海老原由里さんのレビュー一覧

時の支配者 ~音速で恋をする~ 小説

藍生有  海老原由里 

面白いのに! 看板に偽りあり(SFでも超一目惚れでもないし)

ていねいに書かれた佳作
細部の描写も、脇役の魅力も、味わって読みました
筋は奇をてらうものではないが、設定や挿話に著者の愛情を感じる。読みすすめるうち主役に好感をいだき、ストレスなく、楽しく読み終えました

それで思うのですが、
ここのところ藍生有さんの作品をかなりの数読んで、興味深い作家さんだなぁと
ほとんどがエロ、というしかない作品もあれば、本作のようなじつにオーソドックスなBLも…

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新妻刑事(デカ) 小説

水月真兎  海老原由里 

実に痛快

11月21日のBLニュースに『『童貞刑事』って何!? パワーワードすぎる刑事BLタイトルランキング』という記事がありまして。その中で紹介されていた唯一の小説本です。
「『にいづまデカ』って……それもこの表紙イラストの感じからすると、このお話、かなりクルのではないか?」と期待に打ち震えてしまい、そのまま書籍サイトへGO!
はい、萌えは滾りませんでしたが、大層面白かったです。

『将来は総理』…

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愛人はじめました。 小説

間之あまの  海老原由里 

意地悪だけど溺愛




全編受け視点

インテリアコーディネーターを目指している専門学校生の三原恵七(受け)は二年ぶりに連絡を取ってきた義母から大金を無心され、仕方なくお金を稼ぐべく女装デートに手を出しますが、手違いで相手が来ません。待ち人来たらずの恵七が見知らぬサラリーマンに絡まれていると、偶然通りかかった会社社長の桐生(攻め)が助けてくれたのです。
安易に金を稼ぐことの危険性を諭す桐生に「だったら貴…

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愛人はじめました。 小説

間之あまの  海老原由里 

意地悪溺愛攻めと頑張り屋で真面目で素直受け

間之さんの甘々のお話は大好物です。
今回は意地悪な愛妻家ですね。
美形で長身で仕事のできる社長のスーパー攻め様桐生と女の子よりも可愛い素直でいい子だけどちょっと抜けてる?受けの恵七。

出会いからスーパー攻めの匂いがプンプンしますね。

中盤までは恵七が愛人だからと切ない思いをしますが、桐生は最初に恋人を買ったことはないって言ってたし、あんなに大切に甘やかされて本当に一月だけで終わると…

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不埒な男 小説

ふゆの仁子  海老原由里 

唐突感が否めませんでした

スリーエックスシリーズの3冊目です。
漫画の方では先の2冊も既読なので、アンディーが子供の頃にあった出来事やスリーエックスグループ内での人間関係も分かりつつ読んだのですが、この作品の中でも簡単に過去の出来事の説明がされているので、先の2冊を読んでいなくても分かりやすいと思います。

1冊目の『デキる男』では主人公だった白鷺洲の息子であるアンディーがこの作品の主人公です。
どんな青年に成長し…

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Chocolat bunko After Story collection vol.1 グッズ

番外編13作品

アフターストーリーコレクションというだけあって、文庫の「その後」である番外編13作品でした。いずれも幸せそうで良いな!って思いました。

浅見茉莉『星模様恋模様』より「引っ越し騒動」
彰史の部屋に、引っ越しに来た垰。コンドームを発見して浮気を疑い…。

伊郷ルウ『愛してはいけない』より「今日も愛してる」
休日くらいは料理をしようと思い立ったけれど…甘い休日の一日。

石原ひな子『狼…

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番外編ショート16作品

ショートなんですが、後日談ということで甘い話ばかりでした。

尾上セイラ「ジンの鍵と三つの願い」 (「千の夜とジンの鍵」より)
「三つの願い事」を考える仁の話。そして、ただ一つの願い事を叶えるユクセルの話。

さとむら緑「恋のない国」(「魔法のない国の王子」より)
イリアがヨアヒムに心を許していく様と、静とヨアヒムの山桃かけヨーグルトの話。

「vital signs」凪良ゆう(「…

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真昼の月 下 小説

いおかいつき  海老原由里 

終わっちゃうのは淋しい……

わりと気軽に読めた上巻と比べて
中巻では血腥さが増し、
さらに秀一自身が酷い目に遭うのがこの下巻。

あらすじにあるように、薬を使われ監禁され
おまけに……、という状況にあっても秀一が「らしさ」を失わないのが本当に好き。

裏切られた過去や今置かれている状況にうちひしがれ
ただ助けを待つのではなく。
例えば、敵を全て一人で倒して監禁場所から脱出してくるというような
「そんな無茶…

3

真昼の月〈上〉 小説

いおかいつき  海老原由里 

一番の魅力は……

ドラマCD →原作。

この作品の何が好きかと言うと、キャラクターが魅力的だということ。

特に好きなのは、なんたって秀一。
いわゆる「男前受け」と言えばこの人!
だと思っている。

言うこと・やることを見れば「可愛げ」とはかけ離れた辰巳も
こと秀一に関してだけは可愛く見えてくる。

メインカップルの二人だけでなく周囲の人たちも楽しいというのがまた良し。

メイン二人の肩…

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世界のすべてが敵だとしても 小説

ふゆの仁子  海老原由里 

お互いがお互を守れる強さと、甘えられる信頼

二作同時購入で、つい続編の方から読んでしまい、
すっかりネタバレな状態から始まってしまったのですが、
今回はそれが良かったのか、
素直に崇生と千裕のラブストーリーが楽しめました。

物語的には、確かにセレブリティな派手さには欠けるのですが、
それはこれから後の展開なのかなと。
キャラクターそれぞれが、それぞれの立場で地味に頑張ってる。
そして、皆大きな意味での愛のために頑張り、

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