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6/7(合計:61件)
桃子すいか
東雲月虹
ネタバレ
桃子すいかさん、初めて読ませていただきました。 とっても瑞々しいお名前ですねww 絵柄の印象は柔らかいなという感じだったのですが お話はほのぼのとしているだけでは無く せつなさ満載です! 心情の変化に無理矢理さも無いので すんなりストーリーに入っていけます。 「鉛筆とダイヤモンド」(視覚・触覚) 最初は純粋に“描きたい”と思ってモデルを頼んだ美大講師と、 見た目ばかり褒め…
まほまほ
桃子さんの振り幅の広さに感嘆としました 前作の「雨だれの頃」で大好きになり作家買いでした ひりひりするような真っ直ぐで不純物のない友情から 恋に変わる前作の物語から一変した今作 五感を使って表現される世界観 エロティシズムと純粋な想いが混沌とするモノローグが秀逸でした 表紙からも五感を感じ取れる多彩で淡い色使いが素敵です 表題作は、美術講師とその学校の生徒の話でした …
潤潤★
読後のこの不思議な感じをどう説明したらいいのか分かりません。 この作家さんは、とにかく読み手を惹きこませるのが上手いと思いました。 始まりの言葉から独特で、イラストもほんわかしてるというか馴染みのある感じというか‥決して現代風の絵ではないのですが、1コマ1コマに魅入ってしまうほど、イラストだけでも惹き込まれる感じでした。 言葉がなくても目だけで伝わる気持ちや 口の動きで言いたかった言葉…
みみみ。
14歳。中学3年生。 自転車で行ける範囲だけがすべての狭い世界の中で、色んな悩みを抱えながらも一生懸命生きていた“あのころ”が、主人公の回顧録という形で描かれています。 奇しくもおげれつたなかさんの「エスケープジャーニー」を読んだ数日後にこちらの作品を購入して似通ったお話を立て続けに読むことになったのですが、またこれ系かと思うこともなくやはり迷わず「神」の1冊。 この手のお話に惹かれるのは作…
冬草
中学生の頃、友人との別れ際 当たり前のように「バイバイ」という言葉を使っていました。 今も、当時の友人と会って別れる際にそう言うけれど、 それが昔と比べてどれだけ不確かなものになったか 大人になった今、ひしひしと実感しています。 ”バイバイ”は、本当のさよならになるかも知れないし ”またね”は、一生来ないかも知れない。 それでも、”また会える明日”をまっすぐに信じていた時があったこと…
うぱうぱ
表紙の絵で買う事を躊躇している人がいるのなら 迷ってる時間がもったいないです。 絶対今すぐ買ったほうがいいですよ。 行きつけの本屋の棚に並べてあるうちに自分の本にしておかないと後悔しちゃいますよ。 それほどまでにこのコミックを迷っている人におすすめするのは、内容がすごく洗礼されてて美しかったから。 登場人物がぷにぷにしたとても可愛い子どもであるけれど 進路で悩んで、急激に変化する身体の…
bonny
フォローユーザーさま方がレビューを挙げていらして読みたくなった作品です。少年を主人公にしたコミックスでは暫定一位!の大好きな作品です。 「少年」は萌えるモチーフの一つですが、「ショタ」と呼ばれるものとは違う萌え方をしているような気がしています。ショタはあくまで男性目線の性的指向のような気がしていて、わたしは妄想であれ少年とどうこうなりたいわけでもないし、少年が性的に開発されたり弄ばれる姿を見…
詩雪
そっとしまっておきたい一冊を見つけたと思いました。 雨とピアノと心臓のドキドキ音がすべて重なって聴こえるような描写と、透き通るような「好き」の気持ちが複雑な心情の中でしっかりと伝わってくるすばらしい作品だと思います。 先にレビューをされている葡萄瓜さん(ネタバレなしでレビューされているのでぜひお読みになってください)も書かれていますが、ストーリーそのものは、絵柄のようにほのぼの可愛いお話で…
御影
若葉学園に通う美市と優のお話です。 若葉学園は私立の学校なので、大学までそのまま進学できるのですが、優は学費のことを心配して高校から公立へ進学したいと祖父に伝えるのです。 二人は友人のような関係で、いつまでも一緒にいられると思っていましたが、優の一言で「最後の夏休み」を過ごすことになるのです。 冬休み前のふたりの駆け落ちから卒業まであっという間ですが、卒業日の聖堂の二人はとって…
葡萄瓜
絵柄で甘く判断してかかると、多分火傷をする 一冊です。題材自体は決して甘くないから。 物語と本の構成から考えると、登場人物達の 歩いて行った先にはハッピーエンドがあるのだと 信じたい自分がいます。 が、それに反して本編の構成からもしかして、と 思ってしまう自分もいます。 そう言う、敢えての未完結感もこの作品の魅力 なのでしょう。好き嫌いは別れましょうが。 一昔前なら、きっ…