total review:293277today:15
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
52/63(合計:627件)
華藤えれな 小山田あみ
茶鬼
『シナプスの柩』のスピンオフ、そこに登場していた脳神経外科医の海堂が主人公なんですが・・・ 子供返りした水斗に「お馬さん~」なんて言われていた海堂が、こんなに男前できれいな男、しかも受けだったなんて!! てっきり攻め属性かと思ってましたよw 読んでいて苦しかったデス。 二人とも互いの気持ちは”きっとそうだろうな~”とわかってはいるのです。 でも海堂が、ミハイルが、二人が互いの事を全て…
華藤えれな 北畠あけ乃
たまゆまま
設定としてはおもしろいし、能の世界を分かりやすく書かれていてとても興味深い作品だったと思うのですが、なんといったらいいのか、萌えなかったのです。 京都を舞台にしたお話なので当然主人公(受け)も京言葉を使われています。 私の周りに京都出身の方がいなく、そちらの話し方に対しイメージがまったくないせいで掴めないからかもしれません。 何て言うんでしょう。 ニュアンスのようなものが掴めず、会話に…
華藤えれな 雪舟薫
シリーズモノなので一応すべて読みましたが、あまりにも二人の事情がグルグルしすぎていて疲れ果て、何処からレビューしようと悩みましたが一番好きだった巻からレビューしようと思います。 それくらいグルグルグルグルと煮えきらず、一巻終わるごとにまだ思いを伝え合わないの!?まだなの!?の連続でした。 何度、最後から読んでしまいたかったか。 でもそうすると、途中の巻が永遠に箪笥の肥やしになり年代物の漬物状…
華藤えれな 真生るいす
ネタバレ
サラッと読めてしまいました。 華藤さんならばもう少しドロドロとした仕上がりにできそうですが、あっさりな感じにしたかったのでしょうか。 登場人物の設定もよく作り込んであり、舞台も上海。 展開も娼館から見受けされてされ外の世界に出て、日本語を解さないと思っている攻めの家で使用人として働き、彼の時々洩らす日本語に対し心を痛めつつも、娼館の雇い主だった李の命令のため重要機密の設計書を盗むという命…
この話し、なかなか物語の中に入り込むことが大変でしたが、攻めの若宮さんが極めてポジティブで人間臭いので救われて読み続けられました。 受けが複雑な事情の過去に囚われているためになかなか気持ちを自覚しないのですね。 そんなつんつんしている早瀬がようやく言った一言に若宮さんが 「君にしては上出来だ」 などと言うのですがそれがいい! 信念もあって仕事もできる。 いつも早瀬を大きな大きなとこ…
華藤えれな 実相寺紫子
最後までこの2人どうなるの!?とハラハラさせられるというか、もう早く落ち着いてくれー!とずっと思っていた一冊になりました。 読後、疲れた・・・。 何せ、最後のほうまで攻めのディオの気持ちが見えないのですよ。 愛があるのかないのか。 いや、ないのだろうと思っていると最後の最後で、受けの航一の両親の遺体をきちんと埋葬してくれていたことが発覚、おまけにお墓に彼らしいお供えがあったり、ちゃんと…
華藤えれな あじみね朔生
内容は濃いしストーリーもしっかりしていて読み応えが非常にあり、さすが華藤さんの作品と思いましたが、このお話しの枠組となっている『ラテン』と『マフィア』、こういう系統はいまいちイメージがつきにくいということもあって、非常に面白いと思うのですが物語の中に入り込めず遠くから見ている感覚でした。 例えば、日系三世の受けとアメリカで生まれた日本人の攻めが、ラテンのリズムに乗って体を寄せ合いサルサを踊る…
華藤えれなさんは本当に細部まで丁寧に描きますね。 ストーリーも背景も人物に至るまで。 読んでいてその世界に引き込まれていきました。 私は健気受け、自己犠牲精神に富んだ受けがツボなのですが、この作品も王道をいってますね。 そしてこの受けはただ単に、健気・自己犠牲溢れているだけでなく男前なのです。 見た目だけでなく、中身が特に。 攻めのミハイルがとんでもなく偏屈で不器用な性格でとんでも…
華藤えれな 三雲アズ
初めて華藤えれなさんの作品に手を出したのですが、よかったですよ。 色々と細部まで取材をされているのが読んでいてよくわかりますし、ストーリー作りが素晴らしい。 文章も美しいのですが、そこに描かれる情景がなんとも綺麗で目を瞑ればそこにありありと浮かぶ様でもありました。 なので、挿絵が非常に残念でなりません。 綺麗ですが、この作品には個人的には違うと思いました。 本当に挿絵、綺麗ですよ。 …
satoki
革命によって家族と言葉を失った、元ロシア貴族の小鈴は今は上海の娼館で男娼として働いている。 ある夜、客として現われた日本人の建築士、相馬は尊大で冷たそうで嫌なヤツだった。 決して甘いだけではない時間を過ごした二人だったが、相馬はそのまま小鈴を身請けすると言い出した。 娼館の主である李には逆らえず相馬の元で働くことになった小鈴だったが、彼は次第に不器用な相馬の人柄に惹かれ始める。 そんな時李…