丸木戸マキさんのレビュー一覧

非BL作品

オメガ・メガエラ 4 非BL コミック

丸木戸マキ 

一つの家の中の陰謀劇

3巻で巻き起こった生徒会長選挙絡みの政治戦。
真宮を観察する麗子。
薬を捨てられた真宮は、遂に学内で発情か?リリィに悟られ!
逃げ惑い、見知らぬ小屋に隠れ、寒さに倒れる真宮。
そこを助けに来るのが伊織で。
伊織にもΩの秘密を知られる真宮…!
伊織って、出来損ないとか言われてるけど。発情中の真宮に手を出さない紳士じゃないの!
選挙戦ではリリィの言う通りに伊織を陥れた真宮だが、最後の最後…

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非BL作品

オメガ・メガエラ 3 非BL コミック

丸木戸マキ 

暗躍。血の闇

面白くなってきたじゃないの!
元々非BLだし、もちろんこの巻ではラブシーン的なものやロマンスのようなものは一切出てきません。
完全に「政治」の巻。

2巻のレビューでリリィ様はギャグにしないで、と書きましたが、彼はそんじょそこらのαを凌駕しているようですね。
本名は「橘有憲」。でも女性の口調と髪型で。名家出身のはずだから風当たりは強かっただろうに貫いてきたのでしょう。
真宮は生徒会長選…

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非BL作品

オメガ・メガエラ 1 非BL コミック

丸木戸マキ 

地獄

オメガバースの階級社会でアルファの子どもを産めないオメガはメガエラと呼ばれ蔑まれている。オメガは人間扱いされず、生殖だけに価値が置かれていて、このあまりの人権のなさにずっと不快感がつきまとう。そんな世界でアルファとして生きることになったひとりのオメガという約束された地獄。勘弁してくれという気持ちになる。

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オリンピア コミック

丸木戸マキ 

少し不思議で切ないお話

ラブドールの所有者だった男の息子×少年型のラブドールです。

表紙含め25pという短編ながら、印象に残るストーリーです。また、丸木戸先生の絵柄が、白人風のラブドールである半朱にとても合っていると感じました。攻が何だかんだ面倒見が良いところも好きです。

20年も会っていなかった父親の遺品整理に駆り出された攻・礼央は、父が遺した喋るラブドール・受の半朱と出会います。

人嫌いだった父が、…

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非BL作品

オメガ・メガエラ 1 非BL コミック

丸木戸マキ 

表紙とのギャップ

こちら大分前に読んでいたのですがレビューを書かないまま三巻まで出てしまって、慌てて再読しました。

二巻から三巻にかけて真宮が完璧なαを演じているのですっかり忘れていましたが、そう言えば犀門と出会った頃の真宮はたくましくて、普通の男の子でしたね。伊織との出会いも少女漫画のようで、犀門の過去も細かく描写されていました。

現在では四巻まで出ているので、普通にそこまで一気読みすることをお勧めし…

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非BL作品

オメガ・メガエラ 3 非BL コミック

丸木戸マキ 

怖い展開になってきました

この作品、ずっと表紙が暗くて、かつ、ちるちるでも非BLに分類されています。二巻まではそれでもまだ真宮が素直で優しいので癒されたりしたんですが三巻になって段々と真宮までやばい感じになってきました。
家督を継ぐと言うことが、何をおいても優先事項だとわかってきた真宮。色んな苦しみから現実逃避するためにもせめて伊織だけは残しておいてほしかった。
真宮の秘密を知る人間が少しずつ増えて、ヒリヒリ感も増して…

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非BL作品

オメガ・メガエラ 2 非BL コミック

丸木戸マキ 

BLじゃないんだ…

1巻のレビューをしないまま、2巻のレビューをするにあたり、初めて非BLであると知りました。

ポルノグラファーやインディゴがかなりエロティックなBLだったのでそこからすると今のところそういう描写は全くありませんが腐った目で見てしまうとあちこちに伏線が張られているように見えてしまいます。

主人公の真宮が誰を好きなのかはわかりませんが伊織は絶対好きでしょーとか、斯波は犀門狙ってるでしょーとか…

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アケミちゃん コミック

丸木戸マキ 

静雄も春子さんもどうか幸せに…

「ポルノグラファー」3部作を読んでからこちらを読みました。
「續・ポルノグラファー プレイバック」に登場していた"スナックアケミ"の静雄が主人公ですが、こちらが先に出版されていたようです。
「〜プレイバック」ではどちらかというと春子ママの方がメインで、静雄のエピソードは深くは描かれてなかったので、ちょっと謎めいた存在だったのですが静雄の過去にも触れられています。

分か…

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續・ポルノグラファー プレイバック コミック

丸木戸マキ 

拗らせおじさん返上か⁉︎

「ポルノグラファー」の続編です。
シリーズ3冊をまとめて再読しましたが、すっかりまたその世界観にはまり込みました。

前作で遠距離とはいえ、くっついた理生と春彦のその後です。
春彦は社会人となり忙しい毎日で休みもままならない状況。
理生は相変わらずグジグジ拗らせており、実家でもすんなり馴染めないでいる。
そんな時"スナックアケミ"のママ春子と息子の静雄に出会うという…

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インディゴの気分 コミック

丸木戸マキ 

こちらも素晴らしかった

「ポルノグラファー」も素晴らしい作品でしたが、こちらもまた引き込まれました。
前作の前日譚で、木島と城戸のお話になります。
前日譚ですが、「ポルノグラファー」の後に読む方が良いと思います。
前作で2人の間には何かあると匂わせていましたが、こちらの作品で過去に何があったかが描かれています。

木島が拗らせ嘘つきおじさんになってしまった理由がここにある気がします。
まあそれまでもたいがいな…

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