火崎勇さんのレビュー一覧

甘くなくても 小説

火崎勇  朝南かつみ 

萌ポイントは、俺様攻の土下座

攻・城栄重 スポーツショップ社長
受・外川 スポーツメーカー営業

在庫管理から営業に移動になった外川は、指導係としてつけられた根岸にうんざりしていた。
その根岸に連れられて得意先のガイズ・スポーツへ行く。
在庫管理時代にガイズの「城」と電話で口論をした経験のある外川。
その城に新製品を薦める根岸だが、商品説明がいい加減で全く営業になっていなかった。
横から外川が説明を補足していると…

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楽天主義者とボディガード 小説

火崎勇  新藤まゆり 

うーん、掴みどころが。。。

なんとなくジャケ買い、な一冊。ま、ぶっちゃけ「ボディーガード」とあるだけで手が伸びるわけでございますよ。
ですけどね~~、これはイマイチ萌えませんでしたわ。

受けはイケててクールなIT会社社長・平泉。 ゲイ。
親戚が大金持ちなのに、支援は受けず、自分の才覚一本で、小さいながらも会社を立ち上げて、軌道に乗せている。

この平泉がまず、好みじゃなかったんですね。
「嵐のあと」の榊さんも…

2

ケダモノのティータイム 小説

火崎勇  依田沙江美 

隠れスウィーツ男子(攻)

攻・企画課 和田
受・総務 藤代

藤代は総務の一番の若手で、新卒2年目なので24歳かな?
和田は企画課では有名なやり手らしいので20代後半以上と思われます。

急ぎの注文で企画課に消耗品を届けに行った藤代は、そこで憧れの和田と対面します。
和田はピリピリしており、藤代を怒鳴りつけますが…藤代からチョコレートの香りを嗅ぎ取った彼は、「出せ」と有無を言わせずチョコを奪い取り、その場でバ…

1

私の知らないアナタが欲しい 小説

火崎勇  杉原チャコ 

信用が足りない

主従物で、攻めの気持ちが見えなくて不安になる受けの話です。

秘書兼お目付け役・倉部謙 抱擁攻め×医薬品メーカー社長令息・宮郷和緒(22)誘い受け
姉が結婚して自分が跡継の座から外れたので、倉部に思いきって告白をする。
彼は祖父の代からの恩があるので、跡継の立場の自分には手を出せないだろうと思っていたので、ようやく気持ちを伝えられた。
受け入れてはくれたが、いつまでたっても求めるのは自…

1

愛の才能 小説

火崎勇  巴里 

主人公の本気出したところは最高に盛り上がりました

求職中の主人公に突然のヘルプからはじまりました。
最初は「使えない」人物であった主人公が、ひょんなことから「実はかなり有能」なポジションになります。

前半、役にたっていないことは無いけれど、力にはなれていない主人公が自分の「無力」に少し気分が沈んでいます。そんなときうっかり社長の秘密を知ってしまい・・・

後半、本来の実力を発揮することができたものの、社長の周りには敵が多く、それに巻き…

1

最後の純愛 小説

火崎勇  宝井さき 

あまりにもヘタレ過ぎる攻め

攻めがヘタレで女々しくて、攻め視点なので余計にきつかったです。
その反対に、受けは男らしくキッパリさっぱりしていて、かっこよかったです。

フリーライター・巨摩秋庭 ヘタレ乙女攻め×リーマン・芝恭弘 気丈大人受け
アパートが無くなって引っ越し先に困っていた所を、友人の紹介で芝に会う。
煙草は吸うし、重い本ばかりだがいいのかと言うと、率直に答えて性格がいい芝に好意を抱く。
上手くいって…

2

胸の獣 小説

火崎勇  石原理 

男のプライドが生きている

肉食獣同士の恋愛で、対等な立場を求める男と男の恋愛って所がよく出ていました。
受け受けしくない受けをお探しの方に、お勧めです。
攻めが浮気をするのが苦手な方は、ご注意。
火崎勇さんの本の中でも、異色作という印象を受けました。
新書版で発行されていたものを文庫化したもので、時代に合わせて内容を少し修正しましたが、収録作品の違いはないです。石原理さんの挿絵が作中人物像と絶妙にマッチしています。…

1

この手の先に… 小説

火崎勇  円陣闇丸 

どちらも臆病すぎた

恋愛に対してトラウマがあるので、臆病な受けが出てきます。

宝飾関係の会社・朝比大 俺様攻め×印刷会社・佐倉波人 真面目ネガティブトラウマ受け
毎夏、参加していたキャンプで、初恋の人が出来る。住所も交換して、来年の夏に恋人になろうと約束をする。
それなのに、キャンプには来なくて手紙も返事が来なくて、振られたと思って過去の傷でトラウマに。
エレベーターで毎朝会う人の手が気になっていたが、過…

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花に射す影 小説

火崎勇  朝南かつみ 

突然の失踪の理由とは?

王道な展開であらすじを見ただけであらかたの予想が出来ても、ネタばらしを読むのが楽しみという話でした。
攻めの仕事を頑張っている描写が、仕事が出来る攻め好きにはヒットでした。

松阪家の愛人の息子・仁科史郎 一途硬派攻め×松坂家の養子と言われる杉浦日向 健気メガネ受け
母親が愛人で息子の仁科は妄執の犠牲者となり、女と言うものに複雑な思いを抱くように。
大学で杉浦に会って、誰にでも笑顔で親切…

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命令を待ってる 小説

火崎勇  葛井美鳥 

とても優しい攻め

攻めの純愛で、とにかく受けに優しい大人の攻めが出てきます。

デザイン文具の輸入販売店社長・大月一馬 抱擁攻め×雑誌社の記者・市来礼 トラウマ受け
編集の市来は、特別が嫌いで、特別が怖い。
それは、特別に父親が有給休暇を取って、特別に学校が休みでない日に休んで、特別に遊園地に行って、そんな特別な日に両親と事故にあって全てを無くしたから。
だから、平凡がいい。平凡に生きていられれば、いい。…

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