小松さんのレビュー一覧

それから、君を考える コミック

小松 

子どもじゃない、でも大人でもない

不安定で不確かで、未熟で繊細な若者たち。
刹那な一瞬を切り取った短編集。


◆それから、君を考える◆

田舎町を出て東京へ行くタカシと田舎町に残り家業を継ぐヤス。
唯一無二の親友。
このお話は、タカシを応援するも、本音は行って欲しくないヤスのジレンマが切なかった。
答えを欲しがらない、独白のような告白が心臓を鷲づかみ。
何年後かは分からないけど、二人は必ず再会する。そんな望み…

1

それから、君を考える コミック

小松 

短編集ならではの楽しみ方

他の方と内容が似たようなものなのですが…。

まぁ切なくて切なくて…。
切ない感動系が好きな私にとっては、
話の雰囲気もトーンも良い感じでした。

しかし、短編集だからか終わり方がなんとなく中途半端。
自分としては「?これで終わり?嘘ぉー!?続き気になる。」
・・・。もう少し話を盛り上げてほしかったかなと思います。

ですが!!
中途半端で終わるのも魅力なのでしょうか。
こ…

3

それから、君を考える コミック

小松 

切なく苦しいけれど眩しい

遅ればせながら、感想中心のレビューです。

「うおー、切ない!助けて!」という表題作。
もともとハッピーエンド至上主義で苦しいのは苦手なものですから、こういう終わらせ方ですか!小松さん!と泣きました。
普通にこれが身体こみのラブが絡んだ作品ならば、きっと攻めに回るであろうヤスの心の内がもう切なくて切なくて。
こんなに大好きでも表向きには大学に受かれば彼から離れていくことになるタカシを一人…

2

それから、君を考える コミック

小松 

中身が薄い

表紙に惹かれ手に取りました。
短編がいくつか収録されているお話でした。

1つめの田舎で暮らしているヤスとタカシの高校生のお話などは「せつなく」なりそうな雰囲気をかもし出していたので期待していたのですが、何か物足りない感じで消火不良で終わってしまいました。
設定は好きだったので、短編ではなく話を膨らませて長編で読めていたら評価も違ったかもしれません。。。

その他の話もいまひとつ心に響…

4

それから、君を考える コミック

小松 

それからって、続きはあるの?

心の底から、大好きでした。
という煽り文句にひかれて購入しました。
想像どうりいえば想像どうりな話なんですが、改めて直球でこられるとなかなか良かったです。
でも作者さんは都会育ちなのでしょうか?
田舎に住んだことのない自分と同じような、田舎に対する幻想を感じました。

タイトルの他には二つ入っており、それぞれ不良と隠れおたくの話。幼馴染ものです。
個人的には二話目の隠れオタクの話がわ…

0

それから、君を考える コミック

小松 

表紙が綺麗。本棚にあると良い気分になれそう。

BLで初めて読んだ作品です。
「それから、君を考える」がオススメされていて
気になったので電子書籍にて。

表題作の続きもあるらしいですが
今回収録されている分で終わった方が
良かったんじゃないかな~と。
続きを読んでないのですが、
読みたいような、読みたくないような・・・

個人的に最後をはっきりかかないで
読む手がこうだろうな~ああだったのかな~
と想像するのが好きなの…

1

それから、君を考える コミック

小松 

寸止めの後味

「それから、君を考える」、
表紙買いならぬタイトル買いしてしまいました。
タイトルと表紙からもしかして、小説並みの
深い話なのかなと思い買いました。
切なかったです。
終わり方は「寸止め」というかんじで
とてもよかったです。
あえて、欠点を言うならば
私的理由でCPが合わなかったからかもしれません。

2

それから、君を考える コミック

小松 

短編集

表紙を見る限り、あっさり目な作画だと思っていたのですが中身は割とこってり気味。
なんとなく、じっくりと進められていく感じがしていた表題作が、逆にあっさりと終わってしまい戸惑ってしまいました。
そんな違和感に思春期の情緒が理解出来なくなってしまったのかと不安になってしまいましたが、しかし次の「最後の命令」
一番短い短編ですが、倒錯的な関係と、後を引く心残り。
最後の命令をしながらも体を丸める…

2

それから、君を考える コミック

小松 

ややネタバレ

短編集です。デビュー作らしいのですが、ストーリーがとても繊細で切ないです。
表題作の「それから、君を考える」
田舎での暮らしが嫌でたまらず、東京の大学受験を控えたタカシと、タカシに片思いする豆腐屋の息子ヤスの甘酸っぱいお話です。ラストで、タカシが駅まで見送りに行かなかったのは、会えば泣いて引き止めてしまいそうだったからだったりするんですかねー。でも、この後再開するんですよね?
「最後の命令」…

2

それから、君を考える コミック

小松 

どうしても言いたいことが。

短編集ならではの作品たち。
特に表題はキッラキラして切なくって、ザ・青春〜+*..*+ でした。
素朴な絵とストーリーがマッチしてます。
ハイライトのシーン、こんなに飾りのない、ストレートなセリフが重く心に沁みる作品に久しぶりに出会えました。

女子校で受験勉強しかせず青春を一ミリたりとも味合わなかった自分を呪いっているので未だに男子高校生青春モノに嫉妬と切望の眼差しを送り続けていること…

5
PAGE TOP