火崎勇さんのレビュー一覧

臆病な恋人 小説

火崎勇  史堂櫂 

受けの前彼が最低

男運が悪かった根が真面目な受けが、ようやく信じられる人に出会います。
過去のトラウマから弱気になっているので逃げ腰で、序盤は逃げに逃げます。
受けが過去に他の男と関係を持っているのが苦手な方は、ご注意。

会員制宝飾店社長・鹿沼 俺様抱擁攻め×昼寝屋の雇われ店長・佐伯優紀 真面目受け
前の男の所為で職場をいづらくなり、新しい職場の「昼寝屋」で佐伯は頑張って働いている。
ランチに行くお店…

2

いたいけなケダモノ 小説

火崎勇  陸裕千景子 

しっかりとよく見ていて欲しい

お互いがとっても必要な2人が出てきます。

遺産で悠々自適生活の冬柴 ヘタレ攻め×孤独な高校生・果南 孤独健気受け
親の遺産が沢山あるので、悠々自適な生活をしている冬柴。
人の喜ぶ顔が見たくてお金を使って、男とも女とも気軽に遊んでいる。
そんな冬柴の家に、友人が果南を連れてきて。
愛が欲しい少年と愛をあげたい冬柴とで気持ちが一致して、愛を育むのだが交際を反対されて。

いい加減、い…

0

キープハート 小説

火崎勇  香雨 

弱気な新入社員

火崎勇さんの初コバルト文庫の本で、精神的な救済と攻めの純愛です。
人に嫌われるのが怖くて自信がない新入社員が出てきます。

謎のバーテンダー・瀧沢終生 抱擁攻め×新社会人・萩原奏 真面目弱気受け
新入社員の奏は人に嫌われるのが怖くて弱気で、上司に嫌われて青息吐息。
奏に好意的な上司に連れていかれた先で、バーテンダーの瀧沢にいきなり指導される。
瀧沢を恐れる奏だが、徐々に誤解だとわかり…

0

ロードライト(2) ~様々な光~ 小説

火崎勇  犬養陵一朗 

地に足のついた恋愛

攻・芳村史柾
受・雨宮裕一

ロードライト~冴えた結晶~の続編です。

雨宮の勤める宝石店で、新人デザイナーのコンペがあり、それに参加する新人3人の1人が芳村です。
雨宮もそのコンペが行なわれる展示会に仕事として関わるのですが、参加デザイナーの今田が雨宮に接近してきます。

家出をして行方の知れない弟に似ているから、と雨宮に自分の作った宝石を渡そうとしたり、芳村との関係を疑い「悪い…

0

胸の獣 小説

火崎勇  石原理 

胸の中の獣

そうよ!これよ!
こんな、対等な関係を求めて、丁々発止とやり合うような話が読みたかったのよ!!
と、思わず膝を打つような、ツボをつく作品でした。

表題作は、飯島と具志堅がプールサイドで出会って、獣のような駆け引きの末初エチまでで。
ここで終わりなら、私の嫌いな俺様な攻めと、気の強いMネコちゃんのお話。
せいぜい「萌」レベル。
でも、この本は、ここまでが前振りで、この倍の分量のメイン…

1

ブリリアント 小説

火崎勇  麻々原絵里依 

ライバルで親友で、恋人未満

攻・飾沢由哉(29) 日本画家 東和グループ総帥の息子
受・紺野八潮(27) 

飾沢は逞しい身体と全体で捉える絵を描く。
紺野の画風は細かく書き込む「繊細」な画風。

2人の出会いは画壇の新人賞。
飾沢の周囲には「金で賞を買った」と貶す者か、取り入ろうと媚を売る者しかいなかった。
そこに同時に受賞した紺野からの「作品を買いたい」との申し出。
初めは、コイツも自分に取り入ろうとす…

0

悪辣で優しい男 小説

火崎勇  稲荷家房之介 

本命には弱い攻め

酷い男が酷いまま、出てきます。
攻めが営業の為に受け以外の男を抱くので、苦手な方はご注意。

リゾート開発会社営業・不和東洋 俺様ヘタレ攻め×経理の貴公子・斐川 芯が強い受け
用地買収する為に土地を持っている爺さんと婆さんの孫娘や孫息子を色仕掛けで落として、用地を手に入れるのに使っている。
その後のフォローも完璧にしていて、歩合制でもうかる会社で稼いでいる。
経理の斐川とは新人研修の頃…

1

天使も鳴く場所 小説

火崎勇  しおべり由生 

もうちょっと待って

過去に強姦されたトラウマから、恋人と触れ合うのが怖い受けが出てきます。
攻めはヘタレワンコな年下攻めで、発情期真っ最中で、若さを感じさせます。

後輩・杉本圭吾 ヘタレワンコ単純発情攻め×会社の先輩・永瀬晶 トラウマ受け
永瀬を好きになった杉本は告白をするのだが怯えられてしまって、冗談と言う事にする。
お昼をおごったりそっと距離を縮めながら、いまも永瀬を思っている。
大きな仕事を取って…

0

ロードライト ~冴えた結晶~ 小説

火崎勇  犬養陵一朗 

運命の出会いと再会

攻・ジュエリーデザイナーの芳村史柾
受・宝石店勤務の雨宮裕一
同級生です。
20代後半。

古い作品のレビューでスミマセン。
思い入れのあるシリーズなんです。

高校生の芳村の描いたジュエリーデザイン画を見て「キレイ」だと言った雨宮。

芳村は「俺様」なタイプですし、ガタイもいいので普通なら「ジュエリー」とは結びつかない。
「似合わない」「ありえない」等と言われる思ったのでし…

0

寡黙に愛して 小説

火崎勇  北畠あけ乃 

性格のいい2人の不器用で丁寧な恋愛

火崎勇さんの本を数多く読んでいる中で、ベスト3に入るお気に入りの本です。
あらすじから想像するような借金を嵩にして身体を無理矢理とか、そういう展開では全くありません!
不器用な攻めと性格のとてもいい受けとで、心が穏やかになる温かい話です。

不動産会社社長・宗像天章(28)メガネ不器用ヘタレ攻め×借金持ちのアパート大家・有里早紀 性格のいい健気受け
祖母のハルをなくしたばかりの早紀の前に…

0
PAGE TOP