海老原由里さんのレビュー一覧

緋色の秘蜜 ~北の村の赤ずきん~ 小説

西野花  海老原由里 

異説・赤ずきんちゃんは・・・?

表紙絵を見ただけで思わず赤ずきんちゃん?と想像した通りに、赤ずきんちゃんをモチーフにしたおとぎ話BLでしたw
ただ違うのは、
送りだす母親は置屋のババァみたいな、おばあさんは村の男達、猟師は悪い人で、狼は赤ずきんちゃんを助ける王子さまwww
こう比喩を解説しただけで、中身がわかってしまうという、お話的にはすごく簡単で解りやすいです。
萌えはどこにあるのかとすれば
赤ずきんちゃんの淫乱体質…

7

散る散る、満ちる(文庫) 小説

凪良ゆう  海老原由里 

じんわりあったかい

つい一昨年出たばかりの新書版がもう文庫!?
もういいや、と思いつつも心あたたまるいいお話だっただけに新たに入る書下ろしの短編の為だけに購入・・・
くくくーーー、、、同じ思いの方も多いのでは?
本編については新書版にて書きましたので書下ろしの短編だけについて触れましょう。
この評価は本ではなくて、新たな短編のみの評価です。

やっぱり根底にある如月の寂しさ。
本編の中で、亡き父の与えて…

4

散る散る、満ちる(文庫) 小説

凪良ゆう  海老原由里 

恋を伝えるタイミング

とっても素敵なお話でかなりグッときました~
上司と部下の恋愛もので、上司の受け様は密かに部下の攻め様に片思いしてる
それもほんの少し傍にいられて見ているだけでも幸せだって思うような乙女な
心も持ってるような、仕事は出来るし他人への気遣いも完璧で出来る大人に
一見するとみられる受け様、でもほんとはかなりの寂しがり屋で臆病さん
母が小学生で亡くなり、大学生の時に父までなくなり古い一軒家に一人…

4

散る散る、満ちる(文庫) 小説

凪良ゆう  海老原由里 

や、やられた(涙)

文庫化が早すぎでしょ?と思いつつ、
凪良さんだし、読んでみたかったし・・・と思い
何となく購入。

いや~。なんか心にしみてしまいました。
つい、涙してしまいました。

攻め:部下
受け:上司

両親を早くに亡くし、一軒家に1人住む受。
部下の攻めを好きなってしまうも、その攻には好きな人(片思い)がおり、
好きなくせに、大人なふりして、攻の恋を応援してしまう。

健気と…

4

そんな恋にハマるか! 小説

成宮ゆり  海老原由里 

大好きなカップリングです

成宮先生、相変わらずけっこうなペースで出されますね~。
今回はここ最近の作品の中でも個人的に
いちばんヒットしました。

年下攻、攻視点、働く男達、年上ツンデレ美人受。
私の好きなポイントをガッツリ満たしてくれる作品でした。

話の流れとしてはあらすじ通りでいたって普通なのですが、
ところどころに成宮先生お得意のププっと笑える文章があります。
成宮先生の攻視点作品の好きなところは…

2

ダブル・ベッド 小説

吉田ナツ  海老原由里 

これが初ノベル!!!???

ナツさん、なんて恐ろしいお方…!
(ここは是非「ガラ○の仮面」的な感じでお願いします)

「ダブル・ベッド」、シンプルなタイトルの作品ですが、
それゆえ物語をガッツリ物語っていると思います!

実は私、二読しました。
一読目はつい晩酌後になってしまい、
(当日、買ってから我慢出来なくて;)
まさにホロ酔い気分でするする読みました。
が。
ちょっと時間を置いて素面で読んだら、凄…

6

そんな恋にハマるか! 小説

成宮ゆり  海老原由里 

ツンデレ凶暴な受け様

保険調査員のリーマン同士の恋愛模様なんですが
受け様はかなり凶暴なんですよね、口より先に手が出るタイプ
そして攻め様はホントは腕っぷしも強いんだけど受け様の
凄味のあるオーラにいつも蹴落とされて犬扱いされてます。

二人は保険調査員で受け様は攻め様の指導担当なんですが
その指導はかなり手厳しいのです、それでも攻め様は
何故か迫力負けしていつも凹まされるが調査能力が
半人前で受け様に…

2

若と馬鹿犬 小説

成瀬かの  海老原由里 

良かったです。何度読み返したことか

無表情執着ワンコです。

表題作は、一見ワンコとわかりづらい、無表情でちょっと不器用なワンコ攻めに、受けが振り回されるという構図がとても良かったです。
しかも、実は○年ぶりの再会で、攻めは前々から…という執着攻めは大好物なので、ニヤニヤしながら大変楽しく読めました。

ワンコ=攻めの朗は、タイトルそのままにおバカなのかと思いきや、むしろ聡いというか鋭いところも十分にあって、たしかに飼い主…

3

滴る蜜の淑やかな誘惑 限定版 コミック

ふゆの仁子  海老原由里 

限定版

しょうみよくわからんちっていうのが一番の感想かな
海老原さんの漫画ってわりと好きなんだけど、
これに関しては、髪型が違うだけの同じ顔の男たちが~な場面が多々見えたり
大人~な雰囲気のものなのでそんなにはじけてなかったり
もともと、原作が小説にあり、それが元で~なお話なので
それを読んでいなければ話についていけない・・
そんな気がしてしまいました(-ω-;)ウーン

逆にいえば、もと…

1

王様のデザート 小説

玉木ゆら  海老原由里 

1カップルをじっくり読みたかった…

あらすじの段階では分からなかったんですが、これ2カップルの話なんですよねー
そのせいか、特に神崎〔攻〕と渉〔受〕とのカップルの話が駆け足で、えっ、もう終わりなのって気分になりました。
どちらもカップルとしては好きなんですが、できれば1カップルの話で丸々一冊読みたかったなあ。
話そのものは悪くないし、カップリング設定も好みだったんですが、物足りなさが残りました。

16歳で吊り目で平凡っぽ…

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