ayaayac
BLにおいて。時々、「女の子を抱いたこと無い男はやめておけよ、自分本位のセックスをするから。」とか、「受けをした事がある男の方がいい。相手の身体を気遣う事が出来るから。」とか言う台詞を読んだ事があるけれど。まさに、それ! それです。
あらすじにもあるように。「最高のリバップル♪」と言うのは、そういう事だと思う。恋人を愛おしい、抱きたいと想う、それ以上に。「あんな風に感じるなんて知らなかった。」相…
いよいよ、完結編。拓斗が、寛也たちが、一生懸命に心血を注いだ、復興イベントの直前に一部の島の人々の悪意とゲイに対する反感も重なり、寛也たちは島を引き揚げることになってしまいます。万が一イベントが失敗でもすれば、島の復興は叶わず、存亡の危機に直面してしまいます。引き揚げる前に寛也は島民に頭を下げて訴えます。「どうか、引き続き皆さんの力で成功させて下さい!」と。それまで反目していた寛也の父を始め、心を…
個人的には読み返すのが結構ツライ2巻なんですよね。せっかく想い繋がったのに、妙な横槍が…。不穏な空気を残していきます…。
この物語が素敵なのは、拓斗と寛也のラブに関してだけでは無く、寂れた島の復興に向けて真面目に取り組んでいる若者の姿を丁寧に綴っているところでもあります。
そして、ゲイである事が社会的にどう捉えられているか、特に閉鎖的であろう島内にどんな影響を及ぼすのか?といったところにも言及…