ももよたん
どういう方向に話が進んでいくのかなぁと1巻時点ではまったく見当がつきませんでしたが、2巻は勢いもそのままに、濡れ場もしっかり挟みつつ、深い闇の世界観を存分に描ききった上で、最後の最後に救済も待っている、というほとんどの読者が満足できる流れだったのではないでしょうか。改めて冥花先生の構成力と画力に痺れました。神にひたすら従順に仕えてきたけれど、実はずっと憎んできたのだと振り返るシグレと、辛い日々の…
多くのレビュアーさんが、この続編と併せて読む事をお勧めされていて。その事に納得が行く。
前半は、前作の為のプロローグにあたり、「イトウさん」の成り立ちの説明になっている。
「イトウさん」はやはり、マッドサイエンティストであるボスに、幼ない頃に拐われ、脳をいじられ、殺人兵器として育てられた。名前を付ける事は、余計な感情を生むと思われ、この頃彼は「I」というコードネームを与えられる。
I=アイ。…