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華藤えれな 藤井咲耶
茶鬼
華藤えれなさんの久しぶりの日本が舞台の日本人カプのお話です。 このイラストが好みじゃないのと、題名が「優しくしないで」って安易なもので、少しためらってしまいましたが、自分的に華藤さんはかっているので思い切って読んでみました。 して結果は・・・安堵しました・・・甘甘だけど華藤さんらしい、しっかりした作りで。 痴漢事件でえん罪を起こした検事の笹本は、罪の意識から検事を辞めて弁護士として活躍し…
華藤えれな あじみね朔生
サガン。
ネタバレ
今回はコロンビアマフィアとドラッグの絡んだお話でした。 学生時代に出会った航太と琉加。 短い蜜月の後、琉加は姿を消す。 それから9年以上が経って、再会を果たす2人。 そして、また運命は廻り始めるのだけど…。 出会った頃とは互いに違ってしまっていて。 琉加は今ではマフィア・染井の愛人。 それもただただ虐げられるだけの。 憎しみだけをぶつけられるような。 それは後に染井の生い立ち…
華藤えれな 三雲アズ
エレニ
その生い立ちゆえに自己主張することなく、自分の幸福を望むこともなく生きてきた蒼史。そんな彼がチェコからきた留学生で天才芸術家のカレルと恋に落ちます。すべてを諦めて生きてきた蒼史の初めての恋。カレルは自分を殺して「死んだように」生きている蒼史の心を解放しようとします。そして、蒼史はカレルの情熱を受け入れ、自分の生き方を変えるべくカレルと共にプラハへ行こうと決心しますが、カレルの帰国前夜に起きた事件に…
華藤えれな 水名瀬雅良
tatsuki
私は、重度の華藤えれなファンである。 この作品は、「小説リンクス」で不定期連載だった模様。 思うに、雑誌で連載中の方が楽しめる作品だったのではないだろうか。 小説誌における漫画作品は、コミック誌におけるソレとは異なり、漫画はあくまで箸休め的な目的で読まれることが多い。 どころか、そもそも小説しか読まない層には完全に読み飛ばされる宿命を背負っているとも言える訳で。 だから、これはあくま…
華藤えれな 雪舟薫
haruko4869
攻・若宮法顕(34) 社内弁護士 受・早瀬義弘(27) 会社員 複雑な生い立ちからか、仕事でもプライベートでも、他人との感情的なかかわりを一切排除している早瀬。 その早瀬を呼び止めて「好きだ」と言う若宮。 告白されただけで、何かを求められているわけではない…と瞬時に判断した早瀬は「ありがとう」と礼を言い、そのまま忘れてしまいます。 後日、仕事として若宮の訴訟のサポートをすることに…
雀影
華藤さんお得意の、京都を舞台に伝統文化を絡めたお話と、海外を舞台に、その国の人間と日本人とのお話の、両方のパターン2編で一冊の本になっている。 そう言う意味では、1冊で2度おいしい本。 この本の主人公。八幡蒼史は、陶芸の家に生まれながら、その出自の所為で、自分を封じるようにひっそり生きている大学職員。 一方のカレル・バロシュはチェコから留学してきている、挫折を知らない、若き天才彫刻家。 …
収録作品に表題作はありません。 ・美しき亡骸 ・甘美なる誓い この2作品で一つの物語で「欲望と純潔のオマージュ」というタイトルなんでしょうね。 まさにそういう物語でした。 攻・若き天才彫刻家のカレル・バロシュ(25歳) 受・芸術大学の職員・八幡蒼史(27歳) 蒼史は著名な陶芸家である祖父の運営する芸術大学で事務職員として働いていました。 留学生のカレルは下宿を探して事務局に…
プラハの若き天才彫刻家が日本留学中に出会った大学職員との恋物語。 「欲望と純潔のオマージュ」 プラハからやってきたカレルは新しい下宿先を探すために訪れた学生課で職員の蒼史と出会う。 カレルの求める物件を紹介し、更に工房を提供することになった蒼史とカレルは次第に惹かれ合い恋におちる。 留学期間限定での恋。 そう最初から思っていた蒼史に、カレルは「プラハに来ないか」と告げ、2人は一緒に行…
華藤えれな 真生るいす
ともふみ
萌萌(MAX:萌萌萌:神に近い) 妻子持ちの建築士・相馬×声が出ない男娼・小鈴 故郷と家族と声を失い、ロシアの由緒ある貴族から男娼に身を落とし上海で生きる小鈴。 そして自分の居場所を失い、仕事を名目に妻子を日本に残し上海に来た建築士の相馬。 自分の足場を失った二人が、上海という異国の地で仮初めの愛を結びます。 男娼と客というとフィジカルな関係を連想しがちですが、この話ではむしろ精神的…
華藤えれな 佐々木久美子
攻は天才能楽師・征司郎(独身・子持ち) 受は美貌の染色師・結月千尋(26歳) 千尋の方が1歳年上です。 千尋が突然の雨に困っていたところで傘を差し出されたのが、征司郎との出会いでした。 その時は名前も知りませんでしたが、後日、仕事で仕上げた染物の色が気に入らないと怒鳴り込んできたのが、彼でした。 恋情の赤、狂おしいほどの恋慕の色を出せ。 そう迫る征司郎と、その色が感覚的に理解で…