森世さんのレビュー一覧

白い朝に 上 コミック

森世 

刺さる人にはとことん刺さる作品

痛いです。色んな意味で痛い作品ですが、まちくんがどんどん堕ちていく表現がとても巧みに描かれていて、森世先生特有の歪なリアルさが今作品も丁寧に表現されていると感じました。
森世先生全開で描かれている作品なので(背景が風俗というのもありますが)比較的ダーク寄り、そして危なげな行為が多いです。
また痛いだけじゃなくしっかりと登場人物の心情に対して共感を与えてくれる場面があり尚且つキャラクターのブレが…

7

恋するあさはか コミック

森世 

うーん......

森世先生の作品が大好きなので作者買いしましたが......なんだろう、このモヤモヤ感......

そもそも淫魔×男子高校生の時点でファンタジーものではあるのですが、作品全体が現実味ゼロ......全体を通してあまりにもストーリー展開がご都合主義すぎる.......そして全く愛を感じない......ただの依存しあう淫魔と餌......
あと医学部なら模試でB判・C判は全く悪くないです...も…

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こぼれる、 コミック

森世 

森世先生~~~

主人公がイキってるのも、調子乗りすぎて仲間にいたぶられるのもキツイ…
森世先生、容赦ないっ!!!!

あんな態度しか取れなかった首謀者・数志もしんどいね…
しんどい、しんどいが際立つ作品だけど、成長や可愛さも見れて救われた。

「みっとない恋」にも収録されている「青少年流~」はアホエロ!!可愛い!可愛い!!だったので、前半のえぐさは解消されました。
しんどい、しんどい、といいながら面…

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みっともない恋 コミック

森世 

DV、監禁、ドM、不憫、ボコられ、の詰め合わせ

森世先生初読み。
で、バッド!毒!痛み!…ていうのは一応知ってはいたんだけど。
やっぱり口当たりは悪かった…
年齢的なのもあると思う。
若い時、こういうの好きだった。スカッとしたし、自分の露悪的快感もあったようにも思う。
だけど、実世界は自分に関係なくても本当に嫌な事にまみれてて、少なからず巻き込まれたり、笑えない他人の不幸を見て見ぬ振りしたり、そんな年月があるともう鬱展開を娯楽にして楽…

2

しばられヤンキーくん コミック

あずみつな  森世 

読み進めるたびに可愛くなる

森世さんが作画ということで興味はありましたが、表紙でヤンキーが緊縛されていて、あまり好みではなかったので食わず嫌いで避けていました。

ですが、実際読んでみると、好きな相手のためにヤンキーになって、拘束プレイにも手を出して、、という健気さに一気にやられました。正直かわいすぎる。

両片思いで、セフレになり先を望めない関係になるのが嫌な攻めと、どうしても繋がりを持っていたくて相手の好みに寄せ…

0

あいとまこと コミック

森世 

予想のつかない展開がイイ

3Pはあまり好んで読まないのですが、双子モノに興味があって読みました。
Ωの斗和が同じくΩである愛司と誠司の双子に拾われ、借金の500万の代わりに飼われる…という、BLには割とあるお話でした。

美しくて妖艶とも言うべき愛司と誠司がいいです。
個人的に双子という存在にミステリアスな魅力があると感じているので、この2人のような双子は性癖にグサグサきます。
森世先生の繊細なタッチがそれに相ま…

2

ロマンティック上等 コミック

森世 

オメガバースな社会の理不尽さがよくわかる本

「かわいいだけのお前の方は刻々と下がっていくんだからさ」

すっごい侮蔑発言。トンだゲスやろう

打算的なケイ。番になったのは想定外だったけれど、もらえるものはもらう。掴める幸せは掴む。それが偽りだとしても、何もないよりマシだ

ケイの番がゲスだと知って、自分のことなど顧みず掴みかかるツギツグ。公衆の面前でなんの躊躇もなく土下座するツギツグ。涙があふれて読めない、、、、!

好きな…

2

しばられヤンキーくん コミック

あずみつな  森世 

似非ヤンキー、Mになる♡

大好きなナオくんのカバンにヤンキーの女の子が縛られているAVが入ってるのを見て「こういうプレイが好きなのか!」と勘違いしてしまったユウくんの話♡

別々の高校に進学した二人はある日再会する。はじめは攻のナオくん視点で「あの可愛かったユウがこんなこと(ヤンキー)に、、!」と思ってたらそれだけじゃなくて、スマホから流れてきたのは緊縛された雄みあふれる男の子喘ぎ声(羞恥すぎてしぬ)

そっからな…

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あいとまこと コミック

森世 

オメガバースを活かした3P!

元カレに借金500万円を背負わされ途方に暮れていた斗和(Ω)のもとに、セレブな双子の誠司と愛司が「Ω同士なら安心だろ」と20万円で一晩、と声をかけてきます。
そして...借金返済のため、双子の「専属わんこ」となります。

しかし。双子がえっちしている現場を見てしまいます。「発情期」であり「番」でした。
Ω同士ではなく、誠司(α)×愛司(Ω)だったのです。
その後もペットとして双子と暮らし…

1

こぼれる、 コミック

森世 

何かになりたくて、何にもなれなくて

これは良いホン。胸が締め付けられる

いじめっ子グループの底辺(パシリ)なリョウカと、東京から引っ越してきた根暗なイケメン、フミ

学校という閉鎖的な空間の中で、誰もが、もがき苦しんでいる。自分のポジションを確立しようと、何者かであろうと、自分のココロなど捨てて、必死にしがみついている。守りたいもの、大切にしたいもの、それよりも、自分を優先してしまう弱さ。儚さ。そんなものがいっぱい詰まって…

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