火崎勇さんのレビュー一覧

ただ一人の男 小説

火崎勇  亜樹良のりかず 

ただ一人の…


まさにタイトルが内容を如実に表していると思います。
タイトルの候補には
起動 リモート リムーブ
なんてのがあったらしいですが、やはり決まったものが一番いいですね

主人公である如月は幼い頃のトラウマから、人間を「もの」としか見ることができません
だから周りの人間の反応や行動に意味を感じず、ひどく無感動な性格をしてます

ただそう書くと淡々としてるクールな受けを想像すると思うんですが、そういう...

1

夢の終わり 小説

火崎勇  いさき李果 

真実はどこに…。

記憶喪失の男とその男を連れ帰った男の物語。

記憶喪失で病院に入っていた朝里は、ある日、木津川という男に連れ帰られる。
木津川は憎しみ故に朝里を強引に抱く。
だが、それは確かに暴力でありながら朝里にとっては…。

ただの記憶喪失モノではなくて、その奥にもう1つ事件が絡んでいて捻りが合って面白かったです。
憎むべき相手であったはずの男が記憶喪失となり何もかも覚えておらず。
それなのに…

1

傷つかないからキスをして 小説

火崎勇  梨とりこ 

ヘタレ刑事にツンデレ検事の続編

信じてないからキスをしての続編が登場です。
捜査中に怪我をした加倉井に怪我の療養と言われ
誘われて二人で旅行に行き、そこで殺人事件に遭遇。
第一発見者として捜査協力をするかと思っていた
加倉井が、関係ないとそ知らぬふりを・・・
いつもなら真っ先に事件を捜査する加倉井なのに
遺体を見た後は何故か頑なまでに係ることをさけ、
千条にも旅行だから係るなと、らしからぬ発言を。

相変わらず…

5

もう一度キスから 書き下ろしショートストーリー グッズ

甘えん坊さん♪

いやぁ~この事後番外編、実にいい!!
あの峰岸が、こんな甘えん坊さんだったなんてwww

同居を始めた二人ですが、どうも過去、大杉が峰岸の前から姿を消してしまった事がトラウマになっちゃったみたいなんですw
「一人住まいの家は寂しい」というけど、元々一人ならいいのだけど、二人になると、自分が帰った時に相手の姿がないと、また自分が何か粗相をして大杉はいなくなってしまったんでは!?って不安になる…

6

もう一度キスから 小説

火崎勇  北沢きょう 

我慢しちゃいけない、見栄張っちゃいけない、きちんと言葉で伝えなくちゃいけない

相手が奥ゆかしく、自分にベタ惚れなのをいいことに、その愛情にあぐらをかいた結果、初めて気が付いた大切な失くしたくない者。
そんな傲慢な攻め視点で描かれる作品は、ともすれば攻めの言い訳にも見えなくもないのですが、彼の後悔と根性入れ替え、そして恥も外聞も捨てて、ありのままをさらけ出して土下座して謝る姿に、気分爽快とはいえないまでも、ちょっとイイな~と萌え頂きました。
きっと彼は、もう二度と彼を悲し…

4

Chocolat bunko After Story collection vol.1 グッズ

どれも良かったよ~♪ありがと~♪

忘れた頃にやってくる応募者全プレ小冊子、ショコラのアフターストーリー集は豪華版でした!

ショコラ文庫創刊から前半期発行のうちの13作品のショート集。
うち本編7作品は、橘には珍しい新刊オンタイム既読のタイトルで、それらのちるちる評価は“萌え”以上ばかり^^
その評価を1ランク上げても良いと思えるショートもあったし、本編未読だけど、このショートから購入を考えている作品もあるんです~!
ま…

3

ただ一人の男(2) 小説

火崎勇  亜樹良のりかず 

健気になった受け様

シリーズ物の2作目になります。前回様々なトラブルに
見舞われながらも、恋人同士になった二人のその後です。
さぞやラブラブかと思いきや、やっぱりデロ甘にはなりません。
如月は尾崎をただ一人の男と認識してはいますが
相変わらずそれ以外は人形状態にしか思えない状態。
1作目にかかわった尾崎の昔の舎弟と勤め先のマスターだけは
例外になりつつ、それ以外には興味も関心もないです。
それでも尾崎の…

1

もう一度キスから 小説

火崎勇  北沢きょう 

俺様だ~!!嫌な奴でした。

すっごくムカつく攻めでしたね~!
どうしてやろうか!!って思うぐらい俺様で嫌な奴でした。その俺様的な事を計算してしている所がもう特に嫌でしたね。
再会ものなのですが、最初はムカつきながらも結構引き込まれて楽しませていただきました。
ラストは攻めも変わって行き、ただ健気に待つだけだった受けも成長してと、面白かったです。

再会ものです。
大学の頃知り合って、大杉は峰岸の事が好きだ…

3

もう一度キスから 小説

火崎勇  北沢きょう 

身勝手な恋愛だねぇ~

これは・・・ほんとになんて身勝手な男なんだろう!って
久々に躊躇なく思える攻め様でしたね~
まるで大好きな子を苛めて関心を惹きたい小学生です。
下手に大人な分だけ性質が悪いんですよね。
本人は飴と鞭を上手に使い分けているつもりでも
S道の才能がないので独りよがりでしかないです。
簡単に言えばどんなことをしても絶対に受け様が
離れて行かないって言う根拠のない自信と無意味な
プライドを…

3

同居人はケダモノ!? 小説

火崎勇  一馬友巳 

設定に無理有り過ぎ

義兄弟モノって事で、近親モノスキーとしてはこれは読まねば!!!で読んでみたんですが、うーん……ストーリー的には可も無し不可も無しなんですが、設定がですね……無理有り過ぎます!

杳〔受〕は、6年間音信不通の連れ子同士の義兄弟の弟である遼一〔攻〕を探していて、偶然に彼がルームシェア相手募集している事を知り、髪を染めメガネをコンタクトにして偽名を使い遼一の同居人になります。
6年間会っていないと…

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