火崎勇さんのレビュー一覧

ロードライト ~冴えた結晶~ 小説

火崎勇  犬養陵一朗 

運命の出会いと再会

攻・ジュエリーデザイナーの芳村史柾
受・宝石店勤務の雨宮裕一
同級生です。
20代後半。

古い作品のレビューでスミマセン。
思い入れのあるシリーズなんです。

高校生の芳村の描いたジュエリーデザイン画を見て「キレイ」だと言った雨宮。

芳村は「俺様」なタイプですし、ガタイもいいので普通なら「ジュエリー」とは結びつかない。
「似合わない」「ありえない」等と言われる思ったのでし…

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寡黙に愛して 小説

火崎勇  北畠あけ乃 

性格のいい2人の不器用で丁寧な恋愛

火崎勇さんの本を数多く読んでいる中で、ベスト3に入るお気に入りの本です。
あらすじから想像するような借金を嵩にして身体を無理矢理とか、そういう展開では全くありません!
不器用な攻めと性格のとてもいい受けとで、心が穏やかになる温かい話です。

不動産会社社長・宗像天章(28)メガネ不器用ヘタレ攻め×借金持ちのアパート大家・有里早紀 性格のいい健気受け
祖母のハルをなくしたばかりの早紀の前に…

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もう一度キスして 小説

火崎勇  御園ざぼん 

全てが萎える要素に

ヘタレで口下手な攻めに、好きなのに思いが上手く伝えられない受けです。
どちらのキャラも不満が募って好きになれず、苦手でした。
火崎勇さんで同じヘタレ攻めで切ない展開が似ている話なら、『初恋の未来』の方がネタが上手く昇華されているので、こちらの方がお勧めです。

リーマン・安芸清史 ヘタレ口下手硬派攻め×出版社の記者・楠本和英 乙女誘い受け
大学卒業の時に別れた男と7年振りの再会を、取材に…

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それからの物語 小説

火崎勇  岬ありあ 

酔った時の記憶をなくす罪な攻め

べろべろに酔っ払うと嘘がつけなくなる攻めで、その時だけ本音を口にします。
まさか、このネタで切ない気持ちになるだなんて、思ってもいなかったです。

2個上の先輩・朝倉純考 ムッツリ硬派ヘタレ攻め×新卒社員・東野亮 健気受け
独身寮が満杯なので、2人一緒のアパートが割りあてられている。
朝食に誘ってもいつも断られているが、半焼きのたらこを出すと食べてくれて、あの事が本当だとわかる。
それ…

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恋の一秒は千年の忍耐 小説

火崎勇  高群保 

本当に浮気したら、捨てられるよ~

攻・無花果零。自由人で天才カメラマン。
受・真屋渚。広告代理店勤務。趣味はフリーのマネジメント業。
年の差は7歳。

出会いは小学生のときでした。
最初は「かっこいいお兄さんだなぁ」というレベルの感情でしたが、中学生のとき、無花果(弟)の部屋に遊びに来ているときに、無花果(兄)の部屋から聞こえてきた喘ぎ声を聞いてから、そういう意味で意識するようになりました。
弟にお灸をすえるつもりで(…

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アンコンビニエンスでいいから 小説

火崎勇  成神護 

火崎勇さん初期作

火崎勇さんの初期作で、短編集です。
後々の作品のエッセンスが詰まっているので、火崎さんファンなら成程と思うかもしれません。
高校生カップルよりも、年が上のカップルの方が生き生きして書いている感じです。

『アンコンビニエンスでいいから』
高校二年・森村大河 口が乱暴で根は優しい攻め×高校二年・川武直弥 トラウマ持ちの真面目受け
直哉はコンビニと呼ばれて、人から便利な奴と思われている。

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恋の一秒は千年の忍耐 小説

火崎勇  高群保 

生真面目な初恋の行方

今回は天性の才能で世界を渡り歩くカメラマンと
広告代理店のエリートクリエーターのお話です。

二人の出会いから2度の別れと再会を経てまとまるまで。

受様の好きな人は親友の兄で7つ年上の男。
当然、彼が今回の攻様です♪

受様は小学生の時に
九<いちじく>という変わった名前の子と知り合います。
小柄で可愛い彼はイジメられっ子で
気になって声をかけた受様はすぐに友人…

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一秒でも世界は変わる 小説

火崎勇  高群保 

20センチもあるのね、身長差

攻・看板デザイナー無花果
受・新人デザイナー山下(25歳)

一言で言うなら「小学生のレンアイ」です(笑)。

社内コンペで最後はいつも無花果に負けてしまう山下。
いくらフレックス制だとは言え、無花果はほとんど会社に出てこないし、出てくれば自分をからかってばかり。
仕事は会社でなくてもできるとわかっていても、いい加減でだらしのない無花果に勝てないのがとても悔しい。

会社の飲み会…

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二人のポジション 小説

火崎勇  御園ざぼん 

オトメすぎる受け

リーマン同士の年下攻めで、大人同士の恋愛であるはずなのに子供っぽかったです。
特に受けが乙女で女々しすぎて、耐えられませんでした。

部下・氷室幹也 忍耐力攻め×上司・石坂雄高 乙女受け
めでたく両想いになったというのに、石坂は悩んでいた。
年上で上司なのに、部下の氷室に自分が抱かれたくて。

ポジションに悩むというから、既に肉体関係があって、受け攻め交替のリバに関連した話だと思って…

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心のカンヅメ 小説

火崎勇  里中守 

悩みまくる受け

明るすぎて何にも悩みがないBLは嫌という方には、お勧めです。
とにかく、受けの歩未が攻めを好きでいていいのか、自分は一緒にいていいのかと、胃まで痛くして悩みに悩んでいる話です。

従兄弟・若宮秋良(野球部で高校生)俺様攻め×岡本歩未(高校生)真面目自虐受け
昔から従兄弟が好きで、父親の単身赴任にも秋良の傍にいる為に断って一人暮らししている。
秋良が彼女と写っている写真を見てしまって、更に…

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