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ためこう
白玉あずき
私には、汚れた泥のような周りの世界に虐げられながらも生き抜く兄弟こそ、美しい蓮のように感じました。不憫で、とても美しい。救いようのない歪んだ執着愛でさえも2人が生きてきた証なのだと感じました。 ただ、最後のエピローグの兄の言葉。本心で言っているのか強がりから出た言葉なのかイマイチすっきりしません(´・ ・`) 急にネタバレをするのではなく、ほのめかす程度で、あとは読者の解釈に委ねるという感じ…
楓花
ネタバレ
タイトルである【泥中の蓮(でいちゅうのはす)】…実はこれ“ことわざ”の1つなのですね。 「汚れた環境の中にいても、それに染まらず清く正しく生きるさまの例え」とされています。 作中では最初、兄から弟に花を贈るシーンが有ります。 自分を買った男からの貰い物ですがw その時に「泥中の蓮」についてのことがちょろっと描写されています。 “花”は希望であり、それに似ていると称される自分は兄にとっ…
みみみ。
「縛られやケンちゃん」(蜂宮よう子名義)とは打って変わって、コミカル要素一切ナシの、ダークなガチ兄弟モノです。 「泥中の蓮」とはさて何ぞやと。 ことわざ通りに受け取るなら、「汚れた環境の中でもそれに影響されずに、清らかさを保っていることのたとえ。」 いかにも昔の人が好きそうなことわざですが、こういう考え方が大っ嫌いな私は、いやいやそうじゃないだろう?と思うわけです。 泥水こそが蓮を強く…
迷宮のリコリス
とらのあな通販で購入した本編に、『とらのあな購入特典の4Pリーフレット』と、こちらの『応援書店購入特典ペーパー』も封入されていました。この応援書店というのがちょっと曲者なのですよね。この作品に限らず、とらのあなやアニメイトなどは応援書店になっていなくても、ペーパーが入っていたり入っていなかったりとマチマチで、悩ましいところです。統一していただけないものでしょうか? *以下ネタばれあります。…
詩雪
ここ最近好きが加速しているお気に入り作家です。 短いなかにドキッとするものを見せられ読むたびにため息。 ひんやりとした印象のイラストも美しくてとても好みなのです。 この作品は前半を「号外onBLUE」で読んでいたのですが、続きが気になりつつも、あとはコミックス化を待とうと楽しみにしておりました。確か第1話は読切りとして登場し、その後読者の反響を得て続編、となったのですよね。そして今ラスト…
とらのあなは池袋店以外は女性向けの商業作品の入荷がほとんどない、もしくはとても少ないので、リーフレット目当てにとらのあな通販で初めて購入してみました。発売日にならないと購入ボタンが表示されないので要注意です。私は発売日翌日に注文決済して、2日後に届きました。丁寧ではないですが、ビニールと厚紙の封筒で梱包されて届いたので、商品の状態はよかったです。配送方法を選ぶときに「クロネコメール便を使えるとき…
表紙がとても魅力的で絶対に買おうと思っていました。『泥中の蓮』というタイトルにもとても惹かれます。 最後まで読んで顔が似ている兄弟にした意味がわかる気がします。そして再読したくなる。泥の中で咲く花のように綺麗だったのは、兄なのか弟なのか、それともただの幻想なのか。 ぬかるんだ泥の中は彼らだけの世界。ドロドロになっていつか一つになってしまいそうな、こういう世界に二人きりのという物語はとても…
9rio
発売前からだいぶ宣伝されていて イラストの美麗さと高尾滋さん推薦の帯に惹かれて購入しました。 体でお金を稼ぐビッチな兄と優秀な弟君の兄弟愛のお話。 このイラストだから読めたなと思えるお話でした。 兄弟の編愛っぷりが満載です、特に弟君が兄へ対する思いが強く 兄を抱きたいと思う気持ちを堪えて女の子と寝ることで抑制して でも自分も愛して欲しくて結局プッツンして襲ってしまう。 そこから崩…
quaori
とっても素敵な表紙ですね。 弟・秋生(攻)が兄・元春(受)を抱き寄せながら、 じっとこちらに視線を向けています。 ストーリーや前評判も下調べして、 読むべきか読まざるべきかずっと悩んでいたのですが、 秋生の美しく強く静かな眼差しに負けて(?)拝読いたしました。 うーーーーーん。うん。…うん? 悪くない、悪くないのですが(←おこがましい) それほど萌えませんでした。 絵は…
メグタン
顔が真横にあるのに、お互いの表情が見えない表紙。 帯で高尾先生も描かれていますが、兄・元春の表情はどんなものなんでしょう? 針で刺されるような痛みがピリピリと伝わってくるような作品です。 弟の秋生は、兄・元春のことを「汚い」と多々、表現します。まるで言い聞かせるかのように。 秋生は自分のことを汚いと思っているので、兄の元春にも汚れていて欲しい。自分を高めて兄を掬い上げるのではなく、兄を…