海老原由里さんのレビュー一覧

巡り逢いからもう一度 小説

高塔望生  海老原由里 

これぞ究極のスパダリ惚れてまうやろ!

これを『究極のスパダリ』と言わずして、何をかをいわんや!

物語は美しい陶器『骨董美術』の世界です。
東洋陶器に興味の無い方は、いきなり専門的な話しになるので、「・・・(`-д-;)」かも知れません。
でも知識を入れる為に読むのでは無いので、理解しようとせず「ふーん」とスルスル読みをしても全然大丈夫です。
ただ『美しい』『陶然』とした世界があるのだな……とさえお含み頂ければ全くもって大丈…

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緋色の秘蜜 ~北の村の赤ずきん~ 小説

西野花  海老原由里 

あんまり赤ずきんは関係ないです笑

kindle unlimited
ろくに教育を受けてないから仕方がないんだけど、主体性がなくなぜか逃げないうじうじいい子ちゃんな主人公にイライラします
モブ姦がお好きな方に
スパンキングあり

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お前になんか惚れてない! 小説

成宮ゆり  海老原由里 

社畜同士の良きリーマンもの

酒場で出会って意気投合。
「あんたなら男でも抱ける」と言うノンケの攻め。
「(バリタチなので)抱かれた経験はないが、俺もお前が相手なら抱かれてもいいと思える。」と返すゲイの受け。

酒の上での戯言とは言え、初対面でこんなに盛り上がってしまった二人。
なに、こいつら♡♡♡

「元攻め」の受けっていいですよね。
バリタチだけど、あいつにならお尻を許してもいいというところに特別感を感じて…

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純白の婚礼~カッサリーノ家の花嫁~ 小説

バーバラ片桐  海老原由里 

あまあまで人のいいマフィア攻め

このシリーズ、マフィアのファミリー同士の勢力争いなど物騒なことも起こるのだけど、攻めがイタリア男なせいで、恋愛面は安定して甘いので結構好き。今作も前作に引き続き、最後まで安心して読めるお話だった。前作の内容は詳しく説明されているので、これだけでも読める親切設計。

「カッサリーノ家の花嫁」で受けの命を狙っていた攻めの義弟、ヴァレリオが今回の攻め様。マフィアの幹部でありながらウェデイングドレスの…

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お前になんか惚れてない! 小説

成宮ゆり  海老原由里 

メリハリの利いた物語

 勢いで体をつなげた相手は、実は厄介な取引先相手だった。

 というお話。

 欠陥だらけのシステムの修正を一人で押し付けられたプログラマーの佐藤には天敵がいた。
 それは、そのシステムを使用している会社の鈴木。
 彼は、システムにエラーが出るたびに昼夜問わず電話をしてきて、佐藤はその対応に追われる日々。
 そんな中、居酒屋で出会った美人と関係を持ったところ、その相手が天敵の鈴木であ…

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共棲愛―シンクロニア― 小説

華藤えれな  海老原由里 

切ない身代わり愛

かなりシリアスで暗い話なので、面白い、と言ってしまうと語弊があるが、読み物として面白く読めた作品。

主人公は高校生の時に白血病を患い、兄から骨髄移植を受けて助かるが、その直後に兄は突然の事故で帰らぬ人に。それから兄の身代わりとして兄の歩むはずだった人生をなぞるように生きてきた彼は、ある日大学の臨時講師の新堂に出会う。

中盤に新堂の亡くした恋人というのが兄だったということを知ってからの受…

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散る散る、満ちる 小説

凪良ゆう  海老原由里 

読んだ記録として

ここから先は読まないでいいですよ。いや読まない方がいいと思います。








いい年をした男がおもちゃに「付き合ってください。」はないだろう?
やることやっておいて。というね。ね?
思いは届けなければ伝わらなければ意味がありません。
ハッピーエンドが胡散臭い。

高橋君という犠牲者に同情です。この人一番散々だった。散る散るだったよ。

なんだろう?ちっとも面白…

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カッサリーノ家の花嫁 小説

バーバラ片桐  海老原由里 

アモーレがゲシュタルト崩壊しそう

母の葬儀に突如としてやってきた謎のイタリア人マフィアに連れ去られてしまう、高校生の愛矢のお話。
実は愛矢の亡くなった母親はイタリアマフィアのボスの元恋人で、愛矢はボスの隠し子だったのだ。
愛矢を女だと勘違いしているボスのベッペは、ファミリーが巨額の資金を投じて開発した観光地「アモーレ」を相続させる条件として、攻めのセルジオに愛矢(アモーレ)を10日以内に花嫁にすることを命じたらしい。

そ…

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リアルライフゲーム 小説

夜光花  海老原由里 

正攻法BLに飽きた人にオススメ

女性向けだからといって全く加減されない夜光花先生の極限心理サスペンスものです。リアルライフゲーム、なかなかにスゴかったです…。最初は重苦しい悲劇調から、だんだん喜劇に変わっていく過程が面白かったです。ブラックユーモアが効いているので、正攻法のBLに飽きた人にオススメです。

極限状況下の 集団心理に起因して驚くような異常事態が起こったりする事もあるので、それ程不自然に感じずに楽しめ…

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絶対者に奪われて 小説

バーバラ片桐  海老原由里 

「俺の天使」である理由

「絶対者に囚われて」の続編。面白かった!

前作で結ばれたふたりですが、組長とその愛人という、いつでも危険な目に遭いかねない立場。
相手を大切に想うがゆえにすれ違い、衝突してしまう。
受けを安全なところに閉じ込めておきたい本俊と、守られるだけじゃ嫌、彼を助けたいと思う友那の行き違う感情が歯がゆかったです。

そんな中、敵対する組織の長である早乙女に、友那の乗った車が襲撃され、拉致されて…

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