実を知るまで、祖国を信じ続けてどこまでもまっすぐに立ち続けてい…

2

気高き愚王と野卑なる賢王 小説

野原滋  白崎小夜 

好き

先生の作品はほかの作品も読んでいるので、好きだろうな…
と思って読んだら好きでした。
王様2人の物語は大好きで、それも時代物だから余計に好きです。
幸薄い受けを優しく扱う攻め…
だけど、すぐにツンツンするんだよー受けの王。
ツンツンじゃないな、シャーって威嚇する。
またそれが面白いんだけど。
そんなこんなで…読み終わって2回は読み返しました。

2

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サブタイトルは「二つの故郷」

本編後日談。早春に二人で壬乃国に赴いた時のお話でした。
以下ネタバレ。


本編にて、二人でよく散歩していた兎乃国の湖。
実はあれは兎乃国の人々が元々住んでいたこの地への郷愁の念で作り上げたもの。
そっくりだろう?と瑞龍は誇らしげに語ります。

もともとこの壬乃国に住んでいた秀瑛にしても、一歩も自由に歩いていない故郷のため、この湖も初めて見るもの。幼い頃にこの美しい風景を目にしてい…

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気高き愚王と野卑なる賢王 小説

野原滋  白崎小夜 

スキだろうと思ったらやっぱり当たり★

タイトルから好きだろうなあと思っていましたが、案の定、好き!めっちゃ好きなんだけど、なんだろう何か一押し足りなかったか・・・神より萌2でお願いします。王×王って好きなこと多いんだよ~♡本編240P超+あとがき。気位い高い受けがお好きな方にはぜひぜひ!

壬乃国(みのくに)の王城で一人座る秀瑛(しゅうえい)。先ほど父王から王位を譲られ、父王、その他王族は秘密の地下通路で脱出したのです。王の間にな…

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美しき故郷にて

本品は『気高き愚王と野卑なる賢王』の
フェア書店限定特典ペーパーです。

本編後、瑞龍視点にて
2人が壬乃国へと赴くお話です。

瑞龍は秀暎を伴い
壬乃国の行政について詮議する為
壬乃国へと赴きます。

元々は瑞龍達の祖先のものだった
この土地を数百年かけて取り戻し
今は瑞龍達の故郷であり
秀暎の故郷でもある土地で

2人は湖水の岸辺に佇み
早春の風を感じていまし…

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気高き愚王と野卑なる賢王 小説

野原滋  白崎小夜 

王の矜持を捨てない受様にやられます

今回は兎乃国の王と壬乃国の新王のお話です。

自国の状況を知らず王となった受様が
攻様との出会いと正しい歴史と恋を知るまで

受様の国・壬乃国は
野蛮な民の国・兎乃国に攻められ
王城は陥落寸前です。

受様は壬乃王の第二王妃の長子で
第一王妃の産んだ男子が早世後は
王太子として育てられました。

受様は先ほど父から譲位され
最後の王として玉座を守って残り
前王は受様に…

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