鹿嶋アクタさんのレビュー一覧

太陽は魔狼に耽溺す 小説

鹿嶋アクタ  円陣闇丸 

3000年の時の果てに

今回は北欧神話の神を殺した魔狼と
北欧神話の神に命を狙われる大学生のお話です。

攻様と神の因縁に巻き込まれた受様が
攻様の番として幸せを掴むまで。

受様はごく普通の容姿で
ごくごく普通の暮らしをする大学生です。

大学入学で親元を離れ3ケ月、
人恋しさからあわよくば彼女をと
ゼミの飲み会に参加します。

しかし恋愛下手な受様の成果はいま一つ、
それでもいい気分でアパ…

3

太陽は魔狼に耽溺す 小説

鹿嶋アクタ  円陣闇丸 

ハラハラドキドキする展開にページを捲る手が止められない。

作家買い。

鹿嶋さんは個人的にあまりハズレがない作家さまなのですが、今作品も超面白かった。鹿嶋さんの新刊は鹿嶋さんがお得意とするファンタジーもの。北欧神話がベースになっていますが、北欧神話についてさほど知らなくてもきちんとわかる展開になっています。

という事でレビューを。






主人公は大学生の太陽。
太陽、と書いて「ひなた」と読む。
彼は高校生までサッカーに明…

8

愛蜜誘惑ジャッカロープ 協力書店限定ペーパー  酩酊悩殺ジャッカロープ グッズ

アルミラの新たな姿が!!

本品は『愛蜜誘惑ジャッカロープ』の
フェア書店限定特典ペーパーです。

本編後、
アルミラの好物についてのお話です。

柴崎は以前ジャッカロープについて
調べた時に彼らの好物が
ウィスキーであると知ります。

ジャッカロープって酒で酔うのか?
万能薬の乳をもつジャッカロープなら
胎内ですぐに分解するとか?

好奇心に駆られた柴崎は
発泡酒や缶チューハイとともに
ウ…

0

愛蜜誘惑ジャッカロープ 小説

鹿嶋アクタ  石田惠美 

不思議生物ジャッカロープ

今回は小動物好きな強面の公務員と
密入国された珍獣ジャッカロープのお話です。

ヤクザのようだと言われる攻様が
人種を超えて受様を恋人にするまで。

攻様はしがない公務員ですが
切れ長の三白眼に鋭い眉と
酷薄そうにみえる薄い唇が相まって
道を歩けば職質されたり
ヤクザに勘違いされたりするほどの
凶悪な強面です。

そんな攻様は顔に似合わず
自宅で白毛に黒模様のうさぎ

2

愛蜜誘惑ジャッカロープ 小説

鹿嶋アクタ  石田惠美 

ウサギの可愛らしさと、キャラ設定に激萌えします

作家買い。
鹿嶋さんと言えばファンタジーものを多く描かれる作家さま、のイメージですが、今作品もファンタジーもの。タイトルにも使われている「ジャッカロープ」という未確認生物が主人公のお話です。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください





主人公は公務員の柴崎。
彼はヤクザにも間違えられるほどの強面さん。が、そのビジュアルを裏切って、実は可愛いものが大好き。家では豆餅という名…

4

傭兵メイドのテーブルマナー「傭兵メイドのMIP」番外編 グッズ

特訓の方法が問題かも!?

本品は『傭兵メイドのMIP』の
フェア書店限定特典ペーパーです。

本編中のある朝の
食卓での出来事になります。

巽家にやってきて約2週間、
恵はここでの生活にすこしづつ
慣れてきましたが
朝は相変わらず戦場です。

晃平の出社時間は
日によってまちまちで
すれ違いばかりでしたが

今朝のダイニングに
父親の姿を認めた晃輝は
とても喜びます。

今日のメニ…

0

傲慢皇子と叛逆の花嫁 小説

鹿嶋アクタ  石田惠美 

「マジか……」と「おもしろーい」の間で激しく揺れました

電子書籍で読了。挿絵もあとがきもあり。

まず最初に「最後まで読んだらとても面白かったです」と書いておきます。
その割には付けた評価が低い訳なんですけれど……
お話の1/3まで、大層胸が痛かったものですから。

物語が結構進んだ所で明らかになる部分をネタバレしますので(鹿嶋さんが最初に伏せて書いてあるのは、意味があると思うので)苦手な方は回避を!


受けさんであるノアは、単なる…

2

傲慢皇子と叛逆の花嫁 小説

鹿嶋アクタ  石田惠美 

読めばさわやかな恋物語

潔くも凛々しい若者二人の恋

潔いといえば、この作者もそうで、
とっかかりになりそうな読者との共通点を主役に用意していませんし
地の文でこの世界、この国への細かい言及はなし、
ほぼ受け視点ですが、その経験への解説もけっこう大事なところでもなしと、
小気味よいほどです

読者は置いてきぼりにされてもおかしくないところが、
ヒロインが右往左往するタイプではないので
いっしょに引き込…

2

傲慢皇子と叛逆の花嫁 小説

鹿嶋アクタ  石田惠美 

2人のこれからに期待

たった今読み終えました。

もう、とりあえずエロい!行為中のシーンが4,5回あったかなって感じ。
受けが女たらしということで読む前は少し抵抗がありましたが、受けキャラが女性と絡むシーンに苦手意識がある私でもこの作品は楽しんで読むことができました。それだけノアというキャラクターにブレがなかったんだろうなあ〜と。

最近の作品は、序盤あれだけイヤイヤしていた受けがいつのまにか攻めに惹かれてい…

7

傲慢皇子と叛逆の花嫁 小説

鹿嶋アクタ  石田惠美 

イケメン花嫁と傲慢旦那の、かっこいい夫婦

女好きで女たらしがウッカリで花嫁になってしまうファンタジーです。

「花嫁」モノのファンタジーはいくつか読んできましたが、この作品は一風変わった感じがしたのは、受けのノアが、「女好き」「女たらし」の属性が遺伝子レベルで組み込まれているからでしょうか?
作品の雰囲気次第では、ノアは攻めキャラになってもおかしくない程の「たらし」です。
ですが、ウッカリと攻めのレオスの婚約者の姫に手を出してしま…

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