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13/15(合計:149件)
本郷地下
あさだ2枚
ネタバレ
読むタイミングを完全に間違えました。ハマるときに読んでいたらもっとハマったと思う。勿体無いことをしました。いつか読み返したときには評価が変わっている可能性大です。 ずっと薄暗い作品です。緩急が強い作品の方が好きな傾向にあるので、もっと日常のシーンが混ざっていた方が入り込めたと思います。黒瀬(表紙奥)がレトルト飯を食べるシーンなんか生々しく描いてくれたらなぁ。黒瀬の表情の薄さについても、理由が…
まめだいふく
痴漢から始まる恋...だけではありません。 受け攻め2人それぞれが抱えた問題が重たくて苦しくて、セックスの描写でやっと息をつけるような緊迫感が漂っています。 黒瀬さんの感情がリアルでした。どれだけ後悔しても起こった事は変えられないし、時の流れは残酷に心の傷を癒していく。水葵が成長していく描写が、足踏みを続ける黒瀬さんと比較されて、より一層辛かったです。 一口でハッピーエンドとは言…
ぷれぱーる
とても素敵な作品でした。 ただ可愛いだけかと思っていましたが、 少し切なくて温かいお話です。 人間の直とテンのマルが織りなす、 日常のストーリーです。 ただ、マルはテン族?の跡取りなんですね。 連れ戻しに来たお付きの者や、母親がいました。 それでも全てを捨てて直の元に戻るマルに、 胸がキュッとなりました。 直もマルの事をとても大切にしていて、 二人の日常がずっと続け…
りねこ。
性的なものを過剰に拒否する母親に育てられた主人公が、 痴漢相手と関係を持ち抑圧された性欲を解放するお話。 モブおじさんが痴漢するならまだしも、なんでこんなイケメンで金持ちがリスクのある痴漢行為をするのだろうと最初は違和感が凄かったのですが、読み進めていくうちに納得できました。 エロ描写は多いですがそれメインではなく、 性行為により2人の心を解きほぐしていくのに必要な描写って感じです…
chikakumaco
なるほど。「メトロ」なのだ。 舞台は「東京メトロ」の何処かなんだろうけども。読後感は確実にフランス映画のそれだ。 この物語は「サブウェイ」でも「チューブ」でも無く、「メトロ」なのだと思う。 或いは、メトロポリタンを略した「メトロ」なのかもしれない。この都会の片隅で、苦しみもがき、抑圧されて。それでも必死に生き抜こうとする小さな心と心。終わりたいと願い、それでも生きていく。そんな小さなストーリ…
アキタ
表紙の攻めの目、受けの表情、インタビューでの 乳首責め推し… これらから連想していた自分の恥ずかしい想像とは 全く違った深い展開に惹き込まれました。 あ、乳首責めはとてもよかったです。 母親からの異常なまでの性的な物へ対する抑圧、 行動の監視に対する伴わない自分への関心、 日に日に溜まっていく息苦しさ… 水葵は無知で上辺こそ透き通るような透明感ですが、 根底には様々な感情が沈…
きらり
ドットブルーム!!!(信頼の雄叫び) 今年、というか今年度のドットブルームはトバしてる。 「あちらこちらぼくら新装版」「マイリトルドギー」「向こうの人」「リンクアンドリング」と来て「メトロ」!! どれも読み応えがあって、作家の色が完璧に出ている。 レーベルの色より作家の色を優先しているな、と思えるのがこのレーベルで、それが翻ってレーベルの色になっているんだろうなと。 ちるちるユーザー…
masaBL
父親の不倫で性的な事を「汚い」と言い放つ母親に厳しく管理されて育った水葵が いつも電車で自分の体を触ってくる忍に「それ以上のこと」を要求。 抑圧からの反動で真っ新だった水葵が どんどんエロいカラダになっていくのはエロ可愛かったです。 忍との一線を超えてからの水葵は 自分の中で渦巻いていた感情もスッキリして 自分を開放してくれた忍に惹かれていくのもまた可愛かったです。 一方…
華宗。
この物語は 単純な、主従関係SM物語ではありません。 地下鉄の仄暗い雰囲気の中に、微かに光が差し込むような独特の雰囲気を感じ、2人がそれぞれの柵から解き放たれるようなストーリーには、胸を打たれます。 しかしながら…… 雰囲気を大切にする為に敢えて省かれたであろう表現が、物語を分かり辛くしてしまっているようにも感じました。 また、ムチムチで張り裂けそうな雄っぱいが好きな自分には、…
若干、表紙で損しているように感じました。 闇を抱える2人の共依存の話かと思いきや、実は水葵の成長の物語だと思います。 母親に性を抑圧されている水葵が、電車内で痴漢によって開発されていく。 痴漢を見つけ出し、脅して取引を持ちかける水葵と、それに応じる忍という男。 2人は密会を繰り返し、水葵は会うたびに忍に抱かれるようになり… 水葵が忍に言う、「もっと汚して欲しい…」という言葉に水葵…