華藤えれなさんのレビュー一覧

オメガの初恋は甘い林檎の香り ~煌めく夜に生まれた子へ~ 小説

華藤えれな  夏河シオリ 

辛い展開は長いけど…

北欧が舞台で、 Ωは文明から離れた民族以外、人工授精でなければ誕生しない数の少ない貴重な存在になっている世界観。Ωは繁殖能力をなくしたαの存続のために国によって管理されている。ハルは珍しく自然妊娠で生まれたΩで、自分の両親を知らない。気づいた時には施設にいて、施設長の養子にされていた。今や珍しくなった自然妊娠で生まれたΩを観察するために。そして余計な知識を身につけないようにハルは世の中のことや文字…

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愛される狼王の花嫁 小説

華藤えれな  yoco 

異世界へタイムトリップ

現代に生きる、生まれつき耳の聞こえない、そして唯一の身寄りの祖父が亡くなった悠羽が狼王の物語が記されたタペストリーの世界へ時を超えてタイムトリップするお話。

狼王の婚淫の続編と思って読みましたが、そこまで前作の影響を受けている感じではなさそうです。前作の後のお話で、同じ世界観ではあります。

悠羽は狼王の身に起こる出来事をタペストリーを通して知っているので、過去にタイムトリップして狼王を…

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銀狼の婚淫 小説

華藤えれな  yoco 

おとぎ話みたいなお話

幼少期のはっきりとした記憶のない愛生がぼんやりと覚えているのは狼王の背に乗せられて森を走ったり、体を舐めてもらったりして育ててもらったこと。そんな愛生は20歳になり、施設の存続のため施設長からある侯爵に金を無心するように言われ、国を越えてとある森へとやってくる。初めて見る光景のはずなのにどこか既視感を感じる愛生。その侯爵は名前も国籍もない愛生に名前と国籍を与えてくれた恩人だった。

森で会った…

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「禁じられたアルファの子番外編」コミコミスタジオオリジナル特典書き下ろし小冊子 グッズ

甘さがぎゅっぎゅっ

本編終了後、ジュリアン、イアンを連れて家族四人で新婚旅行へ行くお話です。

優杏が命を懸けて、ジュリアンを育ててくれたからってのもあるだろうけど
ジュリアンの優杏に対する愛が惜しみなく書かれており
とても微笑ましい光景だなぁと思っていたのですが、
優杏とジュリアンの話に危機感を感じるニース。
それもまた可愛かったです(*´▽`*)

ジュリアンはやっぱり二人の子供だなぁってしみじみ…

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禁じられたアルファの子 ~誓いのはちみつマドレーヌ~ 小説

華藤えれな  八千代ハル 

私には辛かった

オメガバース作品を数多く読んできましたが、
近年はオメガに対する扱いがそこまで酷くない作品も多い中
こちらはオメガに対する扱いが酷いタイプの作品でした。

子作り専用オメガを育てる学院があるのですが
そこの学院の生徒の優杏と、貴族でアルファのキースとのお話です。

普段から甘い作品ばかり読んでいるからなのか
とても辛いところが多く感じました。

最初は甘いんですよ。
でも…そ…

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共棲愛―シンクロニア― 小説

華藤えれな  海老原由里 

切ないけどこれからも

死にネタ、はダメって方もいるんでしょうが、私は大丈夫でした。
それより、新堂の気持ちの辛さ、羽月の辛さ、どちらも切なくて。

身代わりとして好きなのか
身代わりにされても好きなのか

移植による兄との共存、そんなこともあるのかも知れないけれど、それだけじゃ無いと思いたい。彼らもきっとそう思っていると。
振ったり振られたりして別れる関係と、ある日突然失ってしまう、それももう二度と会えな…

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スレイヴァーズ ディア 小説

華藤えれな  雪舟薫 

刹那主義

スレイヴァーズシリーズ、ドラマCD購入、CDのみ聴音済み~柊一と冴木のふたりが好きで好きで。今更ながらに続編が読めたんだと、即刻、購入、感想をしたためます。

もう、やられました~この”スレイヴァーズ・ディア”、今回は"追慕・聖灯"〜柊一目線のモノローグ~柊一の真の心が映し出される…もう泣いちゃう。柊一の気持ちが…思いが…切なくて泣けてきます。こんなに胸が締め付けられる小説…

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「身代わりアルファと奇跡の子 ~赤い薔薇と苺シロップ~」フェア用書き下ろしSS グッズ

甘々なのだけど

ヒューバート目線のお話。

ヒューバートは海莉が近くにいるだけで、異常なほど劣情が刺激されてしまいます。
この俺が自分の欲を抑制できないなんて…と思うヒューバート。

昨日も今日もヒューバートは、たかが外れたように海莉を求め続けてしまっておりー…。


こちらの特典の内容が幸せな内容になっていました。
が、ヒューバートは海莉に意地悪するのはいいけど
言いっぱなしじゃなくて「冗談…

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身代わりアルファと奇跡の子 ~赤い薔薇と苺シロップ~ 小説

華藤えれな  篁ふみ 

ここまでクソな攻めも珍しい

コミカライズになると言うのを見かけたので
その前に…と思いこちらを購入し、読みました。

読んだ感想としては…ヒューバートがすごくクソですね…。
愛理が亡くなって、悲しみから海莉を恨むのはまだわかったとしても、
襲わせようとしたことはドン引きです。
それをして一体何になるんだろう…?と思いながら読んでいました。

好きだった人にここまでされて嫌気がさしそうだけど
海莉は最後までず…

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余命半年の僕と千年の恋人 小説

華藤えれな  氷堂れん 

うーむもりもりすぎて…

切ないお話を読みたいなぁと思う時に華藤先生を選ぶのですが今回はもりもりすぎていまいちよくわからない部分が多々あり少し残念でした。






物語のあらすじでは無いですがつまりはこういうことだと思う。
過去の因縁で何度も転生する2つの魂があります。
一つの魂にはケルトの民で癒しの力があるがその力は自らの寿命を使うもの。もう一つの魂はケルトの彼にその力を使うことで寿命を縮めてもらい…

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