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波真田かもめ
きいろぞう
ネタバレ
とうとう終わってしまうのかぁと思いながら 読み出した3巻。 温ちゃんの就活、つばさの進学 ここから先は人それぞれの人生になっていくような。 急に拓けたところに放り出された感じの不安感。 がんばれがんばれって祈るような気持ちで読んでました。ほんと今時の就活って大変なんだなーなんて思ったりもして。 相変わらず、心象風景のように読んでるこちらを引き込む先生の作品。 とてもカロリーは…
湘子
温×つばさ 温とつばさの成長模様が、 まさに『バイバイ、センチメンタル 』に込められているの最終巻。 好きな人との不器用な接し方、 就職活動、夢への追求、家庭関係の複雑さという 青春期特有の悩みや、 恋の気持ちの乱高下を乗り越えていって、 センチメンタルな感情をバイバイして、 2人が一緒に新たな人生のステージへと進む素晴らしさが感じられる。 繊細で落ち着いたトーン…
襖くろーらー
久慈家が取り壊され、それぞれ別の部屋に引っ越した久慈と吾妻ですが、従前どおりの付き合いを続けています。疎遠になるどころか、都内マンションの狭さが二人の距離感を近づけている感もあります。 相変わらず付き合うとか何とか関係性にけじめは着けない彼ら。しかし吾妻には心境を変えさせるような悲しい出来事やモヤモヤするような出来事が起こるのでした。 ゲイであることで、好きな人から好かれる可能性を最初…
まりあげは
今回は、40歳の冬のお話。 2人の日常を美化せずに描き続ける。 だからこそグッと胸にくるものがあるお話なのでしょう。 原さんのエピソードや、高校生の頃の恋。そして多治見さんの訃報に関する周辺エピソードに、恋人との今後のあり方などなど、、ら 別々に暮らし始めることになったときは、これからどうなるんだろう…って不安になりましたが、2人は2人のまま。 最後の、「次ソファを買う時…
umeair
大好きなシリーズの4巻。自分にとって、本当に心に沁みる神作でした。 好きとか愛してるとか、直接的な言葉は交わさない二人ですが、 今作で言葉少なに交わされる会話に心打たれました。 (以下ネタバレあります) 「さみしい」「つらいよ」と言葉にした吾妻の姿には、思わず涙。。 しばらくページが捲れなくなったほど。 久慈の「いいこともたくさんあるよ」、このシンプルな一言の素…
みざき
波真田先生作品の中で1,2を争うほどフィクションの中にリアルさを感じる大好きなシリーズ。 もしかしたらすぐそこで暮らして居そうな人々を描くのが本当に上手い作家さんだなあと思います。 久慈と朔太郎の日常の中に溶け込んだ、思わず分かるなあと共感してしまう部分を見つけては、絵と言葉で自然とそれを表現してくれる手腕の見事さに脱帽。 しみじみと良さを噛み締めたくなるお話というか、大人2人の名前がない関…
Soukaiwako
これといって大きな出来事は起こらないけど、2人の日常の中でお互いを確かめ合う姿に萌えます! ずっと2人の姿を追っていきたい作品
UーMe
大事に読んでいるシリーズ作品です 日常BLのカテゴリーにはなるとは思うのですがコメディでもど真ん中なシリアスでもない、本当の「日常」に溶け込んだ作品だと思います なので過剰な演出はないけどずっと平坦でもなくって、だからこそ物語の緩急がつくような展開が自然で、、、まるで見知った誰かの経験談のようでもありそれは自分自身でもあったりするような感覚で読むというより見聞きしているような気分で作品に触…
藻とカレー
こういうBLのシリーズ作品が読みたいんよ〜めちゃくちゃいい、好き〜と何度も思いました。 おはようシリーズの時も感動しましたが、本作はその大人バージョンのようでこれまたすばらしい。 4巻の前に3巻を読み返したのですが、やっぱりめちゃくちゃよくて。 なのに私は発売後すぐに読んだ時、なぜ神にせず萌2にしたのか!?大馬鹿者です!すみません!(土下座) 今やBL続編において、当て馬キャラが出…
えすむら
相変わらずすんげー好きでしたので神。 シリーズって巻数重ねるとちょっと中弛みってのがあるはずなんですけど、こちら全然弛まない!周辺キャラが増えても全然ウザくない。それぞれの物語がさり気なくきちんと描かれていてちゃんと人物が見えるっていうのがよき。さらに、ささやかな物語が繰り返されることによる日常の奥深さ豊かさが感じられてきて、総じて人生って尊いんだぜって思える、こういうアプローチって刺さるんです…