海老原由里さんのレビュー一覧

この恋が終わるまで 小説

いとう由貴  海老原由里 

珍しい鬼畜受け

いとう由貴さんの初期作で、得意の鬼畜攻めではなく、鬼畜受けです!
内気でお人よしだった受けが傷つけられて、誘い受け上等な鬼畜受けに。
痛々しい感じでもあるので、苦手な方はご注意。

編集者・巌垣修二(27)硬派攻め×作家・日野光春(27)根暗プチ鬼畜受け
10年前の高校生時代に同級生だった二人は、作家と編集者として再会する。
高校生の時に修二にみじめに弄ばれて裏切られて人間不信の光春は…

1

絶対者に奪われて 小説

バーバラ片桐  海老原由里 

拘束Hが多いシリーズ第2弾

絶対者シリーズ第2弾です。
2巻も拘束エロ多めなので、拘束好きな私は満足しました。
シリーズとしての色が出てきた所で、続きが出るのが楽しみです。
攻め以外にはヤられませんが、道具や媚薬を使われるので苦手な方はご注意。

西井組組長・宮脇本俊(俺様鬼畜執着攻め)×組長の次男・神城友那(大学一年)お坊ちゃん受け
本俊に守られているだけじゃ嫌だと思って、自分の存在に葛藤する2巻です。
友那…

0

リアルライフゲーム 小説

夜光花  海老原由里 

まさにゲーム感覚で。

面白かったです!まずはシンプルにそれに尽きます。
ページを開いて二段組だったことに少し驚いたのですが(知識少ないもので…このレーベルさんはそうなのでしょうか?)全く関係は無く、とにかくぐんぐん読まされました。
特に序盤の緊迫感が大好きですが、中盤以降も四人のキャラクターそれぞれの背景が語られ、そして終盤の怒涛の『王様ゲーム本番アリ(笑)』展開に入ってからも、人物の意外な素顔や関係性(特に翔太と…

4

絶対者に囚われて 小説

バーバラ片桐  海老原由里 

監禁調教萌え

極道物で、受けを監禁調教萌え!
そんな嗜好の方にぴったりな話です。
バーバラさんだけあって、エッチもたっぷり濃厚で堪能しました。

西井組組長・宮脇本俊(俺様鬼畜執着攻め)×組長の次男・神城友那(大学一年)お坊ちゃん受け
昔は組にいたが、破門されて以来会っていなかった男と久々の再会。
家族の復讐をすると言いだす友那を止めたのは、宮脇だった。

幼い頃から目をつけていて、友那が美しく…

1

恋愛スキャンダル 小説

天野かづき  海老原由里 

デリヘル!!

この本あらすじがおもしろそうだったので買ってしまいました!
売れっ子俳優×花屋
デリヘルと間違えてっておもしろそうですよね!
花を届けにきてデリヘルに間違われて
やられてしまったっていうお話です!!
誤解が解けてからも
穂高は環の花屋に通うんですよ!!
だんだん環も穂高を許すようになってきて
穂高の思いが環に通じたって感じですね!!
けっこうおもしろかったです。
でもこの作品は…

1

恋愛螺旋 小説

  海老原由里 

読みやすいのですが・・・

父親の死によって、自分が大富豪の孫だということがわかった一条夏生と、一条家を継ぐために引き取られ育てられた血の繋がらない従兄・征司のお話。

遺産相続争いのお話なのかな?でも、夏生は全くその気がないし・・・
あれあれ事件が起こっちゃいましたよ、探偵っぽいことも始めちゃいましたよ・・・
どこに向かっていくんでしょうか?・・・

ちょっと安易なテレビのサスペンスドラマのようなお話の展開で、…

0

恋愛螺旋 小説

  海老原由里 

自分と他人を比べる時に

今回は大財閥の跡取とDNAの研究をしている大学院生のお話。

受様の父の事故死に絡んだ後継者争いと
二人の出会いから恋に至るまでをサスペンスドラマ風に。

受様はもともとマイペースの個人主義。
大学院の研究室でDNAの研究をしています。

気楽な一人暮らしで好きな研究に没頭する毎日でしたが、
父親がひき逃げに合い、帰らぬ人となります。

父の両親は既に亡く親戚もいないはずでし…

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共棲愛―シンクロニア― 小説

華藤えれな  海老原由里 

意地っ張り同士な愛

兄を愛していた攻めも兄の身代わりでもいい受けも意地を張りすぎて斜め上に行ってる感じですが、そこが精神的なすれ違い愛で萌えるのかも知れません。
何となく無理しているのを相手に気づかれているだろうなぁと思いつつ、知らないフリをやめられない。

兄が生きていたらどうなっていたんだろう?とこちらまで考えてしまいます。
あまりにも二人が兄を意識しすぎるので死んだ兄は墓の中で「おいおい」と言っているか…

1

共棲愛―シンクロニア― 小説

華藤えれな  海老原由里 

ちょっと地雷

健気な、すれ違いラブ。

白血病の自分に、骨髄移植の提供した兄。
移植は成功したのに、兄は病院に見舞いに来た帰りに交通事故であっけなく死んでしまい、、、

死んだ兄の身代わりを、自分に課して生きているような羽月は、新しく来た講師・新堂に言われた言葉で、自分を抑えきれなくなって、、、

華藤さんの文体と相性がいいのか、いつも通り、とっても読みやすい。
泣かせ所もあって、結構泣かされち…

3

禁じられた愛執 小説

青野ちなつ  海老原由里 

ボロ泣きした!

使用人である攻に大事にされている財閥の御曹司である受。
自分の気持ちに気づいていない純な受が攻の一挙一足に翻弄されている。攻がなにげに黒かったのは気のせいだろうか。
とにかく泣いた。久しぶりに大判のタオルが必要になるほどボロ泣きした作品だ。
最初、取っつきにくい時代もので文章も多少硬い気がして読めるかと思ったが、中盤からぐいぐい引きこまれた。話が次から次にぽんぽんと進んで飽きさせず、まるで一…

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