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ななおあきら 街子マドカ
M
ネタバレ
魁は、ヤクザを父親に持つ大学生。 しかしながら、母は愛人の立場であり、正妻の子である義兄からは目の敵にされており、日々目立たないように生活をしていた。 その両親も亡くなってしまい、魁には義兄には内緒で父親からは生活するのに困らないだけの遺産が残された。 そのお金をもとに、大学生活を送りながら、時折目立たないように生活することに息苦しさを覚え、ふらりと一人旅に出ていた。 そんな一人旅からの帰…
凪良ゆう 街子マドカ
fiona0109
以前、「恋愛犯 Love holic」を読んでとても気に入った作家さんだったのでまた読みたいと思っていたのですが、やっと読めました。 レビュータイトルには「天然お姫様」と書きはしましたが、BLで時々見るお金持ちの天然お坊ちゃまのイメージとはちょっと違います。 受け様視点で書かれているのですが、この受け様、見かけは美しく小柄なんですが、性格はとっても男前。 幼いころから両親や兄たちに甘やか…
樋口美沙緒 街子マドカ
ポルカ
こちらでの評価が高かったので購入しました。 現代日本のお話かと思いきや、隕石が衝突して再び氷河期を迎えた地球の、千年後の日本が舞台だそうで…人類は過酷な環境に適応するために生命力の強い節足動物と融合し、その原種の能力を受け継いでいる、というSF設定にびっくり。 さらに、この世界の人々は融合した虫の種類によって能力に差がつくので、ハイクラスとロウクラスという階級意識が生まれています。 ミドルクラ…
木原音瀬 街子マドカ
いくこ
作者買い。 インモラルすぎて恐かった。 兄が記憶障害で6歳になってしまった。 のはいいけと、兄が健常者に見えない。 そのため、報道される施設での性犯罪のようなにおいがして恐ろしい。 主人公はがんばってるし、いい人だろうし振り回されてるし、悪意ではないだろうけど、 常識とか子供に対する大人であるとか、そこらへんは欠けてる。 二人ともそこらへんを成長させる時間がなく大人にされ…
nekonyanko
木原さんの作品どちらかと言えば苦手です。 後味が良かった事が少ない。 でもひかれる文章もあり、つい読んでしまい ます。いつかはまりたいと。 この作品は全くダメではなかったものの 子供になってしまい オロオロするお兄さんが つらすぎました 現実論として見てはいけないのですが しっくりこない。 暗い。 報われない やりきれない。を木原さん作品から 感じます。 …
妻を病気で亡くしてから、二年。 柏原岬は、小学生である自分の子どもと、二人で慎ましく生活をしていた。 高卒で自動車工場に勤める岬は、収入は少ないけれど、仕事の仲間に恵まれ、何とか生活をしていた。 そんな岬の元に、突然、生き別れになっていた兄・仁の会社の人間が現れた。 彼らは、兄が記憶喪失になったと言い、岬の名前を呼んでいるので会いに来て欲しいと言うが、二年前、病気の妻に手術を受け…
イサヲ
2話収録されてますが、どちらもラスト・・・けっこう泣けました。 就職したての頃、貧乏で生活が困難な時期があったもので・・・や、ワタシの話ですスミマセン。 そのトラウマがあり、どうも貧乏ネタは読むのがものすごく辛いので、今回もアチャー(ノД`)と思っていましたが、生活苦から抜け出せた主人公岬にホッと胸をなでおろし、そこからの展開がまた面白くて、ぐぐいっと引き込まれて一気読みでした。 子供の…
snowblack
虫シリーズ3作目、実際に書かれた時系列としては2作目の作品です。 同人誌では二冊に別れて発刊され、今回の文庫でも後半は「続・~」となっているが、 事実上は一つの話の前半後半。(ということで、一つの話として扱って評価します。) 友人の影響でこの樋口先生の作品は実はコンプなのですが、正直好みとしては微妙… なのですけれど、これを同人誌で読んだ時にはもう大号泣でした。 何故この力作を商業誌…
夛椛
虫シリーズ3作目ってことで前作「愛の蜜に酔え!」を読んであまり時間をおかずに読みました。大好きで私にとっては大切な作品である「愛の巣へ落ちろ!」に澄也と翼の恋路を邪魔したハイクラスのタランチュラ・陶也がタイトル通り愛の裁きを受けちゃう作品です。 表題作は澄也を失い4年も引きずってる陶也(攻)が口がきけない儚げで純粋な郁(受)と出会い、これまでロウクラスの人間を邪険に扱い、来るもの拒まずで人を…
前作「愛の巣へ落ちろ!」は私を商業BL小説の魅力を教えてくれた私にとってかなり印象深いというか、大切な作品でありました。そしてやっとスピンオフ読めて嬉しい限りです。 なんだか前作もそうですが前作よりさらに痛い印象を受けました。幼少期から同じ環境で育ち互いに想い合っていたのにもかかわらず、ある事情により2人は離れ離れになりその間にすれ違って、綾人(攻)は里久(受)に裏切られたと勘違いしでいます…