chikakumaco
上巻で、謎解きの様相を見せていたのに。この下巻の冒頭で、一気に種明かしされるので。
意外な気持ちもしましたが、瀬野というセフレ関係を続けて来た男の背景を名塚が辿っていくという、ある意味でこれも謎解きの様なストーリー展開になって行きます。
そして、事故当日の白島の心理状態。彼がフツーに叶わない兄嫁への恋心に落ち込んでいた事を知る。それを知って、名塚は自分の恋心、「気持ちの受け皿」が白島には無かっ…
一読して、気分が悪くなったので、封印していた作品です。
他の方のおススメ通り、上下巻一気読みがおススメ。
再読するに、結末を知った上で読むゾワゾワ感はまた別格だと思いました。
名塚の白島への執着。そして、雑に扱われていたセフレである瀬野の、名塚への執着。
本作では、先の不透明感と謎解きの伏線を張り巡らせたところで、終わるので、下巻に行く前にしっかりと、取りこぼすこと無く読み込んでみる。
…
私も「メス堕ちBL」を読んでいたので、楽しみにしていました。
ポッチ様のレビューを拝読するまで、このアンソロのあまあま後日談+番外編くらいだろうと、勝手に思っていたので、まだまだ続くと知り、躊躇していたのですが、ポッチ様に「一緒に次を読みたくてモダモダしましょう。」と、コメント頂き、誘惑に負けました。( ´ ▽ ` )
何も解らないまま、捉えられてしまい(表向きは婚礼ですが。)その身体を蹂…
ためこう先生の美麗な絵で描かれる異国感漂う雰囲気は楽しめましたが、あまりスムーズには読み進められませんでした。双子の妹と瓜二つの受けのラムダンということで、どうしても時折女性っぽく見えてしまう顔立ちはまあ許容範囲内です。ただ、彼にも攻めのウルジにもいろいろツッコみたくなる要素がありました。
妹の幸せのために自分を犠牲にすることを覚悟したラムダン。ウルジを騙して一度は結婚に合意しているわけ…