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波真田かもめ
まりあげは
ネタバレ
離れ離れに暮らす2人。 それぞれ変化を迎え、多忙の日々を送っています。 そんなある日、久慈の家でご飯を食べていた朔太郎。 ふと会話の流れから久慈が誕生日であることを知り、慌てて下のコンビニでケーキを買ってきます。 そしてその後、編集者の貫田が誕生日ケーキを持って現れ、、、という始まりからのお話。 このお話のなにがいいって、アラフォーの生態を取り繕わず、こんな失敗もしたんだ…
Syo13
5巻、相変わらず日常は続くが同じ日はなく時間は進む。日々多忙で疲れが溜まる中二人の時は前より素直に癒し合えるようになった静と朔太郎。特に朔太郎が誕生日に他の男が訪ねてくるのに露骨に嫉妬を表して、静が破顔してしまうのがよかった。日々の繰り返しを我慢強くこなしたから後半の旅行のご褒美ボーナス感が高くてそこからはただただ気持ちいい。朔太郎からの「本音ダダ漏れ」と決定的なセリフも飛び出す。いつも家で朔太郎…
誰
このお話ももう5巻なんですね ここまで読んできてあれなんですが 個人的に何を読めばいいのかがよくわかんなくなってきてます 登場人物がやたら多いのも原因のひとつかもしれないんですが いや出だしはね 紫煙に燻る何かを読むんだと思ってました なんだけど その雰囲気に流されて読んでいるだけみたいになっちゃったんですよね だんだんと 毎度なんですが理解力とか読解力とか お話にかける情熱…
えすむら
ただただアラフォーふたりの日常なのですが…それが毎度予想を遥かに超えて心に沁みる!エモい!大好きな作品です。5巻になってもまったく飽きのこない味わい、いっそじーさんになるまでふたりを見守っていたいくらいの気持ちにさせてくれました。そう、スケベにも日常にもお仕事にも偏らず、彼らの愛おしい生活で、この雰囲気はなんともいえずシック(Chic!)とふと思いました。 彼らの抱える大人の事情は、大人なら…
襖くろーらー
吾妻は学習塾の正社員になり、久慈はお父さんの本の巻末に載せるエッセイを執筆中。なので、なかなか会えない二人です。 そんな彼らですが、多忙に引き裂かれてすれ違い仲違いなんて事にはならず。なにせ大人なので! つまらない邪推をしたりだとか、ワガママを言って相手を困らせたりなどは、しないでのです。なぜなら大人だから! 互いに聞き分けのいい日々を送りつつも、暇があれば会って、一緒にご飯を食べて、…
UーMe
取り敢えず、、、まずは一言残しておきたいと思います ………………。。。 って、、、『かーちゃんだったんかい…っ??!!』と…‼笑笑笑 出鼻を挫かれるというか”久慈らせられた”というか…?!(久慈らせる…完全なる造語ですがニュアンス的に久慈さんを匂わせる的な事ですかね?笑…お察し下さればこれ幸い) 脱線気味に始めてしまいましたが、いつも心待ちにしている大切で大好きなシリーズ作品で…
きいろぞう
日常がゆっくりと描かれるなかで そこから滲み出るように内面の成長が 描かれていく、かもめ先生のこの名作は 今回クライマックスを迎えます。 前回の後半で、ようやく素直な気持ちを 伝えることができた朔ちゃん。 普段、言葉にすることもなく 空気を読み合うようにして お互い居心地の良さを感じるようだったのが 一度、言葉にしてみると楽になったり 足元がしっかりしてくるような多幸感…
湘子
久慈×吾妻 40代に入る生々しい男臭さが漂いて、 強烈な場面はないものの、 心に染み込むような描写で、 ありふれた日々の疲れや挑戦の中で、 2人が一緒にいる時間の小さな喜びや、 お互いへの感情の動きがじっくりと感じられる。 リアリズムに溢れる2人の関係と日常についつい引き込まれてしまう。 吾妻が翻訳の勉強、コンクールのチャレンジ、 そして塾の仕事もきちんとこな…
umeair
スモブル3巻、コミコミさん特典小冊子のこちら。 二人の何気ない日常の続きが小冊子でも読めるのが嬉しい◎ 小冊子ですし、激しい感情の動きなんかはないんですが、いわゆる「平凡な日常」の幸せ、ってきっとこんな感じだよね、と読むとふわっと幸せな気持ちになります。 朝から久慈にじゃれつく吾妻がペットみたいで可愛いw 久慈の豊かな黒髪頭に思わずキスしたくなる気持ち、分かる気がする。 ベッ…
GWにシリーズ再読中です。 個人的には最新刊の4巻が神巻だと思っているのですが、こちらの3巻も「一つの区切り」の巻で、グッとくる。。4巻と同じくらい、この巻も、というよりシリーズ自体が神だなと勝手に納得。 住処と、仕事。この二つが大きな変化を迎える3巻。 久慈の友人真鍋の、「聴覚と嗅覚で この家を覚えてる」って言葉が印象的だったな… 本当、家の「匂い」って忘れないよなあ、友…