あさとえいりさんのレビュー一覧

春暁 小説

いとう由貴  あさとえいり 

籠の鳥がたどり着く幸せまでの長い道のり

いとうさんお得意のこれでもかと虐げられる不幸でかわいそうな受けが最後にやっと好きな人と結ばれるお話しです。
もともと同人として発表された作品を加筆訂正したものだそうでコピー本らしい設定や展開でした。

大店の跡取り息子である秋信が下男の子で世話係として付いた10歳の少年 深を手篭めにして毎夜行為を強要して壊れていく様が、大雑把に描かれていますがショタとか幼い子へのあれやこれやはあまり好きなシ…

4

スノーファンタジア 小説

うえだ真由  あさとえいり 

綺麗事だけじゃない

うえださんのベタ3部作のうちの1つです。
「元カノ可哀想」意見もあるようですが…親が決めた相手とはいえ婚約者がいるにもかかわらず、陽史と秘密の恋人関係(肉体関係あり)をしている時点で「…」な感情を抱いていたので同情心にとらわれることなく読むことが出来ました。
いやだってさ…ものすっごい隠し通そうという気持ちの現われが書かれているんだもん…ちょっと陽史そんな彼女やめとけと言いたくなる。
旅行に…

2

春暁 小説

いとう由貴  あさとえいり 

惜しい

受けの薄幸さはなかなか良かったのですが、どうしても納得いかなかったのは、秋信でした。

あれほど執着してすべてをすてても、というのがあったからこそ、深の扱いも納得できたのに、隆信にやり返されてからの秋信は納得いきませんでした。それも、再び深を手に入れるためにやむなく、だといいなと期待してたのに、そうでもなかったみたいで。…愛憎渦巻いてはいたんだと思いますが、その辺の詰めの甘さのせいで振られちゃ…

0

勾留中のアステリアス 小説

うえだ真由  あさとえいり 

いつかもう一度チャレンジします

ん~なんだろう?ワタシ疲れているのかなー。
凄い期待感を持って読んだせいなのか?私の読み方が悪いのか?
まったく話が入って来ないしわくわくもドキドキもしなくて、CPどちらの気持ちも態度もよくわからなくて。
困りました。

職業設定は好きな検事なのになー。
年下で亭主関白的な検事の佑真とサボテンを育てるのが趣味の陽希のすでに恋人として付き合っている二人のお話。
「勾留中のアステリアス」…

0

ロマンスの黙秘権(1) 小説

うえだ真由  あさとえいり 

仕事に邁進する男の魅力

職場で協力し合い絆が出来て恋人になるってシチュはかなりの萌えポイントと言うことが個人的に再認識させれた作品ですw いや、王道だけどね。たぶん。
弁護士同士のお話。いつもは警察物を読むことが多いので、警察側からではなく弁護側からの様子を楽しめました~

弱小弁護士事務所に助っ人で来た大手事務所にいたことのある優秀な弁護士深見とその事務所に勤めている早瀬。
弁護スタイルが違う二人なので衝突ばか…

0

不条理な愛情 小説

成宮ゆり  あさとえいり 

ダテ眼鏡をとったら。

男を魅了する容姿を持つ医大生、幸。
平穏な生活のためにダテ眼鏡を装着、地味な大学生を演じ、孤立した日々を送っている。
…眼鏡で美貌は隠れるんです。…隠れるんです!(そう思いましょう。そう思った方が楽しめます。少女漫画の伝統はBLでも通用するんです。王道万歳)

地味に暮らしていたはずなのに、(変態)教授に押し倒され、いっそもう本性さらして撃退しよう!と頭突きをかまし股間を蹴り上げるシミュレ…

0

きみの背中を見ている 小説

椎崎夕  あさとえいり 

年下ワンコくんと人間不信な堅物美形

理屈っぽくてめんどくさい二人です。

ずっと思い続けていた親友の結婚式の夜、バーで出会った見知らぬ青年と一夜を共にした。
目が悪くコンタクトのトラブルもあって記憶が曖昧になっていたけれど、ある時見覚えのある背中の傷からその青年の正体を知った時、過去の傷つけられた記憶からどうしてもその言動が信用できない。

一哉の過去のことを思えばそうなってしまっても仕方がないような出来事ですが、信じ始め…

1

執事は夜の花嫁 小説

あすま理彩  あさとえいり 

すれ違いもの

神父→伯爵→執事の順に読み終わったこのシリーズ…図らずも時系列順だったのね~ラッキー(*´∀`)♪
個人的には神父>執事>伯爵の順で好きかな。

「身代わり」ものって割と好きなんだけど…晶緋も良い子なんだけど…明らかに好意を向けられているのに「身代わりだと思い込んで止まらない」受けにちょっとヤキモキ…。
何か展開が読め過ぎて…。
健気な子だから嫌いじゃないのだけどね…。

0

夜空には満天の星 小説

小塚佳哉  あさとえいり 

ほのぼのふんわり学園ストーリー。

小塚さんは初読みではありませんが、こちらが初レビューになります。

と言うのも、小塚さん作品は数冊拝読していますが、どれも可もなく不可もなく・・・、申し訳ありませんが読後の印象が薄過ぎてレビューの書きようがなかったんですよね。

作家買い(過去作買い)する気はないけど、二度と読みたくないとも思わない、どこまでも中立って感じの作家さんなんです。


こちらも、薄いと言えばまさにその通…

0

エンジェルノイズ 小説

谷崎泉  あさとえいり 

天使の小言・・・

え~、この作品は『無理矢理から』『お仕事もの』『年下攻』『受一人称』と、どれをとっても私の苦手な要素ばっかりです。←もともと『無理矢理から』『お仕事もの』が多い(らしい)作家だから避けて来たわけですが。

まず、中でもものすごくダメな『無理矢理から始まるラブ』ってヤツですが、天音(受)のキャラクターのせいか意外なくらい最初の『無理矢理』の重みを感じません(ストーリーの中で影も形もないという意味…

0
PAGE TOP